文化会館をまちを耕す場所に。尺八から始める、近江八幡の新しい文化づくり
尺八一本から、近江八幡のまちに新しい文化の流れをつくりたい。 私は、近江八幡市地域おこし協力隊の 櫻井 咲山(さくらい しょうざん)です。 【 https://omi8man-ch.jp/staff/syozan-sakurai/ 】 プロフィールはURLから↑ご覧いただいた方はぜひ「興味ある」をよろしくお願いします。
これまで尺八演奏家として、さまざまな舞台で演奏してきました。今はその経験を、地域のために使いたいと思い、近江八幡で活動しています。
私がつくりたいのは、演奏を「聴いてもらう」だけの文化ではありません。自分で音を出し、誰かと音を重ね、そこから人と人がつながっていく。そんな「参加する文化」を、このまちに根づかせたい。
そして、文化会館を「観に行く場所」から、「出会い、挑戦し、何かを生み出す場所」にする。
そこで生まれた小さなアイデアやつながりがまちへ飛び出し、また新しい人や発想が文化会館に戻ってくる。そんな循環をつくりたい。
文化が人を育て、人がまちを育てる。
私は、本気でそんな近江八幡をつくってみたいと思っています。
尺八一本から、まちの未来を。
私は、尺八演奏家です。
これまで、迎賓館での国賓歓迎演奏や、映画『20世紀少年』の録音演奏への参加など、国内外でさまざまな演奏活動をしてきました。
そんな私が、なぜ、近江八幡市の地域おこし協力隊になったのか。
それは、「音楽には、人と人、人と場所をつなぐ力がある」と信じているからです。
尺八の「音が出にくい」からこそ生まれる楽しさを伝えたい。 尺八は、誰でも簡単に音が出る楽器ではありません。 むしろ、最初の一音がなかなか出ないことが多い。 でも私は、その“難しさ”こそが、最大の魅力だと思っています。
息の角度を少し変える。 姿勢を整える。 身体の使い方を工夫する。
そうした小さな調整の積み重ねで、ある瞬間、ふっと音が生まれる。 その「自分の息が音になる」瞬間は、他の楽器では味わえない特別な体験です。
だからこそ、もっと多くの人にその瞬間を味わってほしい。 そんな思いから、近江八幡で塩ビ管を使った尺八ワークショップを始めました。
「自分だけの尺八をつくる」 「実際に吹いてみる」 「みんなで音を合わせる」
年齢も、音楽経験も関係ありません。 音が出なくてもいい。 出ないからこそ、もう一度試したくなる。 その探求心や向上心が、音楽の入口になると私は思っています。
楽器を「鑑賞するもの」から「触って楽しむもの」へ。 音楽を「誰かが演奏するもの」から「自分も参加できるもの」へ。
尺八の奥深さと面白さを、近江八幡で少しずつ育てていきたい。 そんな気持ちで、私はこの活動を続けていきます。
文化会館を「観る場所」から「つくる場所」へ
そして、私が今後取り組みたいのが、近江八幡市文化会館を核とした地域の文化づくりです。
文化会館は、コンサートや演劇を「観に行く場所」。
もちろん、それも大切です。
でも私は、そこからもう一歩踏み込めると思っています。
「ここで何かやってみよう」 「ここで誰かと出会えるかも」
そんな気持ちが生まれる場所にできないだろうか。
文化会館で生まれた出会いや経験、アイデアがまちへ出ていく。
そして、まちで生まれた「やってみたい」が、また文化会館へ戻ってくる。
文化会館とまちの間に、人と文化の循環をつくる。
それが、私の目指していることです。
地域に「文化の土壌」をつくる
地域に「文化の土壌」をつくる
私は、地域づくりは農作物を育てることに少し似ていると思っています。
道路や建物、施設など、目に見える「形」を整えることはもちろん大切です。
でも、人が集まり、話し、出会い、何かを始める。
「ここに住んでいてよかった」 「このまちで、こんなことをやってみたい」
そう思える環境も、地域には欠かせません。
文化芸術には、そんな目に見えない土壌を豊かにする力があると思っています。
だから文化会館は、文化を一方的に「提供する施設」ではなく、地域に人の出会いや新しい活動を生み出す、「肥やし」のような場所になれるのではないでしょうか。
文化会館で生まれた小さな芽が、まちのあちこちへ広がっていく。
私がやりたいのは、尺八の演奏会を増やすことだけではありません。
尺八を入口にして、音楽に触れる人を増やしたい。
音楽をきっかけに、人と人が出会う場をつくりたい。
そして、そこで生まれた「やってみたい」を、地域の新しい活動につなげていきたい。
その先に、文化が人を育て、人がまちを育てる近江八幡があると思っています。
そんな挑戦に、一緒に関わってくれる人と出会えたらうれしいです。
このプロジェクトの地域
近江八幡市
人口 7.87万人
近江八幡市が紹介する近江八幡市ってこんなところ!
本市は、湖上の交通路と陸上交通路の要衝地として発展し、各時代の重層的で多様な歴史文化が現在のまちの趣や品格を形成しています。 戦国時代に楽市楽座令が布かれた地域として、古くから商人の往来があり、本市は、外から多くの人々を受け入れてきた長い歴史と、各地からの物資や情報が集積する地としての性格を有しています。また、本市は、外から人・物・情報を受け入れるだけではなく、江戸時代から他国で商いを行う(行商、出店)、旅行者としての長い歴史も有しています。 本市には、琵琶湖の豊かな水及び土壌のもとで長年受け継がれてきた伝統野菜や湖魚を使った伝統的な郷土料理、市内各地で様々に発展してきた集落の生活文化、火祭りをはじめとした特色ある祭礼及び年中行事、内湖、湖上交通等に支えられたヨシ製品などの産業・生業が、暮らしの中に脈々と息づいています。 また、八幡商人の倫理及び道徳をはじめ、ウィリアム・メレル・ヴォ-リズの活動にも見られる「社会貢献」の精神風土が現在も大切に受け継がれています。
このプロジェクトの作成者
近江八幡市といえば、多くの映画ロケ地にもなる「八幡堀」、織田信長の居城であった「安土城址」、風情ある西の湖の水郷景観に、琵琶湖唯一の有人島である「沖島」など、歴史と文化、そして自然が調和したとても風光明媚なまちです。 ですが、近江八幡の本当の魅力はそこで暮らす、関わる「人」にあります。「三方よし」で知られる八幡商人(近江商人)や、名誉市民第1号でもあるウィリアム・メレル・ヴォーリズの社会貢献の精神は脈々と受け継がれ、今なお市民活動がとても盛んな地域です。 とても熱意のある、とてもおもしろい人たちがこのまちにはいます。そんな人たちと一緒になってまちを盛り上げる仲間に加わってもらえませんか!?