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- 生きる力の根っこを育む、ちいさな山村の保育士募集。
土地の9割が森。村の全人口はわずか900人。1学年の子供の平均人数が4人。高齢化率は54%。
まるで絵に描いたような日本の田舎風景、山村の日常が広がる場所、長野県根羽村。
小さな村で、少子高齢化も進み子どもが年々少なくなっているからこそ、子どもは地域にとっての宝であり、村全体で血縁関係がない大人も一緒に子供の成長を日々見守っています。
そんな村に唯一ある根羽村保育所で、正規職員の募集を行います。
小さい村から社会という大きな荒海にいずれ羽ばたくであろう村の子どもたちの、根っことなる土台づくりに関わる保育士を募集します。
主導権は子供の手に。保育士が目指すのは最高の「サポート役」。
保育所として大切にしたい方針。それは「個性を尊重できる関わり合い」を子供たちと行い、良い根っこを育むことです。
これまでの保育所では個性の尊重よりも、「管理」や「指示」を通じていかにスムーズに安全な運営ができるかが重視されてしまっていた部分がありました。
しかし、村の特徴や社会の現状を踏まえ教育方針を考え直した時に、子供1人1人が主役になれる環境づくりが大事であると考えました。
今私たちが目指しているのは「最高の黒子」として子供と接すること。
大人が先回りするのではなく主導権を子どもたちに持たせ、失敗に向かうことがあってもギリギリまで手を差し伸べることを我慢すること。新たな課題に向かう時に、大人が解決をするのではなく、子供たち同士で話し合いを行いながら前に進んでもらうこと。
つまり、子供1人1人が主役になれる環境をつくることにフォーカスを当てるような方針に切り替えています。
現状は方針転換に伴う変化のタイミングで、現場としても個々の保育士のスキルアップ、チームとしての動き方などの改善等を行っておりますが、その変革のタイミングで新たな保育士に入ってもらい、子供が主役になれる保育園づくりを一緒に作っていければと考えております。
「子供が主役になれる保育園」の実現に、一緒に携わってくれる人
今回、根羽村保育所としても県内以外からの採用を行うのは初めてですが、「子供が主役になれる保育園」の実現に、一緒に携わってくれる人を募集しています。
この村の教育の特徴は「少人数」にあります。村全体でも学校は小中一貫の義務教育学校が1つ、そして保育園も1つのみ。少人数、小規模体制のメリットを活かすべく教育環境の整備を、村としても力をいれています。
この特徴を活かした保育園になれることが、重要だと考えます。
山村の保育園は必ずしもすべてが働きやすい環境とはいえません。給与水準も他の大きい規模の地域に比べると低く、整っていないことも多くありません。住居環境としても近くにコンビニやショッピングモールはないため、不便なことも多々あります。
ただ、1人1人の子供と対等に、「個性」を大事にしながら触れ合える機会があります。
もし、今回の募集に少しでも興味をもっていただき、詳細を知りたい、または現場を見てみたい、という要望がありましたら、メッセージを送っていただけると幸いです。
皆様のご応募、お待ちしております。
根羽村保育園職員募集要綱
根羽村保育園職員募集
1.対象:保育士( 1 名)
2.条件:保育士及び幼稚園教諭2種の両方の資格を有する
方、又は令和4年3月末までに資格取得見込みの方で、昭和56年4月2日以降に生まれた方
(3年以上の経験者優遇)
3. 採用年月日 :応相談(即日も可能)
4. 受付締切 : 令和3年12月 22 日(水)
5.採用試験 :申込受付後、個々に通知
6.給与:根羽村給与条例に基づく
詳細や応募を希望される方は、直接メッセージにてお送りいたします。
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長野県根羽村は、森林が9割、人口がわずか900人の小さな村です。
しかし、この小さな村の中で村民たちが力をあわせて、村を楽しくしようとしています。森林の中で親子で遊ぶ企画をしたり、地域の食材を使った郷土料理を食べたり、夏には源流の川で水遊びも。
その暮らしやすさや魅力に、2020年には19世帯、46名の方が新たに村に移住してきました。
理想と現実にはまだまだギャップがありますし、取り組むべき課題や不便も山積しています。また、全国各地の山村が持続することさえも厳しい中、私たち根羽村も決して健全ではなく、気が抜けない日々が続いております。
でも、そういうプロセスも村内の色々な人たちと意見を出し合いながら、前に進めようとそれぞれが頑張る空気がとても私たちは好きです。
「まずは現場を見てみたい」「直接話を聞いてみたい」「根羽村の空気を吸いたい」「村民の話が聞きたい」などなど、気になる方はぜひご連絡ください。
移住コーディネート 窓口
一般社団法人 ねばのもり
代表理事 杉山 泰彦
<一般社団法人 ねばのもり>
2020年8月より根羽村で設立。「村ごこちを高める」をテーマに、根羽村役場と連携しながら地域のコミュニティスペースの運営、放課後子ども教室事業、自然体験教育事業、移住定住窓口業務を手掛ける。自社事業として古民家宿の営業や、森林資源を活かした企画運営等も行う。
<担当:杉山泰彦>
1991年生まれ。累計20地域にて地方創生事業にて企画営業から納品まで行なった後、2018年12月に根羽村に移住。地域おこし企業人として、村全体のPRブランドづくり、地域資源を活用した事業づくりを担当している。2020年8月、一般社団法人ねばのもりを設立。
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