明和町斎王は、昭和の歴史的発見として、平城京や平安京に次ぐ都の発見と言われました。天皇の娘が「伊勢神宮」を守る立場として斎王ができ、歴史的価値は大変な場所です。そこから地域おこしとして様々な施設やイベントが繰り広げられてきたのですが、どうしても「教育的観点」からになってしまい、これから全国、いや海外からも訪れていただくためには、エンターテイメントの観点」からイベントを開催することが急務です。また地元のワカモノも「歴史的にね・・・」程度しか理解していなく、もっと関心を持っていただくためには、地元の大人たちからでなく「ソトモノ」による「ワカモノ」が、ブリッジになって、一緒にイベントを作っていくようにしたいと思っています。
すでにワカモノ起業家セミナーや中学生らと地元の祭りについてのセミナーを開催して、実際自分たちでブース出店なども具体的に進めていきます。秋のイベントでは復元施設をステージにして、地元ワカモノによるオープニングアクト や著名なタレントを司会につけるなど具体的になってきています。

イベント担当として、また伊勢神宮にも近く歴史や平安ロマンに興味がある人にとっては、さらに興味を持ってもらえるんじゃないかと思います。これからの観光ビジネスを考えるには、やはりその地域の観光が好きになって、様々な体験型プログラムなども開発できるのではないかと思います。当面は、このプロジェクトを通じて、地元のワカモノと一緒に、新しいエンターテイメント産業を開発していってもらえるといいなと。そのためには、地元ワカモノとの関係づくりができると方がいいかと思います。