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【満員御礼(キャンセル待ち受付中)】山口市の山間部「徳地」でのワーケーション体験5日間の参加者を募集します。
ワーケーション体験の舞台、徳地(とくぢ)地域は、山口市の北東部に位置する中山間地域です。
2005年の合併前は佐波郡徳地町と称し、かつては2万人以上の人口を有していたこともあるのだそうですが、現在の推計人口は5千人を下回り、高齢人口比率は55%を超えています。
旧山口市出身の私は、実を言うと4年近く前まで、ほとんどこの地域へ足を運んだことがありませんでした。
行かなかった理由は特になくて、ただ、行く理由がなかったのです。
それが約4年前、仕事の関係で頻繁に訪れるようになって驚きました。そして後悔しました。
なぜ、こんなに近くにあるこんなにも魅力にあふれた場所を、今まで知らなかったのだろうかと。
その後、当時の仕事を辞めてからも、私は徳地地域へ通い続けています。
日本という国の、らしさとか良さとかが凝縮されたような、宝物のようなこの地域が20年後も失われることのないように。
このワーケーション体験のプログラムも、こんなことを願いながらつくりました。
徳地の森、水、歴史、そして魅力的な人たちに触れてほしい
私がかつて、仕事の関係で頻繁に訪れるようになったのは、実はこの徳地地域には国指定の重要有形文化財をはじめ、多くの貴重な文化財が残っているからなのです。
時をさかのぼること約830年前の鎌倉時代初頭、源平の争乱の最中に焼失した奈良・東大寺を再建するための用材の調達地としてこの地が選ばれました。
大きいものでは、直径1.5m、長さは30mを超えていた(!)という木材を約1,000本切り出し、奈良まで運んだのだそうです。想像を絶する重労働であったに違いありません。
徳地地域には、この大事業の名残が今なお至るところに留められています。当たり前にありすぎて、時間の長さの概念をくつがえされるような感覚になることもあります。
そして、用材調達の前提であった森林のゆたかさや、どこへ行っても自然と耳に入ってくる水の流れる音。
森、水、歴史。これらが徳地を語るときには欠かせないキーワードだと思っています。
そして忘れてならないのが、この地に住む温かく、魅力的な人達です。
私が楽しく徳地へ通い続けているのも、大好きな徳地の皆さまがいるからなんだと思います。
高齢化と人口減少がものすごいスピードで迫っている徳地ですが、ここには多くの可能性が眠っていると考えています。
このワーケーション体験では、豊かな自然環境の中で仕事をしながらバケーションを楽しむとともに、ここでできること、ここを活かせることを一緒に考えていただけると嬉しいなあと思っています。
あ、ちょっとハードルを上げるようなことを書いてしまったかも知れませんが。
とはいえ、まずは知ってもらわないと始まりませんよね。
ということで、今回のワーケーションには、徳地の森、水、歴史、そして人の魅力に触れていただけるような体験プログラムを含めました。
まずは5日間、いかがでしょうか?
宿泊場所となる民泊「超民家やまね」
日本古来のサウナ「石風呂」を焚くようす
徳地地域の可能性を一緒に見つけたい
このワーケーション体験を通じて、自分なりの視点でこの地域の可能性を見つけ、共有していただけると嬉しいです。もちろん、ワーケーション終了後も関係が続いていくといいなという淡い期待も抱いています。
出会いたい人
・山や田舎が好きで、豊かな自然環境の中に住んでみたい人
・地域資源を活かしていくことに興味がある人
・自らの生活や人生を工夫して楽しむことが好きな人
・世代を超えて、多様な人たちと交流するのが好きな人
森林セラピーのようす
徳地和紙の折染めワークショップ
開催日程:2023年03月15日~ 2023年03月19日
所要時間:4泊5日
費用:無料 ※新山口駅までの往復交通費、食事代は各自負担
定員:4 人
最小催行人数:1 人
集合場所:JR新山口駅
解散場所:JR新山口駅
▶3/15(水)
14:00 JR新山口駅集合
「超民家やまね」(民泊)へチェックイン オリエンテーション
※トップ画像は、超民家やまねの前庭です。
夕食まで自由行動、テレワーク
▶3/16(木)
終日テレワーク
夕刻 希望者は、地元の皆さんと一緒に郷土料理づくり
ポンポラ飯、カニ汁、やまのいもなど(食材の調達状況により変更があります。)
▶3/17(金)
午前~14:00頃 森林セラピー体験
終了後 テレワーク
夕刻 希望者は、テントサウナ体験
(別料金 参加人数により1人2,000円~3,000円程度)
▶3/18(土)
朝 テレワーク
午後 岸見の石風呂体験(焚く作業と入浴体験)
※石をドーム状に積んだ窯を焚いて熱気浴をする、日本版サウナです。
▶3/19(日)
午前 徳地和紙のワークショップ(移住体験のお話なども)
午後 振り返り、アンケート記入
15:00頃 新山口駅解散
徳地手漉き和紙について
この地域では、古くから和紙が漉かれていたといわれていますが、盛んになったのは、藩が経済振興策として奨励した江戸時代です。農閑期には多くの農家が和紙の生産を行っていたそうです。
しかし近代以降、量産が可能な西洋紙の普及に伴い、急激に減少してしまいました。現在はごくわずかな職人によって伝えられています。
写真は、千々松和紙工房さんの作業のようすです。庭には和紙の原料である楮やミツマタも植えられていて、紙ができるまでの工程を知ることができます。
満員になりました。キャンセル待ち受付中です。
こちらのワーケーション体験は、おかげさまで定員に達しました。ありがとうございました!
現在、若干名のキャンセル待ちを受付中です。
応募状況について
現在3名様の応募をいただき、残り1名様となりました。
募集期間を2月28日(火)に延長させていただきましたが、定員に達し次第締め切りといたします。どうぞよろしくお願いいたします。
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本州西端に位置する山口県のまんなかあたり、とても広い市域をもつ山口市です。面積にして、1,000㎢超え。人口は、現在約19万2千人。
北は中国山地の端っこ、南は瀬戸内海に面し、ということはもちろん山の幸海の幸、お米もお野菜もお肉もお魚も。おいしいものを挙げたらキリがないし、山遊び川遊び、マリンスポーツ、雪遊び。アクティビティにも事欠きません。
そして、古くから海と陸の交通の大動脈が通り、かつ東アジアに近いという地理的条件にも恵まれ、古代には先端工業地帯、中世はじめには一大国家プロジェクト・東大寺再建の材料供給基地、中世後期には西国の大大名大内氏の拠点となり、明治維新においては志士たちの躍動の地となりました。こうした歴史の重なりを感じることのできる場所が、市内にはいくつも残り、山口県立美術館や山口情報芸術センター[YCAM]などの充実した芸術文化施設とともに、文化を身近に感じることのできるまちの雰囲気をかたちづくっています。
山口県出身、山口市在住です。
人生のほとんどを山口市で過ごしていますが、まだまだ知らない場所も人もたくさんで、発見の日々です。世界中から大好きな山口へ、色んな方に来ていただくために奮闘しているところです。
趣味は旅行で、特に東アジアへの渡航経験が多いです。
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