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宮崎県小林市の地域おこし協力隊の活動を紹介します〜PART1
小林市では平成２５年度から地域の課題を様々な方面から発掘・発信してくれる地域おこし協力隊を募集し、これまでに22名の方が活動を行ってきました。
地域おこし協力隊として小林市への移住や地元住民との交流、新たな仕事への挑戦という大きな転換期を迎え、活動してきた協力隊活動の記録を数回に分けてお届けします。
これから地域おこし協力隊になりたいと考えている方、どんな活動をしているのか知りたいという方もぜひご覧ください。
【協力隊】PART１〜地域の魅力を知り発信する協力隊活動〜
平成２５年度、小林市で地域おこし協力隊の募集を開始しました。
第１期生として、東日本大震災や福島第一原子力発電所の事故をきっかけに移住先を探していた方、田舎ぐらしをしたい方など、東京都から４名の方が移住し協力隊に着任。
活動初期は、まず小林市のことを知ることとして、小林市の食材や加工品等を販売するKCKマーケット（Kobayashishi Chiikiokoshi Kyouryokutaiの頭文字から命名）を出店し、野菜の生産農家さんや加工品会社の方、包丁など物作りを行っている職人さんとの交流をきっかけに地域の魅力を発掘していきました。
また、各隊員が移住前の職業や経験を活かした活動、新たな業種へチャレンジするなど協力隊卒隊後の起業に向けた活動も行いました。
写真は、第1期地域おこし協力隊員に就任した伊藤斉さん（前職：メーカーのデザイン部署やデザイン事務所でグラフィックデザインを手がける）がデザインした商品ラベルやカレンダーです。
伊藤さんは、小林市の農業体験プログラムを体験し、先に移住したご家族を追って移住しました。小林市での暮らしの魅力は、田んぼや森や畑だけに囲まれているような地域とは違って、町になっているから不便がないところだといいます。
協力隊活動では、20年以上グラフィックデザインの仕事に携わってきた経験を活かし、移住相談会やシティセールス関連のポスター、チラシ等の作成、地元農家さんが栽培するトマトの包装袋や商品カタログ等のデザイン、まちづくり協議会のカレンダー制作など、さまざまなデザインを手がけてきました。
３年間の活動後、デザイン業で起業し、現在もフリーランスのデザイナーとして活動しています。→伊藤デザイン室HP（https://www.ito-design.info/）
今回はここまで。次回は、「子どもが安心して食べられるお菓子づくり」から小林市の食の魅力を発信する活動を行った隊員の記録をお届けします。お楽しみに！！
70箇所以上から湧き出る小林市の水のペットボトルパッケージ
住民の写真や地元の言葉など情報盛りだくさんのローカルカレンダー
地域の課題を一緒に解決！新たな地域おこし協力隊２名募集中
令和５年度は新たな地域おこし協力隊として、須木地区の課題解決に取り組む協力隊、野尻地区の道の駅「ゆ～ぱるのじり」で食を通した地域の魅力発掘に取り組む協力隊を募集しています。興味のある方は募集記事をぜひご覧ください。
募集記事はこちら↓
【須木地区×地域商社×○○、一緒に盛り上げてくれる仲間募集中！】
https://smout.jp/plans/12750
【今話題の「道の駅再生請負人」がシカケる！道の駅のシェフ募集中！】
https://smout.jp/plans/12713
須木地区にある小野湖とままこ滝
道の駅ゆ〜ぱるのじりに咲く彼岸花。
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小林市は南国宮崎の山間部に位置する人口44,000人の中途半端な田舎（笑）自然もあれば、買い物エリアもあり、夜はスナック街が灯る、車１台あれば不便しない移住初心者向けの地域です。
行政の活動は活発で、例えば、動画で小林市をPR。移住促進を目的に制作したPRムービー「ンダモシタン小林」では、二度見してしまう仕掛けと「小林のあるある」を詰め込んだ動画で、多くの人たちに小林市を認知していただきました。事業者同士の交流を生むため「コワーキングスペースTENOSSE（テノッセ）」も創設。
地元の人は周辺の市町への行き来も多く、周辺地域の魅力も総じて、日本の文化や自然、歴史を感じることができる場所です。
何かあるようで何もない、何もないようで魅力ある、そんな街だからこそ活気のある人もたくさんいます。
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