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- ぶどうの季節がやってきた!地域おこし協力隊宮川さんの活動レポート!!
皆さんこんにちは!
岩手県花巻市で地域おこし協力隊を担当している栗澤です。
残暑が続く今日この頃ですが、今年も遂にぶどうの収穫の時期がやってきました!
今回はそのことに絡めて、将来のぶどう農家候補として、日々、ぶどう栽培技術を学んでいる地域おこし協力隊の宮川裕輔さんについて、ご紹介していきます。
先にも書きましたが、宮川さんは将来のぶどう農家候補として、令和5年4月から着任した地域おこし協力隊員で、花巻市の大迫地域にある葡萄が丘農業研究所にて、日々、ぶどうの栽培技術を実践を通しながら勉強しています。
宮川さんはとてもフレンドリーな性格をしておりまして、取材に伺った日も熱い中、笑顔で私たちを迎えてくれました。
この日はソーヴィニオン・ブランという品種のぶどうの収穫が行われており、その作業に我々も密着させていただきました。
宮川さんに色々と聞いてみた!
今年の4月から協力隊としてぶどう栽培に携わってきた宮川さん。
この半年の間で、最も印象に残っていることは、協力隊OBの鈴木寛太さんと一緒にとある園地の作業を任されたことのようです。
園地の作業を任されたことで、実際に自分の園地を持ったような感覚になったと宮川さんは語っていました。将来的にぶどう農家としての就農を目指す宮川さんにとって、この経験は将来を想像するうえで大きな出来事だったのではないでしょうか。
しかしながら、この出来事は良い思い出だけでなく、苦い思い出としても宮川さんに大きな印象を残しました。
それは、園地のぶどうが病気にかかってしまったことです。農業には、天候や病気の影響は付き物ですが、宮川さんもここでその経験をしたといいます。
せっかく大事に育ててきたぶどうが次々と病気にかかり、収穫も全くなくなっていく光景を見て、宮川さんは農業の怖さを感じたと言っていました。
この出来事は、宮川さんにとってとても大きな教訓のようになっているのではないかとお話ししていて感じました。
また、宮川さんにこれまでで一番きつかったのはどんなことか聞いてみると、ぶどうの成長スピードが宮川さんの思っていたよりもずっと早く、作業が追い付かないこととも話していました。
そのような苦労も体験しつつ、研修元の園地での収穫を迎えた現在は、とにかく「うれしい」という気持ちでいっぱいで、このうれしさを味わうためには、やっぱり技術が必要なんだと深く実感しているようでした。
今年は、生食用からワイン用の品種まで、10種類程度のぶどうの栽培について関わったという宮川さん。将来的に自分の園地を持てることになったならば、ここ大迫に最も適していると言われている「キャンベル」という品種やその他にもワイン用の品種や色々と検討中とのことでした。
宮川印のぶどうをいつかぜひ食べてみたいですね!
栽培中のぶどう
収穫する宮川さん
大迫での暮らしのことやぶどう農家になりたいという方へのメッセージを聞いてみた!
今年から花巻市の大迫地域に移住してきた宮川さんに、移住者目線での地域での暮らしについても伺ってみました。
「大迫には病院もスーパーもあって、暮らしていく分には苦労を感じたことはない、ただ、自分はまだ冬の寒さを経験していないので、そこだけがちょっと心配。」
と宮川さんはお話ししてくれました。そんな宮川さんの大迫のお気に入りポイントはズバリ「大迫の人の温かさ」と「星空」だそうです。
ぶどう栽培にかかわる皆さんのおかげで、自分は今、技術を含めて様々なことを学ぶことができていて、大迫の皆さんには大変感謝していると宮川さんは言っています。
また、疲れた後でも、川のせせらぎを聞きながら、星空を眺めるととても癒されると話していました。ちょっとロマンチックな感じですね!
最後に、現在、花巻市では宮川さんと同じく「ぶどう栽培にチャレンジする地域おこし協力隊」を募集しているわけですが、応募を検討している方へメッセージをもらいました。
「自分は移住してきてから、ぶどうをやりながら自分の生活をどう成り立たせるか、生活費を工面できるか考えるようになったけれども、事前にどうやって生活していくかというビジョンや計画性を持つことが大切だと思う。」
とお話しいただきました。それでも最後に宮川さんはこうも付け加えています。
「ぶどうはおもしろい!!」
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ここまで読んで、ぶどうや地域おこし協力隊に興味を持ってくれた方!
岩手県花巻市では現在、令和6年度採用の地域おこし協力隊を募集しています!
▼詳しくはこちら
https://smout.jp/plans/12795
毎月オンラインでの交流会も行っていますのでぜひお気軽にご参加ください(^^♪
それではまた次の記事でお会いしましょう!!
作業中の宮川さん
我々も収穫体験させていただきました!
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【花巻市】岩手県のほぼ中央に位置し、花巻空港や新幹線の発着駅があり、交通の便も優れています。
岩手県の県庁所在地である盛岡へも電車や車でスムーズに移動できます。
おいしいお店が多い市街地から少し離れると、気持ちの良い自然を味わうことができます。
花巻・大迫・石鳥谷・東和の4地域で景観や雰囲気も異なりますので、
自分に合った地域が見つかるかもしれません。
主なお仕事
・花巻市への移住・定住の促進にかかわること
・花巻市のシティプロモーション
・地域おこし協力隊
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