つとむさんは、もともと岩手県出身の方でしたが、若い頃は地元が嫌で嫌で仕方がなかったそうです(-_-;)

　そんなつとむさんは、19歳の頃にバイクで日本一周の旅に出かけ、21歳でなんと思い付きでアメリカへと旅立ちます！！

　アメリカに着いたつとむさんは、現地でハーレーを購入し、ノリで北アメリカ大陸一周にのりだします。

　その後は、色々な職を転々としながら、貯めたお金で、東南アジアやヨーロッパ、旧ユーゴスラビア地域など世界各国を放浪し、現在までに訪れた国の数はなんと50か国を超えるそうです！！

　その間、バイクでの事故にあい、顔面を複雑骨折し、10時間に及び大手術を受けるなど、ここまで書いただけでも、なんとなくですが破天荒で波乱万丈なつとむさんの生き方が見えてきますね。

　そんなつとむさんにある変化が訪れます。それは故郷の岩手県に対する認識でした。
　様々な国を渡り歩いたつとむさん。
　そんな彼ですが、外国から岩手に帰ってくるたびに、岩手ってすごい良いところだなと感じるようになったと言っています。

　豊かな自然や文化があり、県庁所在地を流れる川に鮭が遡上してくる場所なんて、世界中まわってもなかったとつとむさんは語ってくれました。

　そして、歳をとってきたら、この美しい岩手のために何かを残したくなったとも語っています。

　普段何気なく暮らしている私には分からない感覚ですが、世界中を旅したつとむさんだからこそ見える景色がここ岩手にはあるのでしょうとしみじみしました。

　そんなつとむさんでしたが、実は協力隊になる前から、花巻、特に大迫町の大ファンでした！

　とある縁がきっかけとなり、大迫を訪れたつとむさんは一気にその魅力の虜になっていきます。
　その熱狂ぶりは、ここ数年、週の半分ほどを大迫に通って過ごすほど（笑）

　最近は、全国で人口減少が進み、地方がどんどん過疎化している現象があり、花巻市の大迫でもそれは実際に起こっています。

　そんな中、つとむさんは、頻繁に大迫を訪れては、地域のお年寄りを手伝って薪を割ったり、地域を盛り上げるためのイベントなどを自主的に企画・開催したりしていきました。

　その様子を見た知人から、「そんなに好きなら地域おこし協力隊になってみれば？絶対向いているよ！」と言われたつとむさん。

　行政はめんどくさい（笑）というイメージを持っていたつとむさんでしたが、ものは試しとばかりに、協力隊を募集していた花巻市役所に足を運びます。

　そこで出会ったのが、なんと私でした（笑）
　つとむさんからは、「栗澤さんが良い人だったから、協力隊に応募することを決めた！」と言われましたが、お世辞だとしても、担当者冥利につき、うれしくなっちゃいますね（照れ）

　ちなみに最後の写真の左側が私です・・・
　最近、中年太りしてきた現実を突きつけられる(´;ω;｀)

　つとむさんは、協力隊として着任したと同時にすでに仲間がいっぱいいるめずらしいタイプだと思います。

　そんなつとむさんの活動テーマは「レトロタウン大迫のメジャー化」です！！
　つとむさんが愛する古き良きが残る大迫をメジャーにして、元気にするため、これからガンガン活動していくとのこと。

　具体的には、大迫の方々が引き継いできた手仕事の技術をワークショップ形式で広めるなど、古い町並みや文化・風習を活かしたイベントを企画中です！

　私も担当として、精一杯つとむさんのサポートをしていきたいと思います！！

　それでは、今回の記事はここまで！
　また次の記事でお会いしましょう！！