編集の力で「世界唯一の棚を編む」エディトリアル司書を日本三大秘境椎葉村が募集!

「日本三大秘境」と呼ばれるほどに山深い、宮崎県椎葉村。人口わずか2,200人ほどの村でいま、図書館を軸とした「文化的地方創生」が繰り広げられている。

「UIターンを生む図書館」として「文化」だけでなく村の未来をも背負おうというその館の名は、椎葉村図書館「ぶん文Bun」だ。村民の憩いの場であるだけではなく、50年先をも見越した場づくりを続けているその図書館は、全国の図書館関係者やメディアをはじめとする方々が足を運ぶ場所になっている。

今回募集する「エディトリアル司書」(地域おこし協力隊)には、ぶん文Bunの魅力の本髄である「選書」と「棚編集」の力で、もともと本が好きな方以外も「本当の本の力」で魅了してしまう空間演出を手掛けていただきたい。

図書館司書資格の有無や図書館勤務経験は問わない。資格では語ることのできないあなたの知的世界の連鎖を、世界唯一の本棚空間で輝かせてほしい。

編集力を活かす図書館が、村の誇りを世界の未来へ

椎葉村図書館「ぶん文Bun」は、村の交流拠点施設Katerie(かてりえ)の中にある。ぶん文Bunが開催してきたイベントをご覧いただくだけでも、この館が意外なほどの注目度を得ていることがお分かりいただけるだろう。

・青山美智子さんオンライントークショー
https://katerie.jp/2021/07/27/1stanniversaryarchive/

・tupera tuperaさんワークショップイベント ~祭がなくてもぶんぶん騒ぎ~
https://katerie.jp/events/event/tupera-tupera/

・原田ひ香さん×けんごさん対談「なぜ小説に生きるのか」
https://katerie.jp/events/event/miyazakibookawardev/
(以上開催順、ほかにもイベント多数)

・・・こうしたイベントでひろくファンを増やす狙いは、椎葉村生まれの方々が世界のどこに行っても「知ってますよ!あの図書館の!」と言われ、村民としての誇りを感じてもらいたいからだ。私たちは図書館を通じて、村の誇りを育てている。

また「文化的地方創生」の新しい企画としては、直木賞作家・今村翔吾氏が代表を務める一般社団法人ホンミライと連携し育成を進めている「秘境の文筆家」が記憶に新しい。「書くことに専念して生きる」人生の在り方を生んだこのプロジェクトは図書館の躍進がきっかけとなり始まり、出版界でも地方創生分野でも大きなインパクトをもたらしている。

・椎葉村地域おこし協力隊「秘境の文筆家」を募集!(一般社団法人ホンミライ連携事業)
https://katerie.jp/2024/01/22/honmiraishiibavill/

・・・そして、こうした話題を生むのも実は「世界唯一の棚づくり」があってこそだ。エディトリアル司書が担う本棚編集は、ぶん文Bunの髄を担っている。

椎葉村図書館「ぶん文Bun」の本棚たち

椎葉村図書館「ぶん文Bun」の本棚たち

2024年7月1日に着任した「秘境の文筆家」たち

2024年7月1日に着任した「秘境の文筆家」たち

世界知×個人知=共同知。椎葉だけの本棚空間を編集せよ!

ぶん文Bunの本棚づくりは、ただ流行りの書籍を購入して並べるだけの作業ではない。公共図書館でありながら世界唯一の本棚空間を築くためには、椎葉という固有の場の特性を世界の中で見定めることが必要だ。すなわち、古今東西の人類のあらゆる成果と葛藤(世界知)と、我々ひとりひとりの興味や関心(個人知)をむすび、次々と好奇心を連鎖させる新しい知的編集空間(共同知)をつくる力=編集力こそがエディトリアル司書に求められている。

だからこそ、求めているのは図書館勤務経験者ではない。「世界の美術史なら頭にはいっている」「レアな古本の知識は任せろ」「ビンテージから最新物まで道具には目が無い」といった「ナード」な人材こそ歓迎したい。

・・・まずは「興味ある」ボタンから全ては始まります。勤務の詳細や地域おこし協力隊の制度、その後のキャリアプランについても柔軟なご相談が可能です。
↓募集要項は以下です↓
https://www.vill.shiiba.miyazaki.jp/promote/2024/09/post_244.php

ぶん文Bunの独自分類看板は提灯のように光る

ぶん文Bunの独自分類看板は提灯のように光る

「図書館と地域をむすぶ協議会」太田剛氏(編集工学機動隊GEAR代表)の指導のもと「クリエイティブ司書」とともに世界唯一の本棚を編む「時おこす司書」と「飛び出す司書」

「図書館と地域をむすぶ協議会」太田剛氏(編集工学機動隊GEAR代表)の指導のもと「クリエイティブ司書」とともに世界唯一の本棚を編む「時おこす司書」と「飛び出す司書」

宮崎県椎葉村
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椎葉村
椎葉村移住サポートチームが紹介する椎葉村ってこんなところ!

日本三大秘境の一つ、椎葉村。
広大な村の面積の96%が森林地帯、残りの斜面を家や田畑として利用してきた村の人々。山で生きる知恵と相互扶助の文化が暮らしに色濃く残る地域です。
自然の恵みを活かしながら、暮らしと仕事を成り立たせてきた椎葉の人は、たくましく賢く、器が大きいです。都会では感じにくい、「人に支えられていること」を日々実感できるのが、椎葉での暮らしです。

椎葉村移住サポートチーム
椎葉村移住サポートチーム

椎葉村の現役地域おこし協力隊と協力隊OGがみなさまのサポートを行います🙆‍♀️

🏠日本三大秘境椎葉村🏠に移住して経験した『困ったこと』『嬉しかったこと』などなど、みなさまの実情に合わせた移住サポートを行えるチームです。
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