【山と暮らす】伝統・文化を未来へ紡ぐ架け橋『郷土文化キュレーター』募集

お仕事
公開:2024/12/23 ~ 終了:2025/03/31

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「興味ある」が押されました!

2024/12/27

「興味ある」が押されました!

2024/12/25

かつて、日本人の多くは農村に住み、「百姓」として暮らしの大部分を自分たちの手で作ってきました。

それから移り変わって現在、日常の暮らしは豊かに便利になった一方で、何か大事なものが私たちの手の中からこぼれてしまっている。そんな感覚を抱いている方も少なからずいるのではないでしょうか。

九州の山奥に位置する宮崎県諸塚村は、そんな昔懐かしい暮らしの趣が今でも残っている村の一つです。

諸塚村では、『山と暮らす』を共通テーマに、活動を通して諸塚村の山々から学び、新たなものを創造し、それらを発信していく方を地域おこし協力隊として複数名募集します。

複数の活動テーマを設定しているので、「これは私が呼ばれている気がする」とピンときた方は、ぜひ気軽にご連絡ください。

この記事では、『郷土文化キュレーター』として、諸塚村の伝統や風習を探究し、未来につないでいく仕事に取り組みたい方を募集します。

失われゆく郷土文化を呼び起こしたい

【背景】 諸塚村では、山間部ならではの伝統や文化、風習がかつては多くありました。神楽や臼太鼓などの伝統芸能、各地区で行われる祭り、暮らしに根付く習慣、口伝で伝わる物語などなど。地域の魅力はこのような独自性にあると思いますが、現代においてこれらを継承していくことは容易ではありません。

【本活動の目的】 これら諸塚の伝統・風習を未来に継承していくことが、本業務のねらいです。

【活動のゴールイメージ】 任期中に得られた知識や技術を活かして開業を目指してもいいですし、就職を検討されてももちろん構いません。ご自身の経験を何かしらの形でその後にも活かしていただければと思います。 開業のサポートとしては地域おこし協力隊の起業支援金(上限100万円)があり、複業的な開業であっても使用可能です。

【活動場所】 ◯諸塚村民俗資料館 多くの資料が所蔵されています。活動拠点としてはもちろん、資料館を使っての展示なども可能です。

【活動支援金】 円滑に活動していただくため、隊員1名につき年間50万円を「活動支援金」として用意しています。この金額内で、道具の購入、出張、資格取得などを行っていただくことができます。ただし公的な財源であるため、もちろん役場と協議のうえでの活用になります。

諸塚村を含む宮崎県北では「夜神楽」が盛ん
民俗資料館には多くの収蔵物があります

実施体制

【所属】 諸塚村役場企画創生課になります。人や場所の紹介、予算に関することなど、あなたの活動を全面的にバックアップします。

【自治体担当者】 担当:星川達哉 ひとこと: 私自身も村外から移住して諸塚村に住んでいるため、多少は皆さんの心情も理解したうえでサポートができると思います。一緒に地方創生に取り組んでくれる村の新たなチャレンジャーをお待ちしています!是非まずは、お試し協力隊で村のことを知って、協力隊にご応募ください。

【現役地域おこし協力隊】 2024年12月現在、2名の隊員が活動しています。

隊員:石元大稀 活動期間: 2024年4月~ 出身地: 兵庫県西宮市

移住のきっかけ: 昔の「お百姓さん」のように自然からあらゆるものを生み出す技と暮らしのあり方に憧れて、そうした生き方を学びたいという思いで「大秘境」諸塚への移住を決めました。

活動内容: 主に村の農林業を盛り上げるというミッションの元、畑を開墾したり木工や細工に挑戦したりと幅広いことに取り組んでいます。いわば「山暮らしの何でも屋」修行の身です(笑)教われることは村の人に習って教わりつつ自分でも本など読んで試すなど、自分のやり方を見つけて励めるのが魅力です。ぜひ一緒に山暮らしを楽しみませんか!

https://www.instagram.com/moro_okoshitai/

隊員:村上龍太 活動期間: 2024年9月~ 出身地: 宮崎県西都市 移住のきっかけ: これまで経験したことを活かしながら宮崎県内で新しい事に挑戦したいと考えていた頃、宮崎県市町村図を広げて最初に目に留まった「諸塚村」に興味を持ちました。 諸塚村役場に連絡後すぐに日帰り相談ツアーを実施して頂き、村内の空気感に心を打たれてその日の内に移住を決意しました。 お陰様で諸塚の魅力を感じながら、心身健やかな日々を送らせて頂いています。

活動内容: ミッションは「スペシャルディベロッパー(森林資源を研究し、新たな特産品を開発 )」を選択し、村の伝統木工技術を継承しながら「守・破・離」の精神を胸にオリジナル特産品を創造(想像)しています。 また地域協力活動にも積極的に参加させて頂き、地域の方々と共に何かを創り上げる喜びを感じています。

Instagram https://www.instagram.com/ron.murakami/?hl=ja

facebook https://www.facebook.com/profile.php?id=61565622857312

【サポート団体】 合同会社ミミスマス ひとこと: 諸塚村のおとなり、椎葉村にある会社です。椎葉村地域おこし協力隊の出身者がメインメンバーです。近隣市町村の地域おこし協力隊との連携をしたり、みんなで仲良くごはんを食べたりといったサポートをさせていただいています。 https://mimisumasu.wraptas.site/

住民の皆さんと一緒に地域おこし協力隊の募集アイディアを考えました
地域おこし協力隊の研修会や交流会にも積極的に参加しています

募集要項

業務内容
以下に活動の具体例を記載しますが、全てを実施しなければいけないわけではありません。ご自身の得意なことが活かせるように、役場との協議のうえで活動内容を決めていきます。 ・民俗資料館の管理・運営 ・村の伝統文化や生活を調査研究し、書籍の出版やデジタルアーカイブとして記録 ・民俗文化に関する特別展の企画・運営 ・来村者に対し解説を行う民俗学ツアーの企画・運営 ・神楽など郷土芸能への参加、継承(舞手、奏者、裏方を含む) ・郷土料理づくり、手仕事体験、祭りの準備など村の風習を体験できるツアー・イベントの開催 ・調査研究した情報をSNSやブログ、YouTubeなどのプラットフォームを通じて国内外に発信する ・英語など多言語での外国人観光客向けのガイド (英会話などができれば)
必須経験やスキル
・普通自動車免許(AT、MT問いません) ・基本的なPCの操作(ワード、エクセル、パワーポイント等の資料作成およびSNS利用など)
あれば歓迎する経験やスキル
以下に活動の具体例を記載しますが、全てを実施しなければいけないわけではありません。ご自身の得意なことが活かせるように、役場との協議のうえで活動内容を決めていきます。 ・民俗資料館の管理・運営 ・村の伝統文化や生活を調査研究し、書籍の出版やデジタルアーカイブとして記録 ・民俗文化に関する特別展の企画・運営 ・来村者に対し解説を行う民俗学ツアーの企画・運営 ・神楽など郷土芸能への参加、継承(舞手、奏者、裏方を含む) ・郷土料理づくり、手仕事体験、祭りの準備など村の風習を体験できるツアー・イベントの開催 ・調査研究した情報をSNSやブログ、YouTubeなどのプラットフォームを通じて国内外に発信する ・英語など多言語での外国人観光客向けのガイド (英会話などができれば)
給与
月給:220,000円 賞与:年2回 手当:通勤距離に応じて通勤手当を支給
雇用形態・勤務時間
雇用形態:諸塚村役場の会計年度任用職員 雇用期間:1年ごとに更新、最長3年間 勤務形態:週5日勤務 (業務内容により土日も出勤の可能性あり) 勤務時間:8:30-17:00 (業務内容により変動する可能性あり) 休暇:有給休暇 20日/年、夏季休暇3日/年、年末年始休暇6日
その他
住宅:諸塚村が確保し、家賃は全額補助 (水道光熱費、通信費等は自己負担) 保険:厚生年金、雇用保険等の保険に加入 副業:村長の認める範囲内で可能 活動費:業務に必要な資格、機材、研修費用等は予算の範囲内で村が負担

主催:諸塚村 サポート:合同会社ミミスマス

このプロジェクトの地域

宮崎県

諸塚村

人口 0.15万人

合同会社ミミスマスが紹介する諸塚村ってこんなところ!

諸塚村は宮崎県の奥地に位置し、面積の90%以上が山林です。農業に適した平地が少ないため、村人は昔からこの山林を活かして生活してきました。現在でも、村の主な仕事といえば林業と原木シイタケです。

針葉樹と広葉樹を混植することで形成されたパッチワークのような独特の景観は、「モザイク林」として村の象徴になっています。環境に配慮したこの山づくりが評価され、村内の山林の多くがFSC森林認証を取得しています。

諸塚村といえば「山」「シイタケ」「モザイク林」、そんなイメージの村です。

▼諸塚村役場ウェブサイト https://www.vill.morotsuka.miyazaki.jp/

このプロジェクトの作成者

日本三大秘境の1つ宮崎県椎葉村に本社を置き、中山間地域の未来のために活動しています。 週休3日制、地域おこし協力隊OBOGが多数在籍しています。