【駒ヶ根のひと紹介】わたしたちが「駒ヶ根市 移住担当」です♪

― 室長(松崎)は、生まれも育ちも駒ヶ根市なのですよね。 　松崎：生まれてから今までほとんど駒ヶ根で過ごしています。小中高とずっと地元の学校で、大学だけ新潟でした。

― 一度出ると、そのまま県外で就職する人も少なくないですが、田舎に帰ってくることに関してはどう考えていましたか？ 　松崎：田舎が好きだったので戻って来たいと思っていました。新潟もここよりは都会でしたけど、都会があまり好きじゃなくて田舎が好きなんですよね。

― 福祉課、子ども課、秘書広報室などを経て、2023年4月から今の移住・交流促進室ですが、いかがですか？ 　松崎：相談に来られた方の移住が決まったり、空き家の売買が成立すると、空き家所有者の方もすごく喜んでくださって、成果がはっきりと実感できる仕事で、いい仕事だな、やりがいのある仕事だなって思ってます。

― 昨今、どこの市町村も移住促進には力を入れていますよね。 　松崎：そうですね。移住に関することって、派手にアピールすれば話題にはなるし、でも、移住って移住者数を競うものではなく、まずは駒ヶ根を知ってもらって、駒ヶ根を好きになってもらって、駒ヶ根に移住してもらうことが大事で、そういうひとつひとつを丁寧にやって、駒ヶ根ファンを増やせるようにしたいですね。

― 具体的にはどのような活動に力を入れていますか？ 　松崎：LINEなどSNSを使ってまめに情報発信しています。ただ、基本はひとりひとりの相談者さんとの関係を大切に、しっかりとその人と向き合えるような相談窓口であれたらいいなと考えています。また、子育て世代の移住に力を入れていることもあり、学校の様子を映像で発信してみたいです。子育て世代がこの地域で子育てすることをイメージしやすい情報発信！

― 次に、移住相談員という仕事ですが、いろんな人間ドラマがありそうですね。 　桑原：そうなんです、ほんと人それぞれのドラマがあります。今は3年間やってきて、たくさんの移住された方々との関係性も築けてきました。空き家についてもそうなんですけど、これまでやってきた成果が実を結びつつあります。

― 移住された方との関係性とのこと、移住者の方と移住後も連絡を取り合うことはあるんですね。 　桑原：そうそう、移住された方が、駒ヶ根いいところだから今度親戚にも紹介したくて、今の時期ならどこに連れて行ったらいい？とか。あと、病院は一番多い質問で、そういう情報がまだ整理できていなくて届いていないんだなって思います。でも、そうやって移住された方と会話ができると、駒ヶ根でどういう生活をされているかが分かってくるので。生の声は、これから移住を検討される方にとっても必要な情報になるので、他の相談者さんにもお伝えするようにしています。

― 窓口で話すときに心がけていることなどありますか？ 　桑原：どんなことにも言えるのですが、まずはこちらが心を開く。移住相談者さんにしても、空き家のオーナーさんにしても、それぞれに思いがあるので、まずは話を聞くことを大事にしています。そこからポイントとなることを拾って、話を広げていくみたいなことを意識しています。

― 今までの経験を踏まえて、今後やりたいことはありますか？ 　桑原：今後は移住イベントに市民の方に参加していただき、地域の方と移住者をお繋ぎできる機会を増やしたいです。今後も地域の方には、”移住してきてくれてありがとう” 移住者は、”この地域に移住して良かった”と思っていただけるようにしたいです。