
大阪から愛媛へ!起業した移住者たちの"ホンネ"と"リアル"
公開日:2025/05/19 02:59
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2025/05/26◆大都会を離れて見つけた新しい自分
「地方のほうが自分の望む暮らしややりたいことの実現にマッチしているんじゃないか」
そう考えて大阪から愛媛に移住したのは、今や伊方町で大人気のたこ焼き屋の店主になった田中健介さん。
大阪から愛媛への移住。それは単なる住所変更じゃない。生活リズム、人間関係、働き方…すべてがガラリと変わる大冒険だ。
でも、その先には何があるの?
今回は、そんな疑問を持つあなたに、大阪から愛媛に飛び込んだ3人の起業家のリアルな体験談をお届け。彼らが見つけた「愛媛ならでは」の魅力をのぞいてみよう。
「兼業生活」東温市で花開く岩橋さんの選択
「今日は午前中に畑仕事して、午後から民泊の準備。夕方は地元の集まりがあって…」
岩橋洸平さんの1日は、都会のサラリーマン時代とは全く違うリズムで動いている。
大阪育ちの岩橋さんが最初に足を踏み入れたのは、愛媛県の東温市。地域おこし協力隊として移住したのがきっかけだった。
「正直、最初は3年経ったら大阪に戻るつもりでした」
でも、計画は予想外の方向へ。農業の魅力にハマり、地元の人たちとの距離が縮まっていくうちに、「ここで何かできるんじゃないか」という気持ちが芽生えてきたという。
協力隊の任期が終わった後、一度は地元企業に就職。でも、自分のやりたいことをもっと形にしたいという思いが強くなり、東温市則之内地区の古民家を改装した民泊「miuchi house」をオープンさせた。
愛媛の魅力の一つは、兼業スタイルが自然に受け入れられる環境だ。農業をしながら民泊を経営し、さらに別の仕事も並行するといった多様な働き方が可能。都会では一つの仕事に専念するのが一般的かもしれないが、ここでは複数の仕事を掛け持ちすることが珍しくない。
岩橋さんの日常はまさに「マルチタスク」の連続。平日は派遣社員として働き、週末は民泊の準備や地元特産の「シキミ」の栽培・出荷を担当。お盆や彼岸の時期は忙しくなるが、その分自由な時間も確保できる。
「大阪にいた頃は『会社員』という一つの枠の中で生きてた。でも今は、農家でもあり、民宿オーナーでもあり…肩書きが複数あるのが心地いい」
そう語る岩橋さんの表情からは、自分のペースで生きる充実感が伝わってくる。


本場たこ焼きで行列!田中さんの愛媛流
「最初からたこ焼き屋をするつもりではなかったんです」
大阪出身の田中健介さんは、地域おこし協力隊として伊方町に移住。当初は佐田岬半島の自然を生かしたスポーツ合宿誘致事業を計画していた。しかし様々な課題に直面し、試行錯誤する中で予想外の展開が待っていた。
「地元の方から『関西人なら、たこ焼き作るのうまいやろ?』と言われて、イベントで振る舞ったところ大好評だったんです」
今では「けんちゃん たこ焼き」のキッチンカーを走らせ、イベントでは長蛇の列ができる人気店に成長した。
「大阪では、たこ焼き屋なんて星の数ほどある。でも愛媛では『本場の味』として特別な価値があった。それに気づけたのは、移住者だからこそかも」
田中さんによれば、地方で成功するコツは「よそ者の視点」と「地元への敬意」のバランス。大阪の文化を押し付けるのではなく、愛媛の食文化と融合させる工夫をしているという。
「お客さんとの距離が近いのも愛媛の良さ。『美味しいっ!』と直接言ってもらえる。それが次への原動力になります」
田中さんの笑顔からは、自分の技術と情熱が認められる喜びが伝わってくる。
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コロナ禍でも挑戦!矢野さんの二店舗経営
「正直、大阪では自分の店を持つのは難しかった。でも愛媛なら夢を叶えられると思ったんです」
松山市と東温市で飲食店を経営する矢野松明さんは、2010年に大阪から愛媛に戻ってきたUターン組。八幡浜市出身の彼は、専門学校進学を機に大阪へ渡り、レストランで修行を積んだ。
「自分の店を持つという夢と、子育てしやすい環境、その両方を求めて戻ってきました」
Uターン翌年の2011年には、東温市にイタリアンレストラン「otto」をオープン。そしてコロナ禍の真っただ中、2021年には松山市湊町に2店舗目となる「pepps on the table」を出店した。
「きっと近い将来、コロナは終息するはず。だから『楽しいことを仕掛けたい』と思ったんです」
朝8時08分から夜10時まで営業する「pepps」は、多国籍料理とワイン、クラフトビールが楽しめる気軽な店。イートインもテイクアウトもOKで、月に一度はDJイベントも開催する。
「『やりたい!』と思ったことに挑戦することって大事。コロナ禍に店をオープンしたことで、『こんなやり方もあるんだぜ!』って、誰かの背中を押せたような気がします」
店のスタッフは矢野さん以外もほぼ移住者。だからか常連客にも移住者が多く、自然と地元の人と移住者をつなぐコミュニティの場になっている。
矢野さんは愛媛の魅力について「海・山・街がすべて身近にあること」と語る。
「海はオープンでウェルカムな風土、山は一見慎重だけどコミュニティの中に入ると結束が固い、街は明るくて楽しい雰囲気が魅力的。愛媛に戻ってきてから、いろんなタイプの友達ができました。豊かな人間関係は、豊かな人生に直結すると思います」
そう語る矢野さんの目には、愛媛に根を下ろした確かな手応えが映っている。
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彼らの経験から見えてくる「移住成功のポイント」とは?
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◆成功の秘訣
自分の特性を活かす:大阪出身という背景や料理人経験など、持ち味を強みに変える。
地域との関わりを大切にする:地域行事への参加や、愛媛の特性を理解した店づくりを進める。
複数の収入源を確保:農業×民泊、複数店舗など、収入源を多様化する。
新しい価値を生み出す:足りないものを見つけ、ビジネスチャンスにつなげる。
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このプロジェクトの地域

愛媛県
人口 127.41万人
愛媛移住推進担当が紹介する愛媛県ってこんなところ!
3人の移住ストーリー、いかがでしたか? 愛媛には「自分のペースで挑戦できる土壌」があるんですよね。 初期投資を抑えながら夢に向かって進める環境と、温かく見守ってくれる地域の人々がいます。そう、海も山も街も身近にあるこの環境だからこそ、多様なライフスタイルが実現できるんです。農業×民泊、キッチンカー、複数店舗経営など、アイデア次第で可能性は広がります。 記事を読んで、愛媛のこと、もっと知りたくなったら、https://e-iju.net/ai-iju-concierge/に質問してみてください。 24時間、365日、愛媛の移住について気軽にトークできます💡 そして、記事を読んで「面白かった!」「愛媛いいかも!」と思ったら、ぜひ「興味ある」ボタンをポチッと押してください! 次はあなたの番です!
このプロジェクトの作成者
こんにちは!愛媛県地域政策課の移住推進担当です。 自然いっぱいであったか〜い人たちが待っている愛媛の魅力を、みなさんにどんどんお届けします。
移住フェアの最新情報や、移住者のリアルな声、役立つ支援情報もシェアしていくので、気になることがあればいつでも声をかけてくださいね。
新しい愛媛暮らしのスタートを全力で応援します!




















