
New Roots in Aso 新しく阿蘇に根を下ろした 移住者たちのストーリーです。
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2025/06/24「興味ある」が押されました!
2025/05/23移住は人生のなかで最も大きな決断のひとつであると言えます。実際に移住に踏み切ろうとしても、新しい生活への期待は膨らむものの、一方で仕事や住まい、移住先の人たちとの人間関係などなど不安材料はいっぱい。このコラムでは、そういった不安や困難を克服し、新しく阿蘇に根を下ろした移住者たちの等身大の姿を紹介します。 今回は神奈川県平塚市から阿蘇市に移住された”二本松 航(わたる)”さん、”真央(まなか)”さんご家族です。
移住候補先をまわるうちに本来の目的を見失ってしまった。
Q. 航さんは神奈川県のご出身、真央さんは東京都のご出身。熊本には縁も由縁もないお二人が何故、阿蘇に移住されたのか教えてください。
(航さん)大きい自然が感じられる場所で暮らしたいという気持ちが芽生えたのは10年くらい前のことです。古民家の前に庭があって、そこで子どもたちが遊んでいるといった絵を自分で描いてイメージをしていましたが、まだその時点では具体的にはなっていませんでした。数年前から、夫婦ともWebマーケとイラストの仕事により完全リモートで働くようになっていたのと、どんどん大きくなっていく3人の子どもたちを見て、「今移住しなきゃいつするんだ」と思い移住を決断しました。 そこで移住先を求めて2年かけて全国8ヶ所ほど回ったのですが、子育て、住宅、買い物をはじめとした利便性などのファクターを比較検討しているうちに、だんだん移住先を条件で選ぶようになってしまい、なぜ移住するのかが分からなくなってしまいました。心じゃなくて頭で選ぼうとしていたんですね。 そんな中、ある知人から「地球を感じられる場所」ということで阿蘇を紹介されました。実際に阿蘇に来てみたら、今まで思い悩んでいた色んなファクターが吹っ飛んで、直感的に「ここだ!」と感じました。月並みですけど景色が最高で、特に森林と草原の緑のグラデーション、そして山肌の茶色とのコントラストが美しくて印象的でした。水もきれいで火山もあって、規模の大きな自然のエネルギーを感じた気がしました。


今日もお山はイケメンだぁ
Q. 移住前に想像していたものと実際に生活されてギャップはありますか?
(真央さん)ギャップだらけです。でも、それは良い方向でのギャップです。(笑) 特にこちらに来て一番安心したのは、子どもたち(5歳、4歳、1歳)が地元の保育園にいち早く馴染んでくれたことです。平塚市も子育てには非常に良い環境ではあったのですが、阿蘇では園児の数が少ないということもあって、保育士さんや他の園児さん達と密な関係が出来上がったようです。毎日、「今日も保育園楽しかった!」と言ってくれます。また、「今日もお山はイケメンだね」とか「夕陽が気持ちいいね」、「星空がきれい」なんて、自然のことについて口にするようになりました。 実は、この地区に小さい子どもがやってくるのは約20年ぶりだそうで、地元の方々からも大歓迎を受けました。先日もおとなりのBBQにお呼ばれされたり、近隣のおばあちゃん達と女子会なんかもやっちゃいました!


楽しむ自分の力さえあれば、何事も乗り越えられる。
Q. 今後阿蘇でどんな生活を送りたいですか?
(航さん)10年前に思い描いた暮らしをこれからゆっくりと阿蘇で作っていきたいと思っています。家づくりや庭づくり、野菜づくり、友達を呼んだりして楽しみつつ、今後は現状のWebでの仕事だけでなく、宿泊業など阿蘇での仕事も検討しています。
Q. これから移住を検討されている方々へのアドバイスはありますか?
(真央さん)移住はしたくても、色んな条件面を考えると動くのが怖いと思われている方も多くいらっしゃると思いますが、「想定外のことも楽しもうとする気持ち」が大切だと感じています。移住先での生活(不便さも含めて)を肯定的に楽しむことさえできれば、あとは何とかなるのではと思います。移住先を決めるときはぜひ自分のフィーリングを信じてください。
いかがだったでしょうか? 阿蘇を選んでいただいた二本松さんご一家には感謝しています。 これからもご一家の阿蘇での楽しい生活を応援しています!
撮影:長尾 昌樹
このプロジェクトの地域

阿蘇市
人口 2.40万人

阿蘇市が紹介する阿蘇市ってこんなところ!
日本中・世界中から多くの観光客が訪れる雄大な自然を有する阿蘇。
朝起きて、目の前に美しい山を眺めながら伸びをしたり、 夜、帰宅し玄関前でふと空を見上げると数多の星たちが輝いていたり、 学校帰りに湧き水を飲んで帰ったり、、、
そんな大自然と共に日々を過ごしています^^ 一緒にカルデラ暮らししませんか^^?


















