募集終了

豊かな森を次の世代へ!笠間市で「森を守り育てる」地域おこし協力隊募集

最新情報

プロジェクトの募集が終了しました。

2025/09/30

「興味ある」が押されました!

2025/09/30

笠間市の森林は、関東ローム層と呼ばれる更新世の火山灰層により土壌は褐色森林土が分布し、スギ及びヒノキの造林適地となっています。 また、笠間県立自然公園(佐白山周辺、仏頂山周辺)、吾国愛宕県立自 然公園(吾国山周辺、愛宕山周辺)が指定されており、四季折々の風景を楽しめるだけでなく、地元の林業や観光にとって大切な資源でもあります。 市としても、令和7年4月より新たな笠間市森林整備計画に沿って、主伐や間伐の推進による成熟した森林資源の利用促進や広葉樹植栽による林相の改良、地域資源であるしいたけ等の特用林産物を活用した森林・林業振興にも取り組んでいこうとしています。

しかし、市の総面積の約4割を占める林野(うち約85%が私有林)では、森林所有者の高齢化や担い手不足が深刻化しています。これにより、手入れが行き届かない山林が増えており、早急な森林整備と木材利用の促進が求められています。

笠間の森と林業の未来を創る立役者に!

そこで今回募集するのは、笠間市が抱える喫緊の森林問題に対し、新たな一歩を踏み出すべく活動する「森づくりコーディネーター」です。

笠間市で、手入れが行き届かない森に新たな命を吹き込むのがあなたの仕事です。 林業の知識を習得し、その魅力を発信することで、未来の担い手を育み、持続可能な地域づくりに貢献できます。

未来に受け継ぐ「森」を守り、育てるというやりがいを感じながら、地域と自然の「未来」を切り拓く立役者として、あなたも笠間市で活躍しませんか?

森の中で重機を操る!未経験から森づくりを始めませんか。
森の中で重機を操る!未経験から森づくりを始めませんか。
大自然が職場!五感で感じる林業の魅力。この森が活動の舞台です。
大自然が職場!五感で感じる林業の魅力。この森が活動の舞台です。

2年間のロードマップ

■1年目 ・林業就労の基礎研修 ∟安全衛生管理 ∟地拵え・植栽・下刈・つる切り除伐・枝打 ∟切捨間伐・松くい虫防除作業 ∟維持管理(機具・道具類) ・伐木研修(3日間) ・刈払機取扱者作業者研修(1日間)

■2年目 ・林業就労の基礎技能習得 ・組合員向けセミナー等の企画、運営 ・子供向けワークショップ等の企画、運営

■協力隊卒業後イメージ ・森林組合等に就業し、「緑の雇用(※)」研修を受講

(※)🌳「緑の雇用」事業とは🌳 \未経験からプロフェッショナルへ!充実の研修プログラム/ 「緑の雇用」事業は、未経験者の方でも林業に関する必要な技術を学ぶことができる、林業経営体に採用された人を対象にした国の支援制度です。 受講者に向けては、研修年次に応じた体系的なプログラムが用意されており、講習や実地研修を通じてさまざまな技能を習得できます。 充実した研修内容で、未経験からでも着実にスキルアップし、林業のプロフェッショナルとして活躍できる道が拓けます。

詳しくは公式サイトをご覧ください。 サイトHP:https://www.ringyou.net/

「林業経営体に雇用されていること」「研修修了後も5年以上就業できる年齢であること」「林業経験が2年未満であること」が要件のため、協力隊としては2年間のロードマップを記載しています。

活動の拠点となる笠間広域森林組合事務所
活動の拠点となる笠間広域森林組合事務所
笠間広域森林組合の方々
笠間広域森林組合の方々

募集要項

※募集者 / 主催者に連絡を取りたい場合、まずは「応募したい」ボタンを押してメッセージを送ってください。

就業場所
笠間広域森林組合
業務内容

①林業技術習得に係る活動 ・笠間広域森林組合における森林施業技術の習得 ・林業従事者及び関連事業者との関係構築、連携 ・林業の軽労化及び安全性確保のモデルづくり など

②林業従事者の確保に係る活動 ・SNS等を活用した林業の魅力発信、広報 ・森づくりワークショップ等の企画、運営 ・山林所有者向けセミナー等の企画、運営 など

③その他の活動 ・月次報告書の提出、研修会及び活動報告会への参加 ・地域行事やコミュニティ活動への参加 など

採用人数:1名 業務範囲の変更:無

必須経験やスキル

・現在、三大都市圏をはじめとする都市地域(過疎、山村、離島、半島などの条件不利地域を除く)等に住所を有する方 ・採用後、生活の拠点を笠間市に移すとともに笠間市に住民票を異動することができる方 ・任期終了後も笠間市に居住する意向のある方 ・地方公務員法(昭和25年法律第261号)第16条に規定する欠格事由に該当しない方 ・普通自動車運転免許を有している方 ・パソコンの一般的な操作及びSNSの活用ができる方

あれば歓迎する経験やスキル

・地方創生や地域活性に関心がある方 ・自然の中で身体を動かす事が好きな方 ・地域住民や関係団体等と柔軟なコミュニケーションがとれる方 ・人と接することが好きで、人の話に真摯に耳を傾けられる方 ・笠間市に定住してプロジェクトを継続する意思がある方 ・就業や起業を目指し、本市と共に意欲的に取り組む意思がある方 ・山登りやスポーツの経験がある方は優遇いたします

給与

210,000円/月(10,500円/日) ※期末・勤勉手当は6月と12月の年2回支給されます ※活動日数が20日未満の場合は日割りの金額が支給されます

雇用形態・勤務時間

■雇用形態 森づくりコーディネーターは、笠間市の会計年度任用職員として笠間市長が任用します。 任用期間は、令和7年度の任用日から令和8年3月31日までとし、最長で令和9年3月31日まで延長することが可能です。任用期間終了後は笠間広域森林組合等の林業事業体に就業いただき、「緑の雇用」事業による研修を受けながらキャリアアップを図っていただきます。

■任用時期 令和7年10月1日予定

■活動時間 08:00~16:30(うち休憩1時間) 活動の実態に応じて始業時間及び終業時間をご調整ください。

■活動日数 1か月あたり20日(150時間)想定 時間外労働:無

■休日 土曜日、日曜日、祝日 ・繁忙期等で時間外業務や休日出勤が発生する場合は別日に振替となります ・年次有給休暇を利用することができます ・夏季休暇など年次有給休暇以外の休暇を利用することができます

募集者 / 主催者
笠間市地域おこし協力隊採用事務局
募集者 / 主催者の
住所
茨城県笠間市中央三丁目2番1号
募集者 / 主催者の
連絡先
lm-i-kasama@lifull.com
その他

■福利厚生 住居 ・住居は市で借り上げ、家賃を最大50,000円まで補助します(超過した分は自己負担) ・住居に係る光熱水道費等は自己負担とします ・引越し旅費や転居に係る経費については自己負担とします 活動経費 ・業務用ノートPCは無償貸与します(ただし持ち出し不可) ・活動には自家用車をご利用いただきますが、燃料代を含む車両費として15,000円/月を支給します ※活動日数が20日未満の場合は日割りの金額を支給 ・その他、活動のために必要な消耗品費や出張費等については予算の範囲内で補助します 社会保険 ・健康保険加入 ・厚生年金保険加入 ・雇用保険加入 ・非常勤職員等公務災害補償又は労災保険加入 副業 ・可(ただし森林組合への報告及び市への届け出が必要) その他 ・携帯電話は自己所有の物を使用いただきます ・チェーンソー、刈払機の資格を取得いただく予定です

■選考方法 ①応募書類の受付 ②事前面談の実施 ③書類選考 ④一次面接(WEB) ⑤最終面接(現地) ※9月上旬予定 ⑥最終結果の通知

■応募受付期間 令和7年8月15日(金)まで ※採用者が決定次第、募集終了

笠間市地域おこし協力隊採用事務局

このプロジェクトの経過レポート

このプロジェクトの地域

茨城県

笠間市

人口 7.02万人

笠間市

笠間市 地域おこし協力隊採用事務局が紹介する笠間市ってこんなところ!

☕カフェや公園が多く、のどかでゆったりとした暮らしができる 笠間市は、一年を通して晴れの日が多く、冬でも穏やかでのどかな地域です。 市内には大小様々な公園があり、子どもものびのびと遊ぶことができて、環境としてもおすすめです。 また、少し足をのばせばおいしいお店や笠間芸術の森公園、グランピング施設などの楽しめる施設もあるため、お出かけが楽しくなります。

🖌多くのギャラリーがあるアートの街 笠間市は「芸術のまち」と称されるだけあって、市内ではたくさんの陶芸家が活動しています。 クラフトのイベントやギャラリー、美術館など、アートに触れる機会が豊富です。

🌰栗の栽培No.1!モンブランなど栗の食べ物が多く楽しめる 茨城県は、栽培面積・収穫量ともに全国1位を誇る栗の産地です。茨城県では明治30年頃から栗の栽培が始まったとされており、その中でも笠間市は、代表的な栗の産地として知られています。 中でも笠間市は日本一の栽培面積と経営体数を誇り、温暖な気候や保水性・通気性に優れた火山灰土壌から美味しく薫り高い栗を育みます。気候や土壌条件も相まって、品種としても多くの種類を栽培しており、十数種類あるといわれています。 また、笠間市では、品種別・サイズ別に選別を行っており、品質の均一化と消費者ニーズに合わせた提供ができる体制となっています。 「笠間の栗」のブランド力向上のため、多くの取り組みを行っており、令和5年9月より「笠間の栗」ブランド認証制度を開始しました。 消費者拡大及びPRのため「かさま新栗まつり」などのイベントの開催や栗生産者への補助事業等を重点的に行うことで、生産者、加工・販売事業者の所得向上を目標に日々努めています。

🌃都心へ1時間。生活環境も充実していて便利な街でもある 茨城県の中央に位置する笠間市は、友部駅からJR常磐線を利用すれば約1時間で都心にアクセスできます。 買い物やレジャースポット、病院、福祉施設が充実しているので、住みやすさも抜群です。田舎の里山ライフや、静かで自然を満喫する暮らしを実現できる「かさまの暮らし」を始めてみませんか。

🐎伝統・文化が根付き、お祭りが多い街 笠間市では、伝統工芸、絶景、奇祭など通年でさまざまな地域イベントやお祭りが開催されます。 どれも気軽に参加でき、地域と繋がる場として、魅力を知る機会としてもおすすめです。

🏠暮らしについて 公共交通 交通の要となる友部地区には、JR常磐線特急の停車駅である友部駅や、高速道路の常磐自動車道と北関東自動車道が交差する友部ジャンクションやインターチェンジがあります。また秋葉原からの高速バスは笠間稲荷神社や道の駅かさま等の主要施設まで運行しています。

買い物・飲食店 新鮮な野菜や果物が買える直売所が点在しています。 各エリアには日常生活には不便のないスーパーマーケットやコンビニエンスストアがあります。

医療機関 「地域医療センターかさま」は、笠間市立病院、地域包括支援センター、病児保育室の入る複合施設です。近くには茨城県立中央病院もあり、充実した医療施設が整っています。

子育て環境 市内には、幼稚園・保育園・認定こども園が18か所あります。 また、下記のような、子育て世代が集える施設や相談窓口・支援センターの設置等、子育てを楽しめるようさまざまな支援を行っています。 ・笠間市子育て世代包括支援センター ・子育て支援センター「みつばち」「かんがるー」「くりのこ」 ・笠間市児童館「笠間キッズ館」 など

教育環境 市内には、小学校10、中学校5、義務教育学校1、特別支援学校2、高校3の学校があります。 また、明日を担う笠間の子どもたちのために、様々な教育事業に取り組んでいます。 ・英語教育強化推進事業 ・算数、数学学力向上支援事業 ・寺子屋事業 など

このプロジェクトの作成者

プロフィール画像

笠間市は茨城県の中央部に位置し、首都圏から約100キロメートルの場所にあります。県庁所在地の水戸市に隣接し、東京からのアクセスも良い、自然豊かな環境と便利さの両方を兼ね備えた「ちょうどいい田舎」です。 夏は気温・湿度ともに高く、冬は乾燥した晴天の日が多い、太平洋型の気候です。 茨城県は栽培面積・生産量ともに全国一位の栗の生産地として知られていますが、中でも笠間市は特に栗の生産が盛んな「栗のまち」です。毎年秋には、人気の栗菓子の販売や栗の試食・販売、いが栗を使ったゲームが楽しめる「かさま新栗まつり」も開催されます。 また、江戸時代中期から歴史を持つ「笠間焼」も有名で、平成4年には伝統的工芸品に指定されました。近年、古い歴史に育まれた伝統に新たな技法が加わり、自由な作風で新たな商品が生み出されています。現在は約300人の陶芸家や窯元がいる窯業産地となりました。令和2年6月には、栃木県益子町と共同で「焼き物文化(笠間焼・益子焼)」を中心に据えたストーリー「かさましこ~兄弟産地が紡ぐ‘‘焼き物語”~」が日本遺産に認定されました。

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