日本三大秘境で牛の『Dr.コトー』先生になりませんか？【繁殖和牛の獣医師募集／村正規職員】

現在、椎葉村の牛と畜産農家を支える獣医師として活躍している桑原先生と絢香先生にお話を聞きました。

桑原先生は、県内の別の地域から18年ほど前に椎葉にやってきました。転職のタイミングでたまたま椎葉の獣医師募集を目にしたことがきっかけだったといいます。

桑原先生：「以前は、小動物と大動物も一緒に、肥育牛も乳牛も和牛も犬も猫も診ている所にいました。でも、やっぱり牛が好きって思っていたので、ちょうどいいなと思ったんです」

大好きな牛の専門の獣医さんになるために椎葉に来てから早18年、今では農家さんたちも信頼を置く、なくてはならない存在です。

桑原先生：「牛も好きだけど、農家さんも好きでした。山に行くほど人がみんな優しくて。『わざわざこんなところまで来てくれてありがとう』という感じで言われましたね」

牛との触れ合いはもちろんですが、農家さんとのやりとりも同じくらい大切な仕事の一部です。

絢香先生：「獣医は、牛が相手だけじゃなくて、農家さんも相手。（テレビドラマの）『Dr.コトー診療所』みたいな感じで、そこに生きている人たちをちゃんと守ってくれるお医者さんのようなイメージかな」

自分たちの仕事をそう表現する絢香先生は、椎葉村出身。幼い頃から実家で牛を飼っており、役場の畜産担当だった父親に連れられ、獣医師不足によって救えない牛たちがいる村の現状を見て育ってきました。「将来は自分が椎葉の牛を守る」という強い思いを胸に、７年前に獣医師として椎葉へ帰ってきました。

絢香先生：「町のお医者さんという感じで、秀でたことがあるわけじゃないんです。ただ、のびのびと牛を飼っている。新しい獣医が来ても、農家さんが育ててくれる。『うちの牛で練習していいよ』と言ってくれたり、新しい人を絶対嫌がらないから。そういうところが魅力かな」

牛を守ることが、農家さんの暮らしを守ることにつながり、そうしたやりとりの中で、こちらが育ててもらっている。

単なる医療の提供だけではなく、互いに与え合う関係性こそ、ここで働き暮らしていく最も大きな魅力なのかもしれません。

椎葉村を気に入って、長く定着してくださることを望む方と出会いたいと思っています。

・牛が好きな方 ・人が好きな方 ・地域の人たちとコミュニケーションを取ることが好きな方

・「日本三大秘境」の暮らしを楽しんでみたい方 ・長く暮らしていく意思のある方 ・新卒の方でも大歓迎！

・レベルアップしたい方も、全力でサポートします。 各地で開催される学会への参加なども可能です。秘境だからといって我慢することなく、レベルアップのための視野は広く持っていただけます。