
【協力隊】私が三条市初のヴィーガンカルチャーを創るためにやってきたことを振り返って
公開日:2025/07/16 07:40
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2025/08/17「興味ある」が押されました!
2025/08/10こんにちは、都内から移住して三条市地域おこし協力隊のTry-and.プログラムに参加している山口です。都内でヴィーガンフードプロデューサーとして活動してきた経験をもとに、三条での開業を目指し約半年程が経ちました。今回は、協力隊として三条へ移住してきて感じたことを振り返ってみたいと思います。
【Try-and.プログラム】って?(募集中) 三条市の地域おこし協力隊として就任し、隊員期間中(1年間)に、開業届/法人設立を目指していく起業型地域おこし協力隊プログラムです!
Try-and.プログラムで三条市での開業を目指しています。
都内で*ヴィーガン飲食事業(食品企業と商品開発、機内食や飲食店舗のメニュー開発など)に携わっていた経験を活かして、植物性原材料のみを使用した飲食店の開業を目指して活動をしています。 *ヴィーガンとは:ベジタリアン(菜食主義者)のうち、畜肉・鶏肉・魚介類などの肉類に加え、卵や乳・チーズ・ラードなど動物由来の食品を一切とらない人。
店舗としての物件探しや食材探し、地場産の野菜を使ったメニューの開発、3月からはステージえんがわ内の施設、三条スパイス研究所内の一角を借りて金曜日と土曜日の夜限定で*ビャンビャン麺の提供をしています。
さらに、三条市内での空き家を活用したイベントやマルシェへの出店、都内の海外アーティストが多数出演の音楽フェスなどへの出店もしています。


ヴィーガン料理と三条の相性は?住んで分かった三条のリアル。
当初、三条でヴィーガンの飲食事業を進めるにあたり、身近に自然がたくさんある生活圏の方々は、あえて野菜料理をわざわざ外に食べにいくことはしないのでは?という先入観がありました。そのため、お肉を使わない料理は受け入れられないのではと不安に感じていました。
実際「地方でヴィーガンなんて」とネガティブな意見をいただくこともあります。 しかし一方で、ヴィーガンや*プラントベースという言葉自体は思っていた以上に浸透しており、三条では流行のアンテナ感度の高い方たちからの注目度の高さがうかがえました。SNSが主流の昨今の時代背景もあり、都内と地方でヴィーガンフードの認知度の差という面ではそれ程感じられませんでした。
えんがわ内の三条スパイス研究所でフードを提供していることもあり、普通の飲食店より気軽に入れるので、地元の方々によく足を運んでもらっています。
しばらく住んでみたまちの印象としては、行政の施設や飲食店、子供の遊びスポットなどがコンパクトにまとまっているので、移動は車になりがちですが意外と行動するのは楽な印象です。
都内に住んでいた時は、子供と一緒だとどこに行くにも人混みを避けて行動しないと疲れてしまうので、それだけでもストレスでした。しかし三条ではその懸念はなく、公園や商業施設、自然のある場所などに訪れる度に、列に並んだりする必要もなくゆったりできるので、なんて贅沢で優雅なんだと、毎度思い知らされます。
ただ、このような価値観は各々のライフステージによるのだとも思います。 僕自身も10代の頃は今の様な価値観では無かったですし、若い時期は夜遊びにも出かけたいだろうし、混んでいても人が多く集まる場所の方が楽しいでしょうから。 人生経過していく中のタイミングによって、その人にとっての魅力ある場所は変化して行くものなので押し付けたりはできないですし、無理強いして共感を求めるものでもないのだとも思います。
そして、僕ができることとして、今後の展望はこんなふうに考えています。
・地元の人たちが楽しめる飲食店 ・お店を目当てに他地域からの集客による地域活性化 ・都内イベントへの出店などでの三条、新潟の誘致 & アピール ・地場産の野菜を使った加工品の商品開発 ・地場産野菜、果物のリブランディング(高付加価値商品としての) & 新たな販路の開拓
三条の豊かな自然が育んだ野菜や果物、地域の魅力を僕なりのフィルターを通して価値あるコンテンツにして発信し、それを目掛けて外部から人が集まり魅力的なまちづくりの一端を担えるようなお店、場を作っていけたらと思っています。


【募集中】TryAnd.プログラムで三条市で起業しませんか?
現在三条市では、TryAnd.プログラムの地域おこし協力隊を募集中です! 地域おこし協力隊の募集案件は、たくさんありますが、自由度が高いものはなかなか見かけません。
入り口の時点で「地方で起業を目指していきたい」と本気度の高いあなたにこそ、このプログラムを使ってやりたいことを実現してください!
◆活動期間:1年間 ◆協力隊の雇用条件:業務委託 ◆起業家が集まるアパート【TryAnd.】に住める ※田舎あるあるの、応募したけど住む家がない・・・問題が最初からない! ◆年額280万円の報償費 ◆活動経費が最大150万円使える
地域おこし協力隊の募集は、通常3年の募集案件が多いです。 ですが、三条市TryAnd.プログラムは活動の期間は【1年間】です。
なぜ1年間に設定しているのか? 起業をするために必要なのは、協力隊の報償費をもらえるという安心感が長期間あると、それに甘えて前に進むことができないためです。 覚悟を持って進み、でもリスクは最小限に抑えるためのギリギリの期間が1年間だと思っています。
また、今まで三条市下田でも同様のプログラムをやっていたのですが、住まいがいきなり空き家で生活を安定させるのが大変という声も聞いてきていました。
また、エントリーしてから家を探すのに非常に苦労したなどの声がありました。 そこを解決するために、アパート1棟を確保しています。現在は同プログラムの仲間と、移住コンシェルジュがこちらのアパートに住んでいます。 一緒に頑張る仲間が近くにいるという安心感は、地方移住をする上では大事だと思います。
<プログラムの進め方> 概ね6ヶ月以内にマーケット調査や検証作業をひたすらやり続け 6ヶ月〜12ヶ月でMVP(最小単位でのプロダクト)を売っていくという流れで進んでいきます。
隊員期間中に、開業届/法人設立を目指していくプログラムです!
「地方で起業をしたい」とぼんやり考えている方には、大きなチャンスです。 ぜひ飛び込んでみませんか?
ちょっとでも『気になる!』という方はこちらの記事に是非リアクションをお願いいたします!オンラインカジュアル面談にて直接ご案内させていただければと思います。


このプロジェクトの地域

三条市
人口 9.12万人

三条市移住コンシェルジュが紹介する三条市ってこんなところ!
ちょうどいい田舎、三条市。 新潟県三条市は、新潟県のちょうど真ん中に位置するものづくりのまち。 東京から2時間と上越新幹線が止まる燕三条駅や高速道路のインターチェンジがあり、アクセス抜群の地域です。人口は約10万人の都市で、中心市街地にいけばスーパーやコンビニがそろっており少し車を走らせると山や自然が豊かな下田地域にもいける都会と田舎の側面を持つ地域。 ものづくりの技術は世界から認められており、 いくつかのアウトドア用品の有名ブランドも実は三条市が本社だったりします。 幻の西洋梨ル・レクチエやシャインマスカットを始めとした豊かな自然が育む高品質な農産物も魅力です。 三条市をもっと知りたい方は、こちらの記事もご覧ください! https://sanjo-city.note.jp/
このプロジェクトの作成者
2023年度から三条市移住コンシェルジュとして活動をしている、きら星株式会社という移住サポートをするチームメンバーにて運営しております。
スタッフ1 【三浦佑太郎】 茨城県出身、27歳。前職・エンジニア。 好きなものはサウナとビールと野球と麻雀。 ひとの話をきくのが大好き、好奇心強め。 「いつかは地方へ」と思っていて、面白い場所へ流れていったら三条市へ流れ着きました。
スタッフ2 【本間翔太】 新潟県新潟市出身。 きら星に所属しながらも、三条市内でコーヒースタンドを営んでいます。妻、息子、7匹の猫に囲まれながらおだやかな生活を送っています。
スタッフ3 【神 友里】 地元新潟と湘南の2拠点生活実践中! 夫&息子と、都会的くらしの魅力と、ローカルの魅力、双方を満喫しています。やりたいことが実はローカルで叶った!そういう場面に立ち会えたらと思っております。

















