まちの「まんなか」地芝居小屋を拠点に、人・もの・ことを活かす 劇場プロデューサーの募集!

最新情報

「興味ある」が押されました!

2025/12/05

「興味ある」が押されました!

2025/12/03

岐阜県恵那市では現在、フリーランス型の地域おこし協力隊を地域とともに企画募集しています。カジュアル面談やおためしプログラム、インターンを通してしっかり確認し合いながら、本エントリーヘ応募いただける方を関係者一同お待ちしております

今回募集の活動地域「飯地町」は標高600メートルの高原の町で、人口は約550人。 コンビニも、信号すらもない、恵那市の中で一番小さな町です。

不安になるほどくねくねと曲がりくねった山道を登ると、その先に、突然ぽっかりと開けた集落が現れます。透明な空気と、青い空。春には山桜や野の花。初夏にはきらきら光る新緑。 秋には木々が色づき、冬には集落にうっすら雪化粧が施されます。時々ウリボウを連れたイノシシの親子が道を横切り、カモシカがのんびりこちらを覗く姿を見かけます。 素朴な里山の風景を目にすると、どこか懐かしい、ほっこりした気持ちになります。

ここに暮らす人々は、ほとんどが顔見知り。町の行事やお手入れなどもみんなで協力し合っています。子どもたちは小さい子から大きい子までみんな仲良し。お兄ちゃん、お姉ちゃんが小さい子と遊んでくれます。お米を作ったり、山仕事をしたり、狩猟をしたり。かっこいい里山「おっとう」がたくさんいます。愛情の込もった里山ごはんを作ったり、丁寧に保存食を作ったり。温か「おっかあ」もたくさんいます。

ほんのちょっとせんしょ(お世話やき)で、気持ちの優しい人たちが 昔からの暮らしの知恵や人とのつながりを大切にしながら暮らしています。

曲がりくねった山道の先にある、フルサト。

特別なものは何にもないけど、大切なものがたくさんあります。

【江戸時代から伝わる地芝居とともに】

飯地町には古くから6つの集落があり、それぞれに神社があります。その神社の拝殿を兼ねた集会所を舞台にして、江戸時代後半から盛んに地芝居(地歌舞伎)が行われてきました。 昭和26年に、両花道の付いた歌舞伎のできる公民館が建設されて「五毛座(ごもうざ)」と名付けられ、以降は地歌舞伎などの演芸がここで行われるようになりました。翌27年には現在の「飯地五毛座歌舞伎保存会」につながる「歌舞伎同好会」が結成され、松本団升師匠、団女師匠の指導を受け、毎年4月の太田神社祭礼の余興として地歌舞伎公演を行ってきました。

現在、保存会員は11名と少数ではありますが、自主公演をはじめ、各種大会に出演しています。会員は、普段は、公務員やサラリーマンで、中には大工さんと神主さんのダブルワークの人もいます。市役所に勤務しながら、歌舞伎公演になると絶世の美女に化ける男性もいます。

現在では費用の捻出が困難になり、隔年に1度、自主公演である五毛座地芝居公演を開催しています。この時は、会員だけでなく地元の子どもたちや住民も出演し、地域ぐるみの公演となっています。

また、地域の敬老会に余興として子ども歌舞伎を上演していることも大きな特徴です。活動の拠点となっている「五毛座」は、平成15年の大改修を経て、平成21年に国の登録有形文化財に登録されました。また令和6年には2度目の大改修があり、こけら落としに中村勘九郎一座の公演が行われました。 令和7年5月には、ポーランドジャズの公演も開催され、地芝居小屋の枠を越え、音楽ホールや、映画館など多用途の利用が検討されています。

詳しくはこちらを参照ください https://iiji-ena.com/gomouza/

【町内に点在する「小さな魅力スポット」やおもしろ人材。移住やUターンの若者が町の至るところで活躍中!】

飯地町は、昔から人口も恵那市で一番少なく、地域のみんなが顔見知りということもあり、「自分達のことは自分達でがんばろまい!」という気風がとても強い地域です。 ここ10年ぐらいで移住される方やUターンされる若いファミリーも増え、少しずつ活気が取り戻されています。

ランドマーク的存在である五毛座以外にも、旧村役場のレトロモダンな建物を活かした「ふるさと民俗資料館」や、5年ほど前に大規模改修し、移住者夫妻が管理人を務める「飯地高原自然テント村」などの施設もあります。

町の大きな特徴の一つとして、町の人の懐が深く、昔から住んでいる町民のみなさんと、移住やUターンされた人達が一緒になって、さまざまな活動が行われています。

地芝居小屋を拠点に企画立案からプロジェクトの運営・管理まで!

今回は、募集の目標を「飯地町まるごと劇場化計画」と名付けました。 ここで言う劇場は、「飯地町全体」のことを指します。劇場の主役は飯地町に暮らす人々です。

町内に点在するヒト・モノ・コトと連携しながら、五毛座の新しい活用を見出し、飯地町ならではの交流・関係・観光人口の創出と収益化と、その仕組みまでを町民と一緒になって育て上げてくれるプロデューサー役を募集したいというものです。 というのも、飯地町に点在するヒトもモノもコトも、その一人ひとりや一つひとつをよく見ると、洗練されていないながらも、魅力的なものがたくさんあります。けれども単体ではちょっと力が弱かったり、自分たちの魅力を形にして伝える力が弱かったりするのです。それらを五毛座を中心に繋いで町内外に発信できるよう、魅力をブラッシュアップしてほしいのです。

飯地町では、そのための「飯地まるごと劇場化計画FROM五毛座」検討委員会も発足させ、まだ見ぬ協力隊員さんとの協働や連携、受け入れ体制について協議を重ねてきました。

このような経緯と状態を知っていただいた中で、あなたの思いやスキル、経験を存分に発揮できる領域と環境をお聞きしながら、すり合わせ、掛け合わせながら「飯地町まるごと劇場化計画」を始動していきたいのです。

3年目の活動が終わる頃には、あなたが地域プロデュースのプロとなり、町内の魅力を収益を生む“プログラム”として育て上げ、飯地劇場のあちこちで“上演”され、あなたのナリワイとなって、私たちと共に飯地町を盛り上げていく存在になってくれることを願っています。一緒に精一杯やります。

五毛座 地歌舞伎小屋(旧飯地公民館)
五毛座 地歌舞伎小屋(旧飯地公民館)
「飯地まるごと劇場化計画FROM五毛座」検討委員会(活動パートナー)
「飯地まるごと劇場化計画FROM五毛座」検討委員会(活動パートナー)

五毛座を拠点に町内施設や人(技)を活かし収益化を図れる協力人

ここに住みながら、協力隊として飯地町の宝を探し、磨き、実践し、関係者と共に地域を盛り上げていくことに「やりがい」と「展望」を見いだせる方に出会い、協働していきたいと、私たちは考えています。

そんな皆さんの活動をサポートするパートナー団体は、前述の「飯地まるごと劇場化計画FROM五毛座」検討委員会です。メンバーは、地域を束ねる協議会の会長、観光協会の会長、歌舞伎保存会の会長、地域おこし協力隊OBと、恵那市版地域おこし協力隊「ふるさと活性化協力隊」のOGなど11名がいます。

また、町内のキャンプ場「飯地高原自然テント村」や、子育て世代のパパママと子供達移住者が中心になった活動交流グループ「おなかま」、飯地五毛座歌舞伎保存会など、地域を盛り上げるさまざまな団体が協力してくれます。

困った時には、地域の「小さな拠点、飯地商店」に来てください。お店には、協力隊OBOGや子育てママスタッフがおり、移住者の相談に乗ったり、空き家バンクのサポートや移住サポートをしていますので、一緒に話し合いながら協力して解決していくこともできます。

既存の活動・事業の再構築から、新たな活用企画・実践、多様な関係者と連携した町ごと劇場化計画の推進、地元住民と協働した歴史文化の掘り起こしから新たな仕掛けづくりまで、ポテンシャルはたっぷりあると認識しています。

【パートナー団体の情報】 「飯地まるごと劇場化計画FROM五毛座」検討委員会 https://iiji-ena.com/

【恵那市公式webサイト】まちづくり企画部 地域振興課 移住定住推進室 https://www.city.ena.lg.jp/soshikiichiran/machizukurikikakubu/chiikishinkoka/annai/19067.html

【恵那市移住支援ポータルサイト/グッドローカルえな】 https://kurashi.enalifebizsupport.jp/volunteer/

興味関心をもたれましたら、「興味ある」「応募したい」ボタンを押していただいたり気軽に「メッセージ」で質問をいただけると嬉しいです。「おためし来訪プログラム(2泊3日)」や「インターン(15日~1ヶ月)」の受け入れもしておりますので合わせてご相談ください。

恵那市飯地振興事務所メンバー
恵那市飯地振興事務所メンバー
集落の風景
集落の風景

募集要項

※募集者 / 主催者に連絡を取りたい場合、まずは「応募したい」ボタンを押してメッセージを送ってください。

就業場所
恵那市飯地町および市内関係各所
業務内容

採用予定人数:1名

業務内容 ①まずは、飯地町の名所や施設、関係者のもつ知恵と技に関する情報をインプット(地域密着マーケティングリサーチ) ②今までの調査や現状ヒアリングから現状を正確に把握 ③変えたいものとそうでないものを踏まえた協議と提案 ④関係したい人(呼び込みたい人)の設定と共有 ⑤地域内外の満足度を高めるための調整や企画のブラッシュアップ ⑥取り組む優先順位を地域関係者と協議して実施するサイクルを回しながら任期後における隊員自身と関係者の望む姿へ到達

応募資格 ①都市地域から恵那市に移住し、住民票を恵那市に異動できる方   ②普通自動車免許を取得している方 ③応募時点で18歳以上の方 ④恵那市おためし地域おこし協力隊として現地説明会やインターンへ参加できる方→日程や内容は希望を考慮し調整いたします。

募集期間  令和7年11月1日~12月26日まで、随時募集選考を行い、定員に達し次第終了いたします。

必須経験やスキル

・企画力、発信力、調整力。 ・施設管理や運営に関する素養   ※現状は地域住民でやっているレベルです。 ・テーマとミッションに関わる業務経験や資格があれば、結果は出しやすいと思いますが、この地で通用するようチューニングは必要です。 ・必要な資格やマネジメント力は、活動を進めていく中である程度補えますので、現状できること+伸びしろとやる気を重視します。

あれば歓迎する経験やスキル

・フリーランス経験 ・地芝居や歌舞伎に関する知識や経験 ・観光や旅行サービスに関する地域や経験 ・外国人対応 ・特産になるモノ、コトの開発アイデアが湧き出てくる

給与

業務仕様:1ヵ月当たり135時間(20日)を目安に活動する仕様で人件費及び活動費を積算してあります。働き方や能力により内容、時間の調整可

人件費:月額275,000円 活動費:125,000円×活動月数 上記を「上限」に契約・仕様書に沿ってお支払いします。

福利厚生:社会保障費は自己負担になります。活動に必要な経費及び保険類は、活動費より支出可。

雇用形態・勤務時間

業務形態:地域おこし協力隊(市から委嘱、業務委託)市との雇用関係はありません。

期間:委嘱は1年ごとの更新(最長3年)、業務契約は年度ごとの 更新になります。(最長3年)

募集者 / 主催者
恵那市役所まちづくり企画部移住定住推進室 
募集者 / 主催者の
住所
〒509-7292 岐阜県恵那市長島町正家一丁目1番地1
募集者 / 主催者の
連絡先
0573-26-6811
その他

支援制度 ①住居、活動に資する車両および移動費は協力隊活動費より補助します。(家賃補助:4万円、車両補助:2万円が上限) ②その他、資格取得費用など活動に必要な諸経費は内容を関係者と協議し予算の範囲内で活動費より捻出可能 ③募集は定員に達し次第、終了します。

恵那市役所まちづくり企画部移住定住推進室 

このプロジェクトの地域

岐阜県

恵那市

人口 4.57万人

恵那市

恵那市地域おこし協力隊サポーターズが紹介する恵那市ってこんなところ!

名古屋から、車や電車で約1時間、日本列島の中心部にある岐阜県恵那市は、どこからでもアクセスしやすいまちです。大きなショッピングモールも、映画館もないまちですが、市街地から少し入れば美しい山々があり地元で採れるおいしい野菜やお米があり、四季を感じる風景やおばあちゃんたちの暮らしの知恵が生活のすぐそばにあります。 生きるために必要なものはすべてある、地域で活きるために必要なものは努力次第でどのようにも創造できる!そんな岐阜県恵那市を訪れてみてください。

今回のテーマや相性、キーワードは ・濃ゆいコミュニティが色濃く残る小さな町で、自分の得意技を活かして、地域と共に磨いて幸せに暮らす ・このままでは「もったいない」施設や資源はたっぷり!ソフト面をブラッシュアップ ・町ごと演出、あなたの得意な○○を組み合わせて任期後も仕事として関わり続けられる生業や事業へ発展

このプロジェクトの作成者

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恵那市役所の各課、活動地域関係者、協力隊OBOGからなるサポートチームです

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プロジェクトに興味を持っていただきありがとうございます。

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詳細プロフィールを設定することで、スカウトを受けやすくなります。プロフィールはマイページから編集することができます。

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この後、プロジェクトの担当者とコミュニケーションを取れるようにチャットルームを作成するので、知りたいことがあればたずねてみましょう。

「興味ある」も同時に入力され、地域ユーザーからスカウトを受けやすくなります。

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