
【運営スタッフ(正社員)募集】まちの人々の活動を支え伴走していく施設「鮎喰川コモン」
最新情報
プロジェクトの募集が終了しました。
2025/08/31「興味ある」が押されました!
2025/08/30「鮎喰川コモン」は、子育て支援、放課後・休日の居場所づくり、読書環境づくりといった機能を軸に、まちの人々の活動を支え、伴走していく施設として、神山町が整備した公共施設です。
まちのリビングのような場所として、誰もが気軽に立ち寄れ、思い思いに過ごすことができる場所を目指しています。
特定の機能に縛られず、複合的な空間として育ってきました。 親子が遊ぶすぐそばで、学生が読書をし、大人が仕事をしている――。そんなふうに、年齢も目的も異なる人たちが自然に混ざり合う様子が日常的にみられるようになりました。
今回募集するのは、その運営を担う現場のリーダー的なスタッフです。 来館者や現場スタッフと関わり合いながら、ご自身を含め、一緒にいる人の個性を活かして、この場所の運営を考えていける人だと嬉しいです。
この場所のあり方に共感し、ともに育ててくれる方、ぜひ一緒に働きませんか。
人が育ち合う「まちのリビング」を一緒に育てませんか
[鮎喰川コモンが目指すところ] 「鮎喰川コモン」は子育て支援、放課後・休日の居場所づくり、読書環境づくりを軸に、まちの人々の活動を支え、伴走していく場所です。
神山町で暮らしている人々、帰ってきた人々、移り住んできた人々が互いの価値観や経験を分かち合い、育ち合いながら暮らしていける地域社会の実現を目指します。
大切にしたい3つのこと
①「まちのリビング」として町の誰もが気軽に立ち寄れる場とします 年齢や性別、育った環境の異なる人たちが、自然に混ざり合い、何気なく関わり合える、日常に溶け込んだ場所をつくります。
②将来世代の成長や可能性の広がりを大切にし、まちのみんなで見守り、育てる場とします 子どもたちとその親が、安心して過ごせる環境を整え、いきいきと活動ができるよう力を添えます。 子どもと大人がともに過ごし、年齢を超えた出会いやつながりを通して、本人の人生の可能性が広がる状況をつくります。
③一人一人がともに過ごせる環境をともに作り、運用します より使いやすく、良い場所にしていく方法について、訪れる人とともに考え、実行します。 他の人々との交流だけでなく、それぞれが一人で過ごす時間も尊重される環境をつくってゆきます。
神山町が鮎喰川コモンを整備しようとした背景には、 「子どもたちの生育環境をより豊かになること」 「多様な人のよい関係性が育まれ、まちに新しい活動や仕事がほどよく生まれること」 という願いがあります。
そのために、「子育て支援施設」「図書館」「学童保育」とあえて機能を限定せず、複合的なかたちでまちに開かれています。
ここでは、子どもたちが元気に遊ぶそばで、大人がパソコンに向かい、学生が読書や勉強をしています。それぞれの目的や過ごし方は違っていても、ゆるやかに共存しています。この「年齢も目的も異なる人たちが自然に混ざり合う」ことこそ、鮎喰川コモンの大きな魅力です。
子どもは遊び合い、学び合う中で互いに成長します。年齢の近い子が近くにいると年上の子が下の子の世話をしたり、新たな兄弟関係も生まれるかもしれません。遊び仲間がいると、子どもは屋外で過ごす時間が自然に増えると思います。
また、まちの大人たちにとっては、ここに来ると誰かに出会えたり、仕事ができたり、「やってみたい」という何かを持っている人にとっては、それを形にできる場所でありたいと思っています。
身近にいる大人たちのいきいきとした活動や、健やかに生きている姿を見ることは、将来世代の可能性にも大きく作用すると思っています。
この場があることで、人々のつながりが増え、結果として新しい関係や活動がまちに生まれ、子どもが育つ環境がさらに豊かになっていくことを、私たちは願っています。
場所や空間の力に加え、目指す状況を実現するには、日常の細やかな運営が欠かせません。
緊張している親子がいたらリラックスして過ごせるよう声をかけたり、子どもたちが安心して遊べるよう場を見守ったり。訪れた人がここでの過ごし方を自然に学び、自分らしい居方や関わり方を見つけられるよう、そっと伴走したり、時には働きかけたりします。
一緒に場を運営するスタッフの多様さを力に変えるには、日々の関わり合いや、安心して働ける環境を整える存在が必要です。
来館者やスタッフと居心地のよい環境をともに育てること。その日々の積み重ねが、鮎喰川コモンやまちの目指すところに重なっていきます。
複雑さを「だから面白い」と思える人にとって、鮎喰川コモンはきっとやりがいのある場所だと思います。


日々の気づきをもとに工夫を重ねていける方
[今回募集する職種] 今回募集するのは、現場の責任者となるスタッフです。 担っていただくお仕事は、多岐にわたります。 来館者だけでなく、ともに働くスタッフの様子にも気を配り、その時々に応じた声かけや働きかけをしたり、施設運営に必要な企画や事務作業、関係者とのコミュニケーションも担っていただきます。
[こんな人に来てほしい] 人と人との関わり合いを大切に、丁寧にできる方だと嬉しいです。
来館者対応を一つとっても「こんな風に関わりましょう」というマニュアルや正解があるわけではありません。 現場で起きている小さな変化や声に気づき、場の様子を感じ取って、「この場にとって、いまどんな関わりが必要なんだろう?」と、立ち止まって悩んだり、考えながら、来館者が居心地よく過ごせる空間をつくっていきたいと思っています。
同時に、大切にしたいのが、一緒に働くスタッフとの関わりです。 顔を合わせる機会の少ないスタッフもいる中で、それぞれが得意なことを生かしながら働けるようにするには、どんな関わりができるだろう?と考えることも、持っておいて欲しい視点の一つです。
もちろん、最初からすべてを完璧にこなす必要はありません。一つひとつ仕事を覚えながら、日々の中で感じた違和感や気づきをもとに「もっとこうしたらいいかも」と工夫を重ねていけるような、そんな前向きな関わりをしてもらえるとうれしいです。


募集要項
※募集者 / 主催者に連絡を取りたい場合、まずは「応募したい」ボタンを押してメッセージを送ってください。
下記の業務を、2名の常勤スタッフと神山つなぐ公社職員と分担します ・鮎喰川コモン(施設)の運営・管理全般 ・来館者対応 ・鮎喰川コモン(施設)の広報 ・施設の予約利用の受付・応対 ・鮎喰川コモンが主催するイベント企画実施 ・非常勤スタッフのシフト・役割調整 ・委託元(神山町役場)への業務報告書の作成/運営方針の相談
・一般的なPC操作スキル(Word, Excel, PowerPoint等)がある方
・施設や場所の運営に意欲と興味関心がある方、もしくは、これまでに経験がある方 ・保育や教育、子育て支援の現場(保育所・幼稚園・学童・学校など)で働いたご経験のある方 ・2026年3月までに働きはじめられる方 ・普通自動車運転免許(AT限定も可)
月給 194,000円〜300,000円 給与 経験・スキルを考慮して決定 賞与 昨年度実績:年2回(2.6ヶ月/年) *人事制度見直し中、現行水準の引き下げは予定していません。 手当 時間外手当(月30時間まで) 通勤手当 住居手当(家賃半額補助/上限25,000円) パソコン購入手当
雇用形態:正社員 勤務日 月曜日〜日曜日(シフト制で週5日勤務) 勤務時間 7時間45分(休憩1時間) *施設の休館日:火曜日・年末年始(12月29日〜1月5日) 施設の開館時間:8時30分〜18時00分
住所
連絡先
各種保険完備(健康保険、雇用保険等) 中小企業退職金共済(10,000円/月を積み立て) 個人の関心事、キャリア形成のための視察、セミナーの受講、資格取得など個人研修への支援制度あり
休日・休暇 週2日 有給休暇(20日/年)、夏季休暇(5日)、年末年始(12月29日〜1月3日)
一般社団法人 神山つなぐ公社
このプロジェクトの地域

神山町
人口 0.39万人

一般社団法人 神山つなぐ公社が紹介する神山町ってこんなところ!
徳島県神山町は、人口約4,500人の山あいの小さなまちです。「創造的過疎」をテーマに掲げ、過疎化の現状を受け⼊れながらも町外から若者やクリエイテイブな⼈材が集まり、多様性に富むユニ⼀クな働き⽅や暮らし⽅の実現にむけた様々な取り組みが行われています。
1999年に始まった毎年国内外からアーティストを呼び作品づくりを行う「神⼭アーティスト・イン・レジデンス」をきっかけに「多様な人が混ざり合い『やってみること』を応援する文化」が根づいているまちです。
このプロジェクトの作成者
神山つなぐ公社は、徳島県神山町が2015年に策定した創生戦略「まちを将来世代につなぐプロジェクト(通称:つなプロ)」を、スピード感と柔軟性をもって実現するために設立された一般社団法人です。
私たちは、「多様な人が関わり、よい関係性とそれを支える場があり、新しい活動や仕事がほどよく常に生まれている」地域の姿を目指して、様々なプロジェクトを展開しています。

















