三条に住みはじめて3ヶ月が経ち、感じることと、見えてきたもの

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2025/10/30

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2025/10/19

こんにちは。三条市地域おこし協力隊の金です。 三条市の下田地域に住み始めて、あっというまに3ヶ月が経ちました。 地域との交流の中で友人も増え、ようやく安心感が芽生えています。地域の方々の暮らしにも自然と共感し、馴染んできたように感じます。 今回の移住を機に、私は次の二つの事業を軸にして取り組もうと考えていました。 • 個性重視のセルフケア・フィットネス事業の起業 • 「大人の絵本」をテーマにした出版活動

実際に現地で暮らし始めてみると、事前に想定していたこととは違うリアルな課題や声にもたくさん出会いました。 当初の計画がすべてではなく、暮らしの中にある感覚や声を拾いながら、活動を少しずつ現実に合わせていく柔軟さが必要だと感じています。 計画は設計図のようなものであり、実際に「建てる・住む」となると、その場所の土壌や空気を見ながら形を変えていく必要があるのだと実感しています。そんな感覚で、今は事業を少しずつ調整しながら進めています。

初めは不安もあった、トレーナーとしてのフィットネス事業や、本づくりに関する取り組みについても、少しずつですが、地域に根付いて育てていける感覚が芽生えてきました。 今回は、日々の活動を通して感じたこと、今後の展開についてお話しできればと思います。

いろいろな世代との交流

城山児童公園の整備奉仕作業に参加させていただきました。草刈りの作業がメインでしたが、思いのほかたくさんの方々が集まったそうで、予定より草刈り作業が早く終わりみんなで芋煮会を開きました。 普段、料理が好きで、自称得意をうたっていますが、この日は調理班としても料理に参加させて頂きました。 会では、モンゴルの楽器の馬頭琴奏者の方にも来ていただき、草原を連想させられるような美しい音色を奏でて頂きました。見晴らしの良い場所で、みんなで生演奏を堪能した時間は印象的でした。

三条での暮らしを始めてから、世代を超えてさまざまな方とお話しする機会が増えました。 特に、地域自治会の奉仕活動などに参加させていただく中で、ご年配の方々と直接お話しする場面も多くありました。

そうした会話の中で印象的だったのは、皆さんが地元との関わりを丁寧に、大事に続けてきたということです。 言葉だけでなく、その場の空気から自然と伝わってくるものがありました。 そのやりとりのなかで、優しさや柔らかさ、時にはお茶目な雰囲気も感じられ、世代を越えた交流の楽しさを実感しました。

私はこれまで、韓国と日本を行き来しながら多拠点的な生活をしてきましたが、「子どもの頃から知っている人がいる地元で暮らすことの魅力」を、こうした関わりを通して少し理解できたように思います。

三条での変化

三条市に住む前は、20代の頃から、仁川、ソウル、東京、チェジュ島、沖縄、富山という地域で生活をしてきました。以前の本職であったカフェプロデューサーとして仕事依頼を受け、自然に転々と都会と島国、コンパクトシティーなどの様々な場所での暮らしをしてきました。その中でも、都会すぎない北陸に興味があったのですが、三条での暮らしはまさに、起業を目指していた私にとって必要なリズムがあったように思います。

人それぞれ、向き不向きや仕事と暮らしの考え方があると思います。私の場合は、密度の高い都会にいると、忙しさのあまり仕事しかしなくなる傾向により、独立や起業と向き合う事が簡単ではなかったようです。もちろん三条での起業が簡単という意味では全くもってありませんが、今の私がいる三条の環境のように、地域で仕事を生み出していこうとしている同僚のような存在が周りにいてくれることは、現実的にもすごく励みになる事に間違いないと感じています。

移住してすぐの頃は、「ここで自分が何をしていけるのか」「地域に馴染めるのか」など、不安に思うこともありました。

ですが、地域行事への参加や日常の中でのちょっとした会話を重ねることで、少しずつ距離が近づいてきた感覚があります。 自分から動くことで、地域に自然に馴染んでいく感覚を久しぶりに思い出しました。

この土地の時間の流れや人との関わり方に、今は少しずつ、自分のリズムも重なってきているように感じています。

これまでのこと。今後のビジョン。

私はこれまで、個性に寄り添った運動アプローチを軸に、フィットネス事業の構想を進めてきました。

ここ数ヶ月の主な取り組みは、パーソナルトレーニングのセッションです。特にオンラインで指導を行う『オンラインパーソナルトレーナー』として、セッションを行い、カリキュラム改善のための実験的な取り組みを行ってきました。以前から応援して頂いてた知人友人の方々や、クラウドソーシングで知り合ったモニターのクライアントの方々と共に、カラダと向き合う効果的なカリキュラム体系を作っています。 オフラインでも、地域で継続可能な構成力あるプログラムを作るために、地域事業者の方々(ステージえんがわさん、kraftさん、体育文化会館さん)と話し合いました。 まだ具体的なイベントを行ったわけではないのですが、実のある企画が進み、楽しいワークショップを開く予定です。

フィジカルはまさに、その人だけが持つ固有の個性です。身体と向き合うことを無理なく、楽しく習慣化できるよう、知識と実践をつなぐプログラムを届けていけたらと思っています。

もう一つの柱が「本づくり」に関する取り組みです。 「大人の絵本」を中心とした出版事業も構想しており、運動と同じように、内面と向き合う静かな時間を届けたいという想いが根底にあります。

運動も読書も、「一人で自分に向き合う時間を持つ」という点では、とても近い営みだと感じています。 ジャンルは違っても、共通する軸をもって、並行して育てていきたい事業です。

今後は、以下のような展開を目指して準備を進めています。

  1. 地域事業者と連携したフィットネスプログラムの創出 身体への理解を深め、日常に取り入れやすい運動習慣を身につけられるよう、知識と実践を組み合わせたワークショップ型のプログラムを展開予定です。
  2. 大人のための絵本出版プロジェクト “共感・内省・遊び心”をテーマに、大人が自分と向き合うための絵本を制作中です。 加えて、古典文学をベースにした現代的な翻訳・編集にも取り組み、この三条の地域から新たな読書文化を発信できたらと考えています。

「地方暮らしって意外といいかも?」と少しでもご興味のある方はぜひ記事に『興味ある』を教えてください! 思い立ったタイミングでいつでもどうぞ。

移住コンシェルジュが新しい暮らしを見つけるお手伝いをします!

このプロジェクトの地域

新潟県

三条市

人口 9.12万人

三条市

三条市移住コンシェルジュが紹介する三条市ってこんなところ!

ちょうどいい田舎、三条市。 新潟県三条市は、新潟県のちょうど真ん中に位置するものづくりのまち。 東京から2時間と上越新幹線が止まる燕三条駅や高速道路のインターチェンジがあり、アクセス抜群の地域です。人口は約10万人の都市で、中心市街地にいけばスーパーやコンビニがそろっており少し車を走らせると山や自然が豊かな下田地域にもいける都会と田舎の側面を持つ地域。 ものづくりの技術は世界から認められており、 いくつかのアウトドア用品の有名ブランドも実は三条市が本社だったりします。 幻の西洋梨ル・レクチエやシャインマスカットを始めとした豊かな自然が育む高品質な農産物も魅力です。 三条市をもっと知りたい方は、こちらの記事もご覧ください! https://sanjo-city.note.jp/

このプロジェクトの作成者

プロフィール画像

2023年度から三条市移住コンシェルジュとして活動をしている、きら星株式会社という移住サポートをするチームメンバーにて運営しております。

スタッフ1 【三浦佑太郎】 茨城県出身、27歳。前職・エンジニア。 好きなものはサウナとビールと野球と麻雀。 ひとの話をきくのが大好き、好奇心強め。 「いつかは地方へ」と思っていて、面白い場所へ流れていったら三条市へ流れ着きました。

スタッフ2 【本間翔太】 新潟県新潟市出身。 きら星に所属しながらも、三条市内でコーヒースタンドを営んでいます。妻、息子、7匹の猫に囲まれながらおだやかな生活を送っています。

スタッフ3 【神 友里】 地元新潟と湘南の2拠点生活実践中! 夫&息子と、都会的くらしの魅力と、ローカルの魅力、双方を満喫しています。やりたいことが実はローカルで叶った!そういう場面に立ち会えたらと思っております。

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