【募集】土木技師職員(正職員)募集について

岩内町（いわないちょう）は、北海道後志管内に位置する日本海沿いの町で、長い歴史を持つ地域です。 岩内町の歴史は、漁業や交易を中心に発展してきた背景があります。

古くからアイヌ民族が暮らしていたこの土地には、江戸時代以降、和人が進出しニシン漁が発展しました。明治時代には最盛期を迎え、水産加工業を中心に後志地方の重要な経済拠点となりました。また、かつては雷電地区で温泉宿が栄え、多くの湯治客で賑わった歴史もあります。

そのような中、1954年（昭和29年）9月26日に、岩内町で大規模な火災が発生しました。洞爺丸台風（台風15号）襲来時の出火という悪条件が重なり、市街の約8割に相当する3,298戸が焼失した事件を「岩内大火」といいます。 岩内大火は、北海道の歴史に残る大きな災害の一つです。この火災を契機に、岩内町は復興を遂げ、現在では災害に強いまちづくりを目指しています。  今、岩内町では、町の歴史を後世に伝えるため、歴史ある建造物の改修工事や港湾の整備に向けた様々な事業を計画しています。先人たちが残してきた魅力ある建造物を守るため、土木技師を募集し、岩内町一丸となり、「健やかで災害に強い町」を作りましょう！

土木技師には、現場の安全を確保し計画的に工事を進めるため、 　１　工事をやり遂げる強い責任感・行動力 　２　工事をスムーズに進めるための計画性 　３　チームのメンバーに的確な指示を出す判断力　　　が求められます。

一方で、町の職員という立場から、災害対応、選挙従事、住民対応が必要不可欠となり、 住民に寄り添えるコミュニケーション能力も求められます。

職員として求められることはたくさんありますが、大切なことは、「得意なことだけではなく不得意なことや初めてのこともチャレンジできる」ことです。 町の職員として求められる人材に成長できる方を歓迎します。