【地域おこし協力隊募集!】全国からも注目される「気仙沼クルーカード」一緒に地域マーケティングを推進する仲間を募集!
最新情報
プロジェクトの募集が終了しました。
2021/01/30地域おこし協力隊として、「気仙沼クルーカード」を使った地域経営の視点から、観光まちづくりをともに推進してくれる仲間を探しています!
ーーー 活動地域は、宮城県の一番北に位置する港町・気仙沼市。日本有数の漁港を持つ水産業のまちです。東日本大震災では、市の基幹産業である水産業の約9割が壊滅的な状況となりました。
1,000年に1度の困難を乗り越えながらも、年々漁獲量は下がり、第一次産業の従事者も減少するなか、水産業の一本足では、まちとしての存続がいつか危うくなるかもしれない。震災後、市は基幹産業である水産業に並ぶ地域経済の柱として「観光」を据えました。オール気仙沼で、観光で「稼ぐ」まちにしていくことを目指しています。
全国的にも注目される地域マーケティングの仕組み。観光商品開発を通して「気仙沼ファン」を増やす新たな取り組みの最前線で働きませんか?
気仙沼の進むべき道は、気仙沼とつながっている”クルー”が教えてくれる。
震災から10年という節目を迎えるにあたり、いわゆる”復興特需”の後を考えてかなければいけません。さらに人口減少・出生率の低下など、他のまちが直面している課題を、同じように気仙沼も抱えています。
まちの人が減れば、これまで続いてきた地域の商店の存続は厳しくなり、閉店を余儀なくされる。まちの賑わいが弱ることで、人がまちを離れて戻ってこない。まちの最大の価値・魅力である「人」がいなくなれば、観光業も立ち行かなくなります。
外の人にもお金を落としてもらい、まちの中でお金を回し、まちにきちんとお金を残していく。まちが「稼ぐ」力を持つことが、気仙沼というまちを存続させていくために必要です。
気仙沼では震災後に官民組織を立ち上げ、2017年に「気仙沼クルーカード」(以下クルーカード)という地域マーケティングの仕組みをスタートさせました。市内にある126の加盟店で使える、気仙沼独自のカードです。
★ 7月に『やまとごころ.jp』さんに記事を掲載いただきました。 >> https://www.yamatogokoro.jp/column/corona_casestudy/39190/
気仙沼で暮らす人や、故郷をはなれて想う人、ボランティアで来てくれた人、そして観光客。気仙沼とつながりを持ってくれた人はみんな、気仙沼という「船」に乗りあう「クルー(=乗組員)」という想いが込められたクルーカード。地域と気仙沼ファンをつなぐ証です。
気仙沼地域戦略では、行政や市内の観光関係者と協力しながら、このクルーカードを活用してクルーの皆さんから収集したデータをもとに、体験プログラムや限定メニューなどの商品開発をおこなっています。クルーは、これからのまちの姿を一緒に作ってくれる仲間です。
あなたもクルーに。地域のファンを増やす仕組みづくりに携わりませんか?
外から来た人が知りたいのは、地域事業者ごとにカラーがちがう”その人のストーリー”。こだわりや想いがきちんと伝わるかたちになっているか、事業者に伴走しながら、地域の魅力を体験できる観光商品として磨き上げる。そのためのデータ収集・分析、情報発信もおこなっています。仕事内容は多岐に渡りますが、専門的な知識や技術がなくとも、仲間との協働を通して任期中に培いながら、自分の伸びしろを存分に感じられる環境です。
\ 具体的な活動内容 / ・ 気仙沼クルーカードの運営、加盟店と連携した企画立案 ・ 観光ポータル「気仙沼さ来てけらいんWEB」の運営管理 >> http://kesennuma-kanko.jp/ ・ 地域資源を活用した体験プログラムの開発
\ こんな人に出会いたい! / ・ 新しいことにも積極的にチャレンジできる人 ・ いろんな人と分け隔てなくコミュニケーションが取れる人 ・ 地域の「ファンづくり」の仕組みに興味があるひと ・ これまでの環境を変えてみたい人 ・ 人の話を聞くことが好きな人 全部は当てはまらなくても、少しでも気になればぜひ!
“ヨソ者”の視点、ここで活かしてみませんか。
◯週活動時間:29時間(月〜金の5日間のうち、4日間) ◯報償月額 :20万円以内 隊員活動に必要な要する経費は、報酬とは別の活動予算内で対応。 ◯その他 :活動時間外の副業OK!
◎詳しくは募集要項をご確認ください。 >> http://k-ships.com/recruit/2789/
スタッフのほとんどがUIターン者。ホタテ漁師さんとプロジェクトを立ち上げたり、銭湯を盛り上げたり、仕事以外のコミュニティでも「まちの居場所」を見つけています。狭いまちだけど、仕事とプライベートの境界に曖昧さがあるからこそ、面白い。それぞれまちの好きなところを見つけ、肌で感じながら、暮らしています。
このプロジェクトの地域
気仙沼市
人口 6.11万人
織笠 有加里が紹介する気仙沼市ってこんなところ!
「いってらっしゃーーーーーい!」 約10ヶ月から1年をかけて、世界の海に出て魚を獲ってくる漁師さんたちを、気仙沼の人々は陸(おか)から旗でお見送りします。
宮城県の最北端に位置する気仙沼市。人口は約64,000人。三陸沖に面するこのまちは、漁業・水産業を中心として産業が成り立っています。まちに入港する船の約7割は、県外からの漁船。様々な漁船は、時に1年近くも航海を続け、魚を獲ってきます。港を玄関口として、世界の海との繋がりから成り立つまちです。海に面し、山に囲まれ、「陸の孤島」と表現される気仙沼。このまちの人々の視線は常に海に向かい、より広い世界を見つめています。「孤」ではない、むしろグローバルさを感じるまちです。
船に乗り、海へ出れば、こんな素敵な夕焼けにも出会えます。
このプロジェクトの作成者
宮城県仙台市出身。仙台→秋田で働き、2017年12月に宮城県気仙沼市唐桑町に移住。気仙沼市地域おこし協力隊。 半島移住「ペンターン女子」として、シェアハウス暮らし。
地域カード「気仙沼クルーカード」の運営や、気仙沼ならではの体験プログラムの開発、観光プロモーションなど、地域マーケティングをおこなう団体で働いています。
ほか、唐桑町まちづくり協議会で働いたり、市内で最も古い「銭湯友の湯」を盛り上げる活動をしています( ◠‿◠ )