
花巻市地域おこし協力隊のその後!~空き家リノベで基地誕生~
公開日:2025/12/25 01:12
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2026/01/24「興味ある」が押されました!
2025/12/28元・花巻市地域おこし協力隊の内田 祐貴さん。 協力隊卒業後も、地域活性化や人材育成、若者の居場所づくり等の活動へ熱心に取り組み、今年11月に素敵なカフェもオープンしたとのこと…。 今回は内田さんが現在どのような活動をしているのか取材させていただきました!
内田さんってどんなひと?
「うっちー」という愛称で、学生や地域の方々から親しまれている社交的な内田さん。 実は私、斎藤も、内田さんには学生時代から大変お世話になっています(私は憧れながらもなかなか「うっちー」と呼べませんでした…)。 これまでどのような考えを持ち、どのような経験を経てきたのか──。 そんな、現在も大活躍の内田さんに迫りました!
内田さんは幼少期に、親御さんの転勤による都市と地方の教育・体験格差を実感し、そのような環境に苦しさを感じていたのだそう。その自身の経験をきっかけに、子どもたちが夢を持ち楽しく育つ環境をつくることと地方の活性化を決意。 2015年、「HANALLE→(ハナレヤ)」という団体を設立し、地域づくりと子どもの成長を融合させる取り組みを始めました。これは、当時大学生だった内田さんが、地域の課題に向き合う中で生まれたものでした。
その後、東京で地域プロモーションや広告営業の経験を経て、2021年10月に花巻へUターンで地域おこし協力隊に着任されました。2021年、この年はコロナ渦で制限などもありながらの厳しい環境の中での活動であったのではないかと思います。 しかしそのような困難も乗り越え、晴れて2023年にNPO法人化。 「花巻駅周辺に勉強する場所がない、花巻には”学校では教えてくれないこと”を教えてくれる大人に出会える場所がない」と感じていた内田さんは、これらをどうにか解決できないものかと考え、みんながワクワクするような「若者が集う秘密基地」を花巻に作ろうと決意しました。
高校での探究の授業や、独自の教育プログラムを通した、子どもたちの地域活動支援、若者が主役のまちづくりなどに取り組み、それと並行して、若者と地域の交流拠点作りを実現すべく、2024年から花巻駅前の空き家の改修をスタートさせ、2025年3月に協力隊を卒業しました。 ※通常の協力隊任期は3年間ですが、コロナ禍による特例で約3年半活動
そして現在、空き家をリノベーションして完成した"秘密基地"、「ハナレヤベース」を運営しています。


若者も大人もワクワクする基地「ハナレヤベース」の誕生
まず、団体名の「HANALLE→」という名前には、 「離れ(母屋から離れた別棟)」のように、家や学校、職場ではない居場所・サードプレイスという存在でありたいという思いと、 「HANA」…「HANAMAKI」の頭「HANA」 「L」…Learn(学ぶ) 「L」…Laugh(笑う) 「E」…Experience(経験) 「→」向上心(右肩上がりの矢↗) という意味が込められています。 この由来を初めて伺ったとき、内田さんの人柄や活動によく合っていると感じ、感銘を受けました。
こちらを原点に、若者と大人とまちを繋ぐユースセンター「ハナレヤベース」が、花巻駅から徒歩2分の場所へ誕生。 人とまちを繋ぐ一つのツールとして、1階のユースセンター内にカフェ「Tea&Sweets Stand 離れ家」を併設。オープンするからには、メニューにもしっかりとこだわりたいという思いから、一切の妥協なくすべて丁寧に作り上げられています。 こちらのカフェ兼ユースセンターは、Wi-Fiやコンセントも完備の為、学習や仕事、ミーティングなどにも最適。学生も一般のお客様も、どなたでもくつろげる場です。 2階の学習・探究塾も、内田さんを中心に、数人のスタッフさんで生徒の指導にあたられています。
【Tea&Sweets Stand 離れ家(ハナレヤベース内)】 営業時間 : 月/火/金 11:00〜20:00(L.O.19:30) 土/日/祝 11:00〜18:00(L.O.17:30) 定休日:水・木


内田さんがいま、馳せる思いとは
「花巻には、都会にはない”人間をつくる素材”が豊富にあるため、花巻でしか得られない経験を多く積むことは非常に価値がある。経験の違いが知識や物の見方を変える。」と考えている内田さんは、そうした身近な"経験のチャンス"を掴むためのサポートを行っています。
以前、市内の高校生たちが自ら商品開発を行って実際に販売し、利益を得るところまでを伴走したとのこと。 まちなかでキッチンカーでドーナツを販売した際には、なんと1日で300個も売れたのだそう。 企画することや料理が好きな高校生にとって、自分の“好き”が実際に売れるという経験は、誰かを喜ばせ、まちのためになるという実感となり、貴重な成功体験になります。 売れたこと自体の喜びを超えて、多くの学びや自信が得られるのです。
自分がワクワクする目標を見つけること。そして、その目標を楽しみながら成功させること。そうした小さな成功体験の積み重ねが、次の新たな挑戦への自信にもつながります。 個人の“楽しい”や“ワクワク”、“好き”がいつの間にかまちづくりに結びつき、ジブンとまちがともに成長していってほしい。 ──それが内田さんのねらいです。
こうした経験を通して、自分の「好きなこと」を見つけ、学びを深めるきっかけとなる拠点を築き上げました。 地方の子どもや若者たち一人ひとりが"自分らしさ"を見いだし、誰もが居場所を感じられる地域となるために、今後も内田さんは挑戦を続けていきます。 この挑戦が、未来を担う若者たちに自信と希望を、花巻市にまた新たな光をもたらすことでしょう。


このプロジェクトの地域

花巻市
人口 8.77万人

斎藤 未羽が紹介する花巻市ってこんなところ!
【花巻市】岩手県のほぼ中央に位置し、花巻空港や新幹線の発着駅があり、交通の便も優れています。 岩手県の県庁所在地である盛岡へも電車や車でスムーズに移動できます。 おいしいお店が多い市街地から少し離れると、気持ちの良い自然を味わうことができます。
花巻・大迫・石鳥谷・東和の4地域で景観や雰囲気も異なりますので、 自分に合った地域が見つかるかもしれません。
このプロジェクトの作成者
◆ 花巻市移住コーディネーター ◆ 花巻市の魅力発信ウェブサイト「まきまき花巻」の編集者と市民ライター
花巻出身・在住で、ひと・自然・観光地・食...魅力で溢れた地元が大好きです! まちなかに宮沢賢治の作品にまつわる施設やモニュメントなどが多くあるのが、私の推しポイントです(o^―^o)新しい発見を求めてまち歩きをするのが好きです。


















