
【体験できます】空き家問題を地域や人の課題解決につなげる架け橋に|「Find」
開催日程:
2025/11/11 06:26 ~ 2026/03/31 06:26
最新情報
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「福岡くらしごと体験」は、福岡県への移住や就職に興味のある方向けに 1泊2日から3泊4日の間、地域や仕事場に訪れ「くらし」と「しごと」を体験いただく企画です。
参加費は無料、宿泊費は1泊あたり3,000円〜5,000円が補助されます。
仕事体験を通じて自分自身と向き合うことで、今後の生き方のヒントを見つける機会になるはずです。
────────────────────────────── かつて城下町として発展した、北九州市・小倉。まちの中心部を流れる紫川周辺は、今も城下町の雰囲気が残っており、着物姿の観光客がまち並みを楽しむ姿をよく見かけます。
今回ご紹介するリサイクルショップ「Find」は、紫川沿いを旦過市場の方面へと歩いた先にあります。目印はパープルとオレンジ色の外壁が目を引くビル。ガレージを改装した店内に並ぶ商品は、おばあちゃんの家にあるような木製のチェアやラジカセ、レトロなデザインの照明や食器類など、どこか懐かしい雰囲気をまとっています。
リサイクルショップ「Find」とは、どのようなお店なのでしょうか? オーナーの高木さんに話を伺いました。
高木さん「北九州市は、人口減少にともなう空き家の増加が問題視されています。Findは、空き家に残された私財をゴミとして処分するのではなく、モノとしての価値を取り戻し、それを必要とする次の誰かに渡したいという目的のもと、2023年10月20日にオープンしました。
大切にしているのは、モノが持つストーリーです。普通のリサイクルショップでは値段がつかないモノだとしても、モノが持つストーリーごと価値だと捉え、お客様にもそのストーリーを伝えるようにしています」
Findを訪れる方は、小倉に住んでいる地域の方がメイン。お散歩がてらフラッと立ち寄った地域の方とスタッフが、談笑をする光景も少なくないそうです。
高木さん「地域の方との距離はとても近いですね。とくに高齢者のお悩みを解決することが多くて、たとえば『スマホの使い方がわからないのよ』とか『荷物が重くて運べないのよ』とか。『こないだはありがとう』とお返しにお菓子を持ってきてくださる方もいらっしゃって、またお返しに店内でドリンクをふるまったりして。僕たちも時間が許す限り、積極的に地域の方と交流をするようにして、Findは地域の方の憩いの場としてもご利用いただいています」
また、Findが入居するビルの2階にはヨーロッパ各国で買い付けた古着を取り扱うヴィンテージショップ「Bloomy Days Vintage」、3階には多様なジャンルの展示を行うクリエイティブスタジオ「POZY」が入居しています。運営メンバーは、「Bloomy Days Vintage」のオーナーや映像作家、音楽家とさまざまなバックボーンを持っており、実は高木さんは北九州市立大学で哲学を研究している大学教授なんだそう!
高木さん「Findでは、それぞれの強みを活かしたイベントも定期的に開催しています。たとえば、1つのテーマをみんなでざっくばらんにディスカッションをする『哲学対話』というイベントです。今後はチームとしてさらに連携を強め、僕らが入居しているビルを『北九州文化会館』としてリニューアルし、北九州の若者が集う場所にしていきたいと思っています」
地域に住んでいる方、哲学に興味がある方、ファッションや音楽などのカルチャーに興味がある方など、年代も趣味思考も異なる方がFindを楽しんでいるようです。
今回体験できる内容
今回の体験では、Findの運営のお手伝いをします。商品の販売や修理、店内の清掃、ドリンクの提供などがメインのお仕事です。
タイミングが合えば、定期的に開催しているイベントのチラシ制作やSNSでの宣伝活動、さらにFindのメンバーとともに近郊でのリサイクル品の回収も体験できるそうです。
高木さん「日々の業務はもちろんですが、やはり地域の方との交流をぜひ楽しんでもらいたいですね。運営メンバーも北九州のコミュニティーで育ってきたユニークな方たちばかり。Bloomy Days Vintageのスタッフが、Findに遊びに来ることも多いですし、きっとすぐに打ち解けられると思いますよ。とくに運営メンバーと年齢が近い20代から40代の方や、ポップカルチャーやサブカルチャーが好きな方は、共通点が多く話も盛り上がるのではないでしょうか」
まちを知るには、そのまちに住んでいる人に聞くのがいちばん。現地のコミュニティーとのつながりを大切にしているFindだからこそ、出会えるヒトやコトが見つけられそうです。


しごと・くらしの特徴
高木さんは、次のステップとして「Findを意味のある仕事ができる場所」にするために、すでに動き始めているそうです。高木さんはどんな未来を描いているのでしょうか?
高木さん「北九州市内には、約8万軒の空き家があると言われています。その空き家とFindが回収したインテリアや生活道具を活用し、宿泊施設やアトリエといった新しい場所づくりを行いたいと思っています。
また、小倉北区神岳に建築を予定している複合型社会福祉施設『希望のまち』と連携し、障がいや難病のある方の就労支援を提供したいと考えています。みなさんがやりがいを持っていきいきと働ける環境を、Findで作っていきたいと思います」
2023年にガレージから始まったFindは、たくさんの人との出会いと思いを抱え、今大きく進化しようとしています。
「Findの未来を応援したい」「地域の力になりたい」。そんな思いを持った方との出会いを、Findのみなさんは心待ちにしています。
募集要項
※募集者 / 主催者に連絡を取りたい場合、まずは「応募したい」ボタンを押してメッセージを送ってください。
【福岡くらしごと体験】空き家問題を地域や人の課題解決につなげる架け橋に|リサイクルショップ「Find」
2025/11/11 06:26 〜 2026/03/31 06:26
1泊2日 ~ 3泊4日 ※1泊2日から調整可能です。 ─────────────────── 1日目(13:00~17:00) 1.ごあいさつ、やりたいことや目的の確認 2. Findの仕事の説明 3. 仕事のお手伝い ・商品の販売や修理など ※実際の仕事状況によって変更があります。 ─────────────────── 2日目(9:00~17:00)
- 仕事のお手伝い ・商品の販売や修理、店内の清掃、ドリンクの提供 ・イベントのチラシ制作やSNSでの宣伝活動 ・近郊でのリサイクル品の回収 ※実際の仕事状況によって変更があります。
参加費:無料 宿泊費:3,000円/泊まで補助あり 食費:自己負担 交通費:自己負担
リサイクルショップ「Find」
最少催行人数:1名 ・福岡県内在住の方はご参加できません。
福岡くらしごと体験事務局
このプロジェクトの地域

福岡県
人口 504.28万人

福岡くらしごと体験が紹介する福岡県ってこんなところ!
北九州市・福岡市の2つの政令市を持ち、2つの空港を有する福岡県。九州のビジネス拠点のイメージが強く、都会な場所という印象を持っている方も多いと思います。
しかし、実は都心部から少し離れるだけでマリンスポーツができる海や、日本の原風景を思わせる里山があり、自然との距離がとても近いのが特長です。
都会と自然が近い福岡では、普段は田舎でスローライフを楽しみながら、都心部に気軽に遊びにいけるなど、ライフスタイルに応じた様々な生活を楽しむことができます。 都会も自然もバランスよく楽しめる福岡ならではの環境で、あなたの「理想のくらし」を探してみませんか。
このプロジェクトの作成者
福岡くらしごと体験とは福岡県への移住や就職に興味のある方向けに 1泊2日から3泊4日の間、地域や仕事場に訪れ「くらし」と「しごと」を体験いただく企画です。
参加費は無料、宿泊費は1泊あたり3,000円〜5,000円が補助されます。

















