∞ 移住コンシェルジュの「たかおかコラム」⑬ ∞高岡に住み始めて気づいた“驚きの事実”3選

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公開日:2025/11/28 08:12

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2025/11/29

こんにちは。高岡市地域おこし協力隊・移住コンシェルジュの和田庸(わだ よう)です。 タイ・バンコクから高岡に移住して早9か月。日々の暮らしの中で、「これは意外だった!」と感じたことがたくさんあります。 今回はその中から、特に印象に残った「驚きの事実3選」をご紹介します。

① 「富山・高岡なんて何もないよ」と言う地元の人本気だった件

移住前に出会った富山出身の人が口をそろえて言っていたのが、「高岡?何もないよ〜」という言葉。 最初は「地方あるある」の謙遜かと思っていました。ところが実際に住んでみると、本気でそう言っている人が意外と多い。

しかし、少し視点を変えてみると、「何もない」のではなく、「あるのが当たり前すぎて気づいていない」ということに気づきます。 高岡の歴史的な町並み、商店街のつながり、美しい自然、そして人のあたたかさ。 それらが「日常の風景」として溶け込んでいるからこそ、地元の方には「特別ではない」のかもしれません。 移住者の私にとっては、その「当たり前」が一つひとつ輝いて見えるのです。

瑞龍寺のライトアップ。この素敵な光景も、地元の人にとっては毎年訪れる日常の一コマ
瑞龍寺のライトアップ。この素敵な光景も、地元の人にとっては毎年訪れる日常の一コマ

② 冬の立山連峰が、まるで絵画のように日常に現れる

今年の2月後半に高岡での暮らしを始めた私ですが、引っ越してきたばかりの頃、ふとした瞬間に目の前に広がる立山連峰の雪化粧の姿に息を呑むことがありました。 雪をまとった稜線が、空のグラデーションの中にくっきりと浮かび上がる様子は、本当に美しいものです。

雪が落ち着き、晴天の日も増える3月の高岡は、冠雪した立山連峰をほどよく楽しめる時期で、移住のタイミングとしてとても恵まれていたと感じています。地元の方によると、特に12月から2月の澄んだ空気の朝には、さらに圧巻の景色が広がるのだそうです。

最近では11月に入り、山々にうっすらと雪が積もり始めました。そこから徐々に変化していく立山連峰の姿を見守ることが、日々の楽しみにもなっています。

このように高岡では、立山連峰の風景が驚くほど「日常」としてそこにあります。 通勤途中や買い物帰り、住宅街の交差点ですらその雄大な姿がふと目に入るのです。地元の方にとっては見慣れた景色かもしれませんが、私にとっては毎回写真に収めたくなるほどの絶景です。

「この山々を眺めながら暮らす」ということが、どれほど豊かなことか。 高岡に来て、そのありがたみを深く実感しています。

冠雪した冬の立山連峰の景色。実際にその場で目にしなければ味わえない感動があります
冠雪した冬の立山連峰の景色。実際にその場で目にしなければ味わえない感動があります

③ 「最先端」に触れやすい、都会よりもフラットな関係性

東京都内などでは、センスの良いカフェやレストラン、アートギャラリーに入る時、どこか「選ばれた人だけの空間」のような感覚を持つことがあります。 一方、高岡では驚くほどフラットに、そうした場所に出入りできるんです。

たとえば、デザインやクラフトの拠点「ZIBA高岡」や、地域に根ざしたおしゃれなカフェ、カルチャースポット。 どの場所でも、オーナーさんやスタッフさんが気さくに声をかけてくれる。 都会のような「お客と店の距離」ではなく、「人と人の関係」でつながることができるのです。ファッションに疎かった私でしたが、原宿の古着屋さんでの勤務経験を経て、高岡にUターンして独立された古着屋「十人十色」さんでは、オーナーさんが本当に気さくな方で、私を一体どこまでオシャレにするつもりなんだろう、と思うほど、果てしなくサポートしてくれています。

そういった様々なつながりが、結果的に、最先端の感性や新しいチャレンジにも、気軽に触れられる環境を成り立たせています。 およそ16万人の人が住む地方都市でありながら成立しているこの「距離の近さ」こそが、高岡の魅力であり、移住者にとっての大きな安心感や気が付きにくい「高岡暮らしのメリット」につながっていると感じます。

住んでみて初めて気づく“驚き”は、観光では見えない高岡のリアルな魅力そのものです。 これから移住を考えている方も、まずはそんな小さな発見を楽しんでみてください。

「何もない」と言いながら、実は「なんでもある」。 それが、高岡というまちの面白さなのかもしれません。

重伝建・金屋町。古き良き町並みに漂う独特の静けさ。日常に魅力あふれる町、高岡です
重伝建・金屋町。古き良き町並みに漂う独特の静けさ。日常に魅力あふれる町、高岡です

このプロジェクトの地域

富山県

高岡市

人口 16.13万人

富山県高岡市が紹介する高岡市ってこんなところ!

富山県高岡市が紹介する高岡市ってこんなところ! 高岡市は、本州のほぼ中央で日本海に面する富山県の北西部に位置し、深緑と清らかな水に包まれたとても自然豊かな地域です。 400年余りの歴史を持つ高岡には、工芸技術や祭礼、歴史的建造物が数多く継承されており、山町筋や金屋町、高岡大仏をはじめ、瑞龍寺、勝興寺や雨晴海岸、吉久の町並みなどの観光資源が点在しています。 <“たかおか”の魅力はこんなトコ!> *暮らし・・・程よい田舎で、ゆったり暮らす、安心して暮らす! *しごと・・・“たかおか”は、とても働きやすいまち! 伝統産業から工業系企業まで、ものづくりのまちならではの産業が集まっています。 また、女性の就業率も高く、待機児童がゼロのため、子育てと仕事の両立もできます。 企業へ就職したい方へ、さまざまな支援を行っています。

・歴史を肌で感じられ、 ・新緑と清らかな水に囲まれ、 ・美味しい味覚の楽しみもたくさん!

歴史や文化・自然の恵みがいっぱいのまち。 是非、一度、“たかおか”に来て見られ。

このプロジェクトの作成者

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 高岡市は、本州のほぼ中央で日本海に面する富山県の北西部に位置し、平成17年11月1日に旧高岡市、旧福岡町が合併し誕生しました。  市内の西側は山間地域で西山丘陵や二上山が連なり、北東側は富山湾、東側は庄川・小矢部川によって形成された良質な地下水を有する扇状地が広がるなど、深緑と清らかな水に包まれたとても自然豊かな地域です。日本の渚百選に選ばれた雨晴海岸からは、海越しに3000メートル級の立山連峰の大パノラマを見ることができます。

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