“空き家を生まない” 今までにないプロジェクト始動!「おうちタイムレス」特命担当者、募集!

お仕事
公開:2025/12/26 ~ 終了:2026/02/01

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「興味ある」が押されました!

2025/12/27

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2025/12/27

長野県の東側、東京から2時間ほどの距離感にある佐久穂町は人口10,000人、約4,000戸の小さな町。北陸新幹線「佐久平駅」へもアクセス良好と利便性はありながらも、住民との顔の見える距離感や自然のバランスが取れた暮らしやすい地域です。

2019年に日本初のイエナプラン教育を採用した大日向小学校が誕生して以来、都市部からの教育移住先としても、注目が集まっているエリアです。一方で、貸し出し可能な空き家物件が少なく、移住を希望しても町内に住めない状況が長年続いていました。

そこで佐久穂町は、現在行われている空き家対策だけではなく“空き家を生まない”しくみづくりに挑みます。その名も、「おうちタイムレス」プロジェクト!

家そのものだけでなく、そこに宿る暮らしや記憶が、時を越えて続いていくために。高齢者の独居家庭など、将来空き家になるおそれのある家やそこに住む人に早期に寄り添い、専門家とともに家のこれからを一緒に考えます。

今回は、私たちとともにそのモデルを作る特命プロジェクト担当者(地域おこし協力隊)を募集します。

空き家に「なる前に」向き合う 多角的なサポート体制

【どうやって空き家をなくすの?】

全国的にも問題となっている空き家は、佐久穂町にとっても重要な課題です。多くの自治体が空き家対策に取り組んでいますが、佐久穂町では近い将来に空き家になるおそれがある家に事前に働きかけることに注目しました。

包括的な空き家対策には、居住している時期から適切なタイミングで、適切なサポートをしていくことが大切です。管理されずに放置されてしまうリスクを未然に防ぐ、つまり空き家に「なる前に」向き合います。

【どんなことをするの?】

プロジェクト担当者は、地域の一人暮らしの高齢者のお宅に出向いて、直接お話を伺います。何気ない会話の中から生まれる日々のさまざまなことに耳を傾け、家族の思い出や家の記憶を丁寧にお聞きしていくと、こんな声も出てくるかもしれません。

「家を片付けようと思っていて……」 「施設に入るか迷っているが、家をどうすればいいか……」

こんな暮らしの変化に伴う声を拾い上げ、ご希望に合わせて支援機関や専門窓口につなぎます。時には都内などでのイベントで、町に実家がある30〜50代の子世代との交流することも。多角的に空き家を捉え、家のこれからに寄り添っていきます。

活動は、支援現場だけにとどまりません。町役場の空き家担当や健康福祉課、不動産や建築の専門家と連携し、チームで空き家予防の仕組みを育てていきます。3年間の活動を通じて、空き家にまつわる不動産の実務知識をしっかりと身につけることができます。

基本的には佐久穂町役場への勤務となりますが、日々の活動は集落を歩いて家や公民館を訪ねて地域の人たちと直接言葉を交わしたり、家の改修や整備の現場にも顔を出したりと、町の中を動き回り、人と人の橋渡しをするお仕事です。そんな「暮らしをつなぐ」活動をSNSで記録・発信していくことも期待しています。

【年度ごとの活動内容】

1年目:インプット時期、知る・聴く・歩く やること:佐久穂町の地域や暮らしを知り、関係を築いていく

・各集落の特性や地域資源、住民の暮らしを知る ・町内の関係者(住民・事業者・行政担当者など)とつながりをつくる ・独居高齢者や町に実家を持つ世代へのヒアリングを通じて、暮らしの変化や課題を把握 ・空き家予防・活用に関する既存の取り組みを学ぶ ・人となりを理解してもらうため、活動内容を発信する

2年目:アウトプット時期、つなぐ、伝える やること:見えてきた地域の実態を整理し、発信・連携につなげる

・空き家管理対策のための町民向けの情報発信(広報記事、SNSなど)を実施する ・各地域でのミニイベントや相談会の実施 ・1年目で得た知見をもとに、家・人・地域をつなぐ仕組みづくりを試行する

3年目:リアルな実践 やること:「おうちタイムレスプロジェクト」のモデルを確立する ・空き家予防・利活用・移住促進を一体的に進めるプロジェクトの実施 ・成果をまとめ、次年度以降の継続・展開の仕組みを提案 ・活動の記録や成果を整理し、町としての発信へつなげる

付随業務 ・町ホームページや広報誌への情報掲載、SNS更新 ・状態の良い空き家所有者に利活用を促す活動

適切なサポートがないと、管理不全空き家になる可能性が……
適切なサポートがないと、管理不全空き家になる可能性が……
タイミングに合わせて寄り添うことで家のその後を一緒に考えます
タイミングに合わせて寄り添うことで家のその後を一緒に考えます

人と話すのが好きで空き家になるまでのストーリーが気になる人!

【こんな人におすすめ!】 空き家が気になる(住んでみたい、古い家を大切にしたい、空き家問題をどうにかしたい、など動機はなんでもOK!) 不動産の実務知識を身に付けたい(未経験大歓迎!) 地域に根ざした暮らしがしたい 日本の住宅事情に疑問を感じている DIYが好き などなど……

【この仕事を通じて得られること】 〈専門知識〉 ー住まいの維持管理、空き家活用、相続・契約などに関する基礎知識 ー全国的な課題となっている空き家問題に対する知見と予防策の経験 ー傾聴、相談対応、地域福祉、地域づくりに関する実践スキル

〈資格取得など〉 ー国家資格「宅地建物取引士」取得をサポート(予算の範囲内で補助) ー必要に応じて、建築・林務・安全管理などの各種研修受講(例:林道パトロール、有害鳥獣対策等) ー空き家再生士等、空き家に関する民間資格(取得任意)

これ以外にも…… 地域の住民や事業者、専門家と顔を合わせてお話をすることで、町全体を見渡す視点とネットワークを得ることができます 行政との協働や事業運営で得たノウハウやマネジメント力を活かして任期終了後もお仕事につなげることができます

住宅情報 ・採用決定後に町営住宅等を紹介、民間物件契約などお手伝いします ・町内の不動産業者や、空き家バンク制度を通じて物件を探すことも可能 ・古民家を改修して住む移住者も増えており、リノベーションの相談も歓迎です

【サポート体制】 地域おこし協力隊を担当する職員がおり、日頃の業務をサポートします。また、課内の複数の職員で業務会議を開催し、課内業務との連携や課題について、職員同士で共有し、問題があれば解決をはかっていきます。

一人ひとりに向き合い、その人が歩んできた暮らしの物語に耳を傾ける。 寄り添いながら関係を育てていけるのが、この仕事の魅力です。 専門家や地域の仲間と学び合いながら、空き家を生まない町のモデルを共につくっていきませんか。質問などはお気軽にお問い合わせください。皆様からのご応募をお待ちしています!

町の不動産業者と協力して、家の改修や整備の現場に顔を出したりすることも
町の不動産業者と協力して、家の改修や整備の現場に顔を出したりすることも
集落を歩き地域の人たちと関係を築く、「暮らしをつなぐ」お仕事です
集落を歩き地域の人たちと関係を築く、「暮らしをつなぐ」お仕事です

募集要項

※募集者 / 主催者に連絡を取りたい場合、まずは「応募したい」ボタンを押してメッセージを送ってください。

就業場所
佐久穂町役場を拠点に町内各所
業務内容

おうちタイムレスプロジェクト担当者(地域おこし協力隊) ・調査・地域コーディネート:独居高齢者や家族などへのヒアリングを通じ、家の記憶や暮らしの変化を丁寧に聞き取り 、支援機関や専門窓口へつなぐ。

・プロジェクトの企画・運営:空き家予防を進めるプロジェクトを実施し、そのモデルを立案する 。各地域でのミニイベントや相談会を実施する 。

・空き家管理対策のための町民向けの情報発信(広報記事、SNSなど)。

必須経験やスキル

・普通自動車免許(町内は車での移動が必須となります)

あれば歓迎する経験やスキル

・宅地建物取引士(宅建)の資格所持者は優遇。ただし必須ではございません。 ※活動を通じて、国家資格「宅地建物取引士」や民間の空き家対策資格の取得をサポートします。

給与

月額221,000円+期末勤勉手当 隊員の活動用の燃料費、消耗品費、旅費、通信料等の活動経費は町が予算の範囲内で負担します。

雇用形態・勤務時間

週休2日制 週37.5時間 1日7時間30分を基本とします。

会計年度任用職員(契約期間:令和8年度地域おこし協力隊としての採用、最大3年間。着任時期は、面接時に相談の上、決定いたします)

募集者 / 主催者
佐久穂町役場
募集者 / 主催者の
住所
長野県南佐久郡佐久穂町高野町569
募集者 / 主催者の
連絡先
佐久穂町役場総合政策課 seisaku@town.sakuho.nagano.jp 
その他

・雇用保険、社会保険は役場で加入(掛け金負担あり) ・有給休暇:10日 ・住居:町内にある町営住宅や民間アパート等に居住していただきます。家賃は予算の範囲内で町が負担します。 ・車両:活動に必要な車両は原則隊員が用意。リース代等は予算の範囲内で町が負担します。

※まずはお気軽にこのページの「興味ある」または「応募したい」ボタンを押してください!

佐久穂町役場

このプロジェクトの地域

長野県

佐久穂町

人口 0.94万人

佐久穂町

長野県佐久穂町役場が紹介する佐久穂町ってこんなところ!

八ヶ岳の麓に位置する佐久穂町。南北に千曲川が町をゆるやかに貫いています。晴天率の高さや寒暖差のある気候を生かして、野菜や特産のプルーンなどの果樹栽培が盛ん。四季折々の美しい自然が感じられる町です。

人と人の距離が近く、地域のお年寄りから「おかえり」「ちょっと寄っていきな」と声を掛け合う文化が今も息づいています。都会のスピードから離れて、暮らしや人との関係を大切にしたい方にぴったりな環境です。

佐久穂町がどんな町か動画で紹介 〜What a beautiful town! Sakuho〜 https://www.youtube.com/watch?v=VqYbPmktjts

DATA 人口 約10,000人 気候 平均気温 夏:23.5度(8月)/冬:-3.0度(1月)

一年を通して日照時間が長く、湿度は低め。冬は氷点下10度を下回る日もありますが積雪は比較的少なく、冬も晴天が多いのが特徴です。

学校・子育て ・町立保育園3園、統合小中学校1校、森のようちえん(認定こども園)やイエナプランスクール(小中一貫校)があります ・自然に囲まれた園庭や広い校庭で豊かな自然を感じながらのびのび過ごせます ・保育料・給食費の一部助成など、子育て世帯へのサポートも充実!  ※入園・入学時期等、相談に応じることが可能です。お気軽にお問い合わせください

交通 ・JR小海線が町の中心を通り、北陸新幹線「佐久平」駅までは電車で約30分 ・中部横断自動車道「佐久穂IC」「八千穂高原IC」からのアクセス良好 ・車移動が不可欠、冬季はスタッドレスタイヤが必須です

食べ物 ・千曲川の清流を生かした米づくりやプルーン・りんご・ブルーベリーなどの果樹栽培が盛ん ・高原野菜、手打ちそば、地元産の豆や味噌など、直売所で新鮮な農産物が手に入ります ・地酒「井筒長」など、昔ながらの酒蔵文化も息づいています ・水道水は冷たくまろやかな八ヶ岳の伏流水 ・寒暖差のおかげで家庭菜園でもおいしい野菜ができます。ご近所同士のお裾分け文化も根付いています

近隣都市 ・佐久市まで車で約20分、上田市までは約50分 ・軽井沢・小諸方面へも中部横断道でアクセス良好

医療・町内には総合病院があり、隣町の佐久市も医療機関が充実したエリアです ・子ども(高校卒業まで)の医療費助成あり

暮らし・スーパーやドラッグストア、ホームセンターなどが町内にあり、日常の買い物に困ることはありません ・役場・図書館・病院など主要施設が中心部にコンパクトにまとまっています

観光など・八ヶ岳連峰、蓼科山、千曲川など、四季を通じて自然を間近に感じられます ・白駒池や駒出池キャンプ場など、今注目のスポットも点在 ・2024年にできた「道の駅八千穂高原」には「モンベル佐久穂店」があり、登山やハイキングの拠点としても人気

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