現在、佐久穂町の障がい者福祉の課題として、障がい者の自立した生活の支援が必要とされています。そのための第一歩として、まずはまちの方々に障がい者福祉の現状を知ってもらうためのイベントやつながりづくりを実施したいと考えています。障がい者福祉のイメージアップも兼ねたまちの方々との接点づくりのための企画を行政目線だけでなく、柔軟な発想で一緒に考えてくれる方を募集することになりました。

◆どんなお仕事？
　佐久穂町では、障がい者福祉の充実を目指して様々な取組を行っています。その取組をより加速させるために、次の三つの活動を一緒に考えてくれる協力隊を募集します！

１.日中の居場所づくり
　誰もが安心して集まり、楽しく日中活動が行える居場所を整えていきたいと思っています。社会参加の第1歩として過ごせる場所、疲れたときにちょっと立ちよれる場所、生活するうえで必要な知識を学べる場所、佐久穂町にとってどんな「居場所」が必要なのかを一緒に考えていきましょう！

２.障がい者が働くためのお手伝い
　障がい者にとって仕事の選択肢が少ないという現状があります。それぞれが持つ力を発揮しながら働ける場所をまちの中に増やしていけるように企業やまちの方々との接点づくりや農福連携等の今まで佐久穂町には無かった働き方について一緒に考えていきましょう！

３.地域との交流づくり
　障がいが有る無し関係なく誰もが参加できる企画を一緒に考え、地域の方々に障がいに対する理解を広げます。障がい者が社会参加しやすいまちを一緒に目指しましょう！

◆「企画力のある」福祉従事者としてのキャリアパスに！
　この活動に携わるなかで、協力隊になっていただく方の資格取得支援や将来のキャリアを描いていけるようなバックアップを行っていきます。障がい者福祉に関わらず、社会のさまざまな課題を解決する「企画力のある人材」がこれからますます必要となっていきます。福祉に関わりつつ、企画力を磨くチャンスにもなります。「企画力のある」福祉従事者としてのキャリアパスになるような3年間を一緒に考えていきたいと思っています。

障がい者の方々とまちの人をつなぐためのイベント企画運営などを一緒にできる人
これから福祉業界で働くためのキャリアアップを考えたい人　
相手の意見を取り入れながら、人と協力してものごとを進められる人
柔軟な発想で自発的に行動を起こせる人

私たちと一緒に働きましょう！
先輩隊員　水谷さん
　現在、障がい者福祉に関わる仕事や農福連携の検討を行っています。福祉分野も農業分野も初めての仕事でしたが、経験をしながら勤務するというスタイルで、仕事の進め方や検討は、担当課の職員と相談しながら行っています。働き方も、自分の生活スタイルに合わせる事ができますよ！

福祉係　小林
　はじめまして！佐久穂町役場福祉係の小林正樹です。福祉係で地域おこし協力隊の担当をしています。
　福祉の仕事は人のために行動することが多くあります。人により支援の方法は様々で難しいですが、自身の行動により誰かが笑顔になってくれればとてもやりがいを感じます。佐久穂町の福祉をより良いものにするために私たちと一緒に活動していきましょう！