有機農業の畑と、地域の食卓をつなぐしごと【尾鷲市地域おこし協力隊募集】
最新情報
「興味ある」が押されました!
2026/09/05「興味ある」が押されました!
2026/09/04毎月第2土曜日の朝、旧熊野街道沿いの「馬越屋」の軒先に野菜が並びます。運んでくるのは専業の農家だけではありません。自分の畑で採れたものを箱に詰め、車で運んでくる市民もいます。「いちにちいち」と呼ばれる、月に一度の小さな市です。
このまちに、大きな産地はありません。あるのは家の裏の畑、市民農園の一区画、山あいの甘夏の段々畑です。一つひとつが小さく、これまで流通には乗りにくかった小規模農業。その小さな畑をつなぎ、集めれば、尾鷲のひとがこの土地の水で育てた野菜が、まちの店先や食卓に、もっと当たり前に並ぶようになるかもしれません。
今回募集するのは、その新たな仕組みを、地域おこし協力隊のチームや生産者たちと一緒に育てていく地域おこし協力隊です。
つくる楽しさ、届ける楽しさ
尾鷲ではいま、地域でつくられた農産物を地域のなかで届ける取り組みが始まっています。「いちにちいち」では5〜6名ほどの生産者が農産物を販売し、市内でつくられた農産物の一部は学校給食にも届けられています。
一方で、地域内流通を広げようとすると、そもそも流通させられる農産物が少ないという課題があります。
まとまった農地が少ない尾鷲で、生産量を増やす方法は、大規模な農家を増やすことだけではありません。その一つとして考えているのが、市民農園を起点にした小さな生産です。
尾鷲市ではオーガニック市民農園の整備を進め、すでに市民が農薬や化学肥料に頼らない野菜づくりに取り組んでいます。そこでできた農産物の余剰分を販売できるようになれば、つくる楽しみの先に、誰かに届ける楽しみが生まれます。
市民農園で野菜づくりを始めた人のなかには、もっと広い畑でつくってみたいという人が出てくるはず。その先には、農地バンクを通じて遊休農地を借り、生産を広げていく道があります。畑であることを休んでいる土地と、これから始めたい人とをつないでいく。有機農産物をつくる人の裾野そのものを、少しずつ広げていくことが求められています。
【現地見学会のご案内】 10月11日〜12日の2日間で、募集中のミッションの現場を巡り、現役隊員や地域の方と交流できる現地見学会を開催します。ご応募を検討されている方は、是非ご参加ください。
尾鷲市地域おこし協力隊募集 現地見学会のお知らせはこちら https://smout.jp/plans/31095
港町に合った生産と流通のかたち
今回の仕事は、一人でゼロから始めるものではありません。
2026年3月に立ち上がった「KITTEK(キッテク)おわせ農産物販売促進本部」では、地域活性化起業人がプロデューサーを務め、地域おこし協力隊2名がセールスプロモーションとブランドデザインを担当しています。それぞれの専門を持ち寄り、生産者と協働しながら、尾鷲の農産物の販売やブランドづくりに取り組んでいます。
今回募集するのは、このKITTEKの新しいチームメンバーです。
まずは農家や市民農園、「いちにちいち」などの現場に入り、地域の生産と流通を知るところから始めます。そのうえで、市民農園の展開、農作業ボランティアの組織化、農産物の集荷など、必要な取り組みをKITTEKや地域の人たちと実際に動かしていきます。
農家にとって無理なく出荷できる方法は何か。市民が農業に関わり続けられる仕組みは何か。小さな生産をどうすれば地域の流通につなげられるのか。現場で試しながら、尾鷲に合った方法を探していきます。
任期終了後には、3年間で育てた取り組みをKITTEKの事業として担うことも、農産物の集荷や販売など、地域の流通に関わる仕事につなげることも考えられます。
募集要項
※募集者 / 主催者に連絡を取りたい場合、まずは「応募したい」ボタンを押してメッセージを送ってください。
・市民農園で生産された農産物の地域内流通の拡大 ・遊休地を活用した新たな市民農園の設置 ・有機農産物の販売促進 ・任期後も継続できる事業・運営方法の検討
・都市地域から尾鷲市に移住し、且つ住民票を尾鷲市に移動できる方 ※地域おこし協力隊地域要件に該当する方 ・普通自動車免許を取得している方(着任までに取得予定の方) ・一般的なパソコン操作ができる方
給与/月額 291,000円(報償費として支給)
協力隊活動費/年間 最大2,000,000円 ※活動支援として、活動に必要な経費に対し補助金を交付
起業支援補助金/最大1,000,000円 ※起業支援として任期後地域に定着し起業する場合は起業支援補助金を交付
・賞与無 ・保険(健康保険、厚生年金、雇用保険)は自身で対応 ・住居費は協力隊活動費にて(光熱水費など実費は除く)
活動時間/概ね9:00~18:00(休憩時間12:00~13:00)※活動内容により変わる場合あり
活動日数/1カ月で20日以上
住所
連絡先
書類選考及び面接を行い、採用を行う予定です。 (取得した個人情報は、採用選考のみ使用します。履歴書の返却はいたしません。また、不採用についてのお問い合わせについてはお答えできませんのでご了承ください。)
【応募期間】 令和8年10月30日(金)必着
【応募に必要な書類等】 履歴書(指定書式あり) ※「応募したい」を押していただきましたら、メッセージにて様式を送付いたします。
【提出・問い合わせ先】 〒519-3696 三重県尾鷲市中央町10-43 尾鷲市役所 市長公室 地域創生係
【選考スケジュール】 事前面談(オンラインでも随時対応) ↓ 10月30日 応募締切 ↓ 11月上旬 書類選考 (応募者が多数の場合は書類選考を実施します。) ↓ 11中旬 面接(書類選考後日程を決定します。) ↓ 令和9年1月着任(着任日は相談のうえ決定します。) ※選考プロセスは変更となる場合があります。
尾鷲市役所 水産農林事業推進課 農林振興係
このプロジェクトの地域
尾鷲市
人口 1.40万人
NPO法人おわせ暮らしサポートセンターが紹介する尾鷲市ってこんなところ!
三重県南部の港町、尾鷲市。ふるくから漁業と林業で栄え、高度経済成長期の電力供給を支えた火力発電所のお膝元として、最盛期には三万五千人にも達した人口は今、半分。二十年後には、さらに半分の八千人まで減ろうかという、この頃です。過疎高齢化も斜陽産業も当たり前になってきた、今がまさに分水嶺。活気がない、産業がない、なんにもないと言われ続け、消滅可能性都市とも評された街ですが、まだまだ力を秘めています。
このプロジェクトの作成者
紀伊半島東側の港町、尾鷲市で移住・多拠点居住の推進や空き家の利活用プロジェクトを推進しています!ここ数年、大きな変革期にはいった尾鷲市では新しいまちづくりがジワジワと動き出しています!都会の暮らしに不自由を感じはじめた方も、地方に活動の場を広げたい方も、海と山に囲まれた港町の暮らしに飛び込みたい方も、ぜひ一度、尾鷲にお越しください。