海が見える甘夏みかんの丘を継承するしごと【尾鷲市地域おこし協力隊募集】
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2026/09/04「興味ある」が押されました!
2026/09/04群青の海と深緑の山にはさまれた斜面が、早春から初夏にかけて黄色く輝きます。三重県南部の港町、尾鷲の甘夏みかんの丘です。
この風景ができたのは、尾鷲市が生まれた頃。まちを挙げた開拓事業で岩の斜面を崩し、苗を植えてつくられたものです。以来70年、木を育て、果実を収穫し、翌年へとつないできた人たちの手で、この丘は受け継がれてきました。
丘を下れば、尾鷲市の中心市街地。最盛期の半分以下となった1万4千人の大半が暮らしています。 冬でも温暖で、日本でも有数の雨量を誇るこの土地は、柑橘栽培に向いています。紀伊山地が受け止めた雨は地下を通って畑をうるおし、川を下って熊野灘に注ぐ。海に向かって開けた急斜面は、日当たりと水はけがよい。山と海にはさまれた地形が、そのまま甘夏の味をつくっています。
この丘の風景と「なりわい」を、継承していきたい。甘夏みかんの有機栽培を学び、やがて自らも農家として、農園を続けていく。甘夏の園地を受け継ぐことから始まる、新しい地域おこし協力隊を募集します。
100年甘夏に向けて、いま足りないもの
尾鷲市は2024年1月20日、三重県で初めて「オーガニックビレッジ宣言」を行いました。令和12年度までに、有機農業の面積を現在の7.8haから12haへ、有機農業者を6名から8名へ増やす計画を立てています。
2026年3月には、「KITTEK(キッテク)おわせ農産物販売促進本部」が立ち上がりました。地域活性化起業人と地域おこし協力隊によるチームで、生産者と協働しながら、尾鷲の農産物の販売やブランドづくりに取り組んでいます。
甘夏についても「100年甘夏に向けた、産地の伝統と歴史の継承」を掲げ、有機農産物直販イベント「いちにちいち」での販売をはじめ、鈴鹿サーキットや学校給食、首都圏のレストランなどへ販路が広がり始めています。
一方で、こうした取り組みを進めるほど見えてくるのが、尾鷲で生産される農産物そのものが少ないという課題です。販売する場所をつくるだけではなく、農産物をつくる人を増やす必要があります。
そこで今回、天満地区の甘夏を入口に、尾鷲で新しく農業を始める人を募集します。
地域の農家から有機甘夏の栽培を学び、実際の園地で経験を重ねる。遊休化している園地の継承を進めながら、生産した甘夏を販売するところまで経験する。そして3年間の任期を終えたあとには、自ら尾鷲の農業者として生産を続けていく。
目指すのは、甘夏みかん農家として新たに就農する人が、これからも生まれていく道筋をつくること。
自分の農園と、新たな販路をつくる
活動の中心となるのは、天満地区で続いてきた甘夏みかんの有機農法による栽培です。まずは剪定や草刈り、収穫など、年間を通した作業を経験します。そこから徐々に、自分で管理する範囲を広げ、遊休園地の継承や就農に向けた準備を進めていくことになるでしょう。
農業はつくるところだけでは終わりません。どれくらい生産し、誰に、どう届ければ農業として続けていけるのか。KITTEKをはじめ地域の関係者と相談しながら、生産から販売までを経験し、自分なりの営農の形を考えていきます。
農業経験の有無ではなく、地域の農家から教わり、自分で試し、相談しながら技術を身につけていけることを大切にします。季節や天候に合わせた地道な作業も含めて農業を自分の仕事として考え、自分の就農だけでなく、その経験を次の担い手にもつなげていける人に来てもらいたいと考えています。
【現地見学会のご案内】 10月11日〜12日の2日間で、募集中のミッションの現場を巡り、現役隊員や地域の方と交流できる現地見学会を開催します。ご応募を検討されている方は、是非ご参加ください。
尾鷲市地域おこし協力隊募集 現地見学会のお知らせはこちら https://smout.jp/plans/31095
募集要項
※募集者 / 主催者に連絡を取りたい場合、まずは「応募したい」ボタンを押してメッセージを送ってください。
・甘夏みかんの栽培・管理 ・遊休園地の継承に向けた準備・調整 ・甘夏みかんの販売・流通に関する実践 ・地域の農家やKITTEKなど農業関係者との連携 ・任期後の営農に向けた準備
・都市地域から尾鷲市に移住し、且つ住民票を尾鷲市に移動できる方 ※地域おこし協力隊地域要件に該当する方 ・普通自動車免許を取得している方(着任までに取得予定の方) ・一般的なパソコン操作ができる方
給与/月額 291,000円(報償費として支給)
協力隊活動費/年間 最大2,000,000円 ※活動支援として、活動に必要な経費に対し補助金を交付
起業支援補助金/最大1,000,000円 ※起業支援として任期後地域に定着し起業する場合は起業支援補助金を交付
・賞与無 ・保険(健康保険、厚生年金、雇用保険)は自身で対応 ・住居費は協力隊活動費にて(光熱水費など実費は除く)
活動時間/概ね9:00~18:00(休憩時間12:00~13:00)※活動内容により変わる場合あり
活動日数/1カ月で20日以上
住所
連絡先
書類選考及び面接を行い、採用を行う予定です。 (取得した個人情報は、採用選考のみ使用します。履歴書の返却はいたしません。また、不採用についてのお問い合わせについてはお答えできませんのでご了承ください。)
【応募期間】 令和8年10月30日(金)必着
【応募に必要な書類等】 履歴書(指定書式あり) ※「応募したい」を押していただきましたら、メッセージにて様式を送付いたします。
【提出・問い合わせ先】 〒519-3696 三重県尾鷲市中央町10-43 尾鷲市役所 市長公室 地域創生係
【選考スケジュール】 事前面談(オンラインでも随時対応) ↓ 10月30日 応募締切 ↓ 11月上旬 書類選考 (応募者が多数の場合は書類選考を実施します。) ↓ 11中旬 面接(書類選考後日程を決定します。) ↓ 令和9年1月着任(着任日は相談のうえ決定します。) ※選考プロセスは変更となる場合があります。
尾鷲市役所 水産農林事業推進課 農林振興係
このプロジェクトの地域
尾鷲市
人口 1.40万人
NPO法人おわせ暮らしサポートセンターが紹介する尾鷲市ってこんなところ!
三重県南部の港町、尾鷲市。ふるくから漁業と林業で栄え、高度経済成長期の電力供給を支えた火力発電所のお膝元として、最盛期には三万五千人にも達した人口は今、半分。二十年後には、さらに半分の八千人まで減ろうかという、この頃です。過疎高齢化も斜陽産業も当たり前になってきた、今がまさに分水嶺。活気がない、産業がない、なんにもないと言われ続け、消滅可能性都市とも評された街ですが、まだまだ力を秘めています。
このプロジェクトの作成者
紀伊半島東側の港町、尾鷲市で移住・多拠点居住の推進や空き家の利活用プロジェクトを推進しています!ここ数年、大きな変革期にはいった尾鷲市では新しいまちづくりがジワジワと動き出しています!都会の暮らしに不自由を感じはじめた方も、地方に活動の場を広げたい方も、海と山に囲まれた港町の暮らしに飛び込みたい方も、ぜひ一度、尾鷲にお越しください。