【クマと人の境界を守り、共生を目指す】森林率9割の町の新部署「いきもの係」で協力隊募集!

お仕事
公開:2026/09/17 ~ 終了:2027/03/31

北海道・滝上町(たきのうえちょう)は、面積の約9割が森林という小さな町です。 町を歩けばシカやキツネなど、野生動物に出くわすこともめずらしくありません。

その滝上町役場に、2026年、「いきもの係」という部署ができました。 ヒグマやシカなどの有害鳥獣対策を担当するほか、人の暮らしと野生動物の距離をどう保つかを考えるのも、この部署の仕事です。

いま、この「いきもの係」で一緒に活動してくれる地域おこし協力隊を1名募集しています。

仕事内容は、ヒグマの出没対応やゾーニング計画づくり、ドローンやサーマルカメラを使った行動把握、そして地域への情報発信など。

野生動物対策に長く携わってきた専門の職員と一緒に、現場で学びながら業務を進めていけるポジションなのも、今回の募集の大きな魅力です。

特別な職歴・専門資格は不問です。 必要なのは、「生きもの」と「人」、どちらにも向き合おうとする姿勢。

少しでも気になったら、ぜひ「興味ある」を押してみてくださいね。

クマのこと、森のこと、人のこと。いきもの係とまちづくり。

滝上町は北海道のオホーツク管内、山々に囲まれた盆地にある町です。 面積の約9割が森林で、まんなかを渚滑川(しょこつがわ)が流れています。 人口は約2,100人。羽田からは、飛行機と車で約3時間。意外と簡単に行き来ができる距離にあります。

滝上町役場に2026年、新しく置かれたのが「いきもの係」です。 やわらかい名前がついていますが、向き合う相手はヒグマやシカ。町の暮らしと野生動物のあいだに立つ専門部署です。

いきもの係が大切にしているのは、「クマの問題は人間社会の問題」という考え方。

ヒグマは確かに危険な動物ですが、人を狙っているわけではありません。 多くの場合、人との距離が近くなりすぎた結果として事故が起きてしまう。だからこそ、人の側にできることを考える必要がある、と考えています。

たとえば農地の電気柵。 対策が十分でなければ、結果としてクマへの餌付けのようになってしまうこともあります。 そしてクマが市街地へ近づけば、それは農家さんだけでなく町に住む人全員の問題になります。

クマだけを見るのではなく、農業も森も人の暮らしも、すべてを含めて考える。 それがいきもの係の姿勢です。

いきもの係の仕事は、ヒグマなど野生動物の対応だけにとどまりません。

「人と野生動物がどう付き合っていくかを地域に伝えていくこと」も、現場対応と同じくらい大切だと考えています。 だからこそ、ヒグマの出没情報などの普段の情報発信に加えて、講演会や勉強会も開きます。今後は野生動物や自然環境の専門家を招いたセミナーの開催も予定しています。

滝上町のヒグマゾーニング計画づくりのように、町全体の方針をつくる仕事もあります。

また、ドローンやサーマルカメラでヒグマの動きを把握し、データを蓄積して行動の予測につなげられないか、という将来を見据えた取り組みも動きはじめています。 ドローンでヒグマを追い払うテストをしてみたい、という構想も。まだ試行錯誤の段階ですが、こうした新しい取り組みを間近で見られるのも、この部署ならではの面白さです。

「クマが怖い」で終わらせず、人の側にできることを一緒に考える場をつくる。 生きものを入口に、地域の未来を考える。それが滝上町のいきもの係のミッションです。

野生動物に向き合ってきた2人と、現場で学べます
野生動物に向き合ってきた2人と、現場で学べます
面積の約9割が森林。野生動物は暮らしのすぐ隣にいます
面積の約9割が森林。野生動物は暮らしのすぐ隣にいます

クマ対策は、人対策。いちばん大事なのはコミュニケーション。

いきもの係として働くうえでは、自然や生きものが好き!という気持ちも大事ですが、一番大切にしてほしいのは、コミュニケーションです。

クマ対策は、人対策。  農家さんやハンターさん、地域の方々と信頼関係をつくりながら進めていく仕事です。 未経験の方でも、コミュニケーション能力とやる気があれば、十分やっていけます。

もうひとつ、いきもの係が求めているのは「自然環境や生きものを軸に、新しいことを始めたい人」です。 たとえば電気柵の設置や維持管理、捕獲した個体の有効活用。いま滝上にはまだそういう仕事はありませんが、これから必要とされていく分野です。野生生物の調査を手がける民間の会社は道内に数多くあり、そうした会社から依頼を受けて調査を手伝う形も、将来的には仕事として成り立つ可能性があります。

協力隊の任期は最長3年。 この3年でいろいろな経験を積んで、その先に新しい仕事や仕組みを生み出してほしい——そう考えている募集です。

ーーーーーーーーーー ★「いきもの係」は、こんな方におすすめです。

  • 自然や野生動物、環境のことに関心がある
  • 狩猟免許を持っている、あるいはこれから取ってみたい。(取得支援もあります)
  • 現場に出るのが好き。山を歩いたり、体を動かしたりするのが苦にならない
  • 人と話すのがきらいではない。地域の人と関係をつくっていくことに前向き
  • ドローンやセンサーなど、新しい技術を使った取り組みに関心がある
  • 3年後に「この分野で食べていく」道筋を、この町でつくってみたい

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【働き方のイメージ】 生きものが相手なので「出たら行く」が基本になります。 また、場合によっては自分たちから探しに行くこともあり、気になることがあれば実際に自分の目で確認に行くことも。 そのため、決まった一日、というものがない仕事です。

現在は6〜7割が役場での事務作業。今後は現場と半々くらいになっていく見込みです。 朝は、夜のあいだにセンサーカメラからスマホへ届いたヒグマの画像を確認するところから。 情報を整理して、必要なところへ共有します。 出没の連絡が入れば、そのつど対応に出ます。まる一日、外で作業する日もあります。

野生動物対策の経験を積んできた専門の職員のもとで、一緒に現場へ出ながら実務を覚えられる協力隊の募集です。

気になったら、「興味ある」からお気軽にどうぞ。 まずはオンラインでお話ししましょう。

― ★この記事は、滝上町の情報サイト「たきのうえびより」の記事をもとに作成しています >> https://takinouebiyori.com/jobs/ikimonogakari << ★―

現場対応だけでなく、新しい技術での行動把握にも取り組んでいます
現場対応だけでなく、新しい技術での行動把握にも取り組んでいます
「クマ対策は人対策」。地域との信頼関係づくりも大切な仕事です
「クマ対策は人対策」。地域との信頼関係づくりも大切な仕事です

募集要項

※募集者 / 主催者に連絡を取りたい場合、まずは「応募したい」ボタンを押してメッセージを送ってください。

就業場所
滝上町役場(北海道紋別郡滝上町字滝ノ上市街地4条通2丁目1番地) 農林建設課 いきもの係に所属。町内の現場(森林・農地・市街地周辺)へ出る仕事が多くあります。
業務内容
  • ヒグマ早期警戒システムの構築
  • シカ・外来種等を含む有害鳥獣対策に関する業務
  • ヒグマの出没対応、滝上町ヒグマゾーニング計画づくりのサポート
  • ドローン・サーマルカメラ等を活用した生息状況の把握とデータ蓄積
  • 講演会・勉強会・セミナー等を通じた地域への情報発信 ※協力隊共通で、SNS等を使った情報発信・地域貢献活動があります。
必須経験やスキル

特別な職歴・専門資格は不問です。

  • 居住地要件:現在、大都市圏・政令指定都市または地方都市(条件不利地域を除く)に居住し、採用後に滝上町へ住民票を異動して定住できること(地域おこし協力隊制度の要件です)
  • 普通自動車運転免許
  • PCの一般的な操作(ワード・エクセル等)
  • 他地域に向けて電子媒体等で情報発信ができること
  • 活動期間終了後、滝上町で起業・就業して定住する意欲があること
  • 住民と協力しコミュニケーションを取りながら、地域活性化に意欲的に行動できること(各種行事に積極的に参加できること)
  • 心身ともに健康であること/地方公務員法第16条に規定する欠格事項に該当しないこと
あれば歓迎する経験やスキル

野生動物の生態や鳥獣対策に関する知識・経験・関心/自然環境分野での実務経験/ドローン操縦の経験/狩猟免許など(狩猟免許は取得支援もあります。詳細はお問い合わせください。)

給与

月額235,000円

雇用形態・勤務時間
  • 会計年度任用職員。任用期間は任用日〜会計年度の3月末日まで、最長3年まで更新あり。
  • 原則 週5日勤務 8:30〜17:15(実働7時間45分+休憩1時間)
  • 週休2日制、祝日・有給休暇あり。 ※業務内容によりシフト制・出退勤時間の変更などがあります(要相談)。 ※社会保険・雇用保険に加入(個人負担分は本人負担)。
募集者 / 主催者
滝上町
募集者 / 主催者の
住所
北海道紋別郡滝上町字滝ノ上市街地4条通2丁目1番地
募集者 / 主催者の
連絡先
0158-29-3614
その他
  • 住居は町が用意または斡旋(家賃・水道光熱費等は個人負担)。物件や家賃の目安はお気軽にお問い合わせください
  • 家賃補助 月額1万円
  • 私有車両の燃料費補助 月額1万円
  • 暖房用燃料費補助 月額1万円(11〜3月)
  • 赴任経費補助あり

【選考の流れ】1次書類選考(随時実施・応募フォームに必要事項を入力/顔写真添付)→ 2次選考(滝上町で面接試験。日程はご相談に応じます。交通費は町職員の旅費規程に準じて支給)→ 内定(面接から約2週間程度。着任日はご相談に応じます)

【まずは体験したい方へ】滝上町では、応募・移住の前に仕事と暮らしを試せる「地域おこし協力隊インターン」も用意しています。住民票の異動は不要です。「まずは現場を見てみたい」という方も、お気軽にご相談ください。

滝上町

このプロジェクトの地域

北海道

滝上町

人口 0.21万人

滝上町が紹介する滝上町ってこんなところ!

人口およそ2,100人。北海道の右上、オホーツク管内にある小さな町です。 最寄りは紋別空港。羽田から飛行機で約1時間45分、空港から滝上町までは車で約40分です。 山奥でアクセスが大変なイメージとは違い、東京から半日もあれば着ける距離にあります。

町の面積の約9割が森林で、市街地のすぐそばに森があり、夜は風で揺れる木々の葉擦れの音が聞こえるほど静かな町です。 スーパー、病院、役場、こども園、小中学校といった日々の暮らしに必要な場所は、市街地のコンパクトなエリアにまとまっています。隣町への買い出しを月に数回まとめておこなうリズムさえつかめば、想像しているほど不便ではないと、町に暮らす方々はよく話してくれます。

和ハッカの農業生産量は日本一。 5月上旬から下旬にかけては、甲子園球場の7倍にあたる10万平方メートルの斜面が一面ピンク色に染まる「芝ざくら滝上公園」が、町の顔として全国から人を呼びます。

このプロジェクトの関連地域

北海道

北海道全体

人口 501.66万人

このプロジェクトの作成者

プロフィール画像

滝上町(たきのうえちょう)は、北海道の北東部にあって、渚滑川(しょこつがわ)の上流に位置する自然豊かな森林に囲まれた小さな町です。日本一の「芝ざくら」と農業生産量を誇る【ハッカ】のまちであり、都会の生活にはない魅力あふれるまちです。

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