秘境の地域商社プロジェクト 【特産品セクションプロデューサー】募集!
九州山地の最深部、雲海を見下ろす山々に抱かれた宮崎県椎葉村。
平地が極めて少ないこの地で、私たちの先人は急峻な山肌に挑み、石を積み、木々を切り拓きながら、幾世代にもわたって奇跡のような農地を作り上げてきました。 天に向かって広がる段々畑や焼き畑の技術、山々からの恵みと調和する暮らしの知恵ーー。 この壮大な営みと歴史が認められ、椎葉村は「世界農業遺産」に認定されています。
しかし今、高齢化と過疎化の波により、先人が血と汗を流して切り拓き守ってきた農地が、静かに耕作放棄地へと姿を変えつつあります。また、その土地で育まれた秘境の作物や、地域のおばあちゃんたちが受け継いできた「絶品の特産品」も、作り手がいなくなり途絶えかけています。
「先人が残してくれた誇りある農地と、豊かな食文化を、私たちの代で絶やすわけにはいかない」 そんな強い危機感と決意から、椎葉村では『農地保全・生産』と『商品開発・特産品継承』が一体となって挑む、新たな6次化生産法人の設立へ向けて動き出しました。
今回募集するのは、この新規法人の立ち上げを支え、椎葉の未来を共に創る初期中心メンバーです。
【特産品の継承】 椎葉村には、豊かな自然の中で育まれてきた食文化や、地域に受け継がれてきた特産品があります。しかし、作り手の高齢化や後継者不足により、これまで親しまれてきた味や加工技術を残していくことが難しくなっています。 そこで椎葉村では、地域の特産品を未来につなぎ、新たな仕事として育てていくための取り組みを進めています。今回募集するのは、地域の作り手から技術を学び、特産品の製造・販売や新商品の開発に取り組む地域おこし協力隊です。農業分野の協力隊とも連携しながら、原料の生産から加工・販売までをつなぐ仕組みづくりを目指します。
受け継いできた味を、これからも作り続けるために。
椎葉村では、山の地形や自然環境に合わせた農業や暮らしの知恵が受け継がれてきました。こうした伝統的な農林業や文化は、世界農業遺産にも認定されています。しかし、人口減少や高齢化が進む中で、農地を守る人や特産品を作る人が減り、地域の味や技術を次の世代へつなぐことが課題となっています。大切なのは、技術を受け継ぐだけでなく、作り続けられる仕組みをつくること。農業による原料の生産と、特産品の加工・販売をつなぎ、地域の資源を新たな仕事へと育てていくことを目指しています。
ミッション: 地域に愛されながらも存続が危ぶまれている伝統の味を継承し、地域資源を生かした新しい商品を開発する。
■1年目【修行と発掘】技術の習得・現状把握・人間関係構築 高齢化で途絶えかけている特産品の特定、レシピ・技術の習得、生産者との信頼関係構築。
①聞き取り・技術継承」の徹底 村内の高齢生産者(漬物、伝統食、木工、在来作物加工など)を一件ずつ訪ね歩き、製造方法や道具、原材料の調達先をドキュメント化しながら弟子入り・技術を習得する。 ②協力隊としてのネットワークづくり 村役場、商工会、既存のローカル事業者や先駆者(地域商社活動を行う先輩など)との顔つなぎ。 ③小さなお披露目 SNSや村内のイベント等で「自分がなぜこの技術を継ぎたいのか」を発信し、ファンや協力者を増やす。
■2年目【改良と検証】商品リブランディング・プレ販売 継承した特産品の品質安定化、現代の市場に合わせたパッケージ・ブランド化、販路のテスト。
①商品のブラッシュアップ 伝統の味や価値は守りつつ、現代の消費者に刺さるパッケージデザイン、容量、ネーミングへのリニューアル。 ②ローカルテストマーケティング 村内の物産センター「平家本陣」や、村外のイベント、ECサイト(ふるさと納税等)を活用して試験販売を行い、顧客の反応や改善点を集める。 ③「地域商社」の法人格・組織設計の検討 3年目の法人設立に向けた事業計画(ビジネスモデル、資金計画、仕入れと販売のスキーム)の策定。
■3年目【自立と展開】地域商社の設立・販路拡大・担い手循環 地域商社の法人登記・本格稼働、安定的な流通網の確立、次世代の担い手(次期協力隊や現地スタッフ)の受け入れ体制づくり。
①地域商社の立ち上げ(法人化) 特産品の製造・卸売、EC販売、観光を掛け合わせた事業体のローンチ。 ②販路の本格拡大 都市部の百貨店ポップアップ、セレクトショップ、大手ECサイト、BtoB(飲食店向けの卸)への販路開拓。 ③持続化の仕組み(次世代へのバトン): 自身がプレイヤーから「経営者・ディレクター」へシフトし、新しく入ってくる協力隊員や地元の若い世代に技術を教え、製造を分業できる体制を構築する。
◯この仕事の面白さと魅力
「歴史のバトン」を受け取る手応え 先人が過酷な自然と向き合いながら開拓してきた農地や食文化を守る仕事です。単なる作業ではなく、「地域の歴史と未来を繋ぐキーマン」として大きなやりがいを実感できます。
土づくりから食卓まで、ストーリーを一貫して届ける 自らの手で再生した農地で作物を育て、それを魅力的な商品へと加工し、全国へ届ける。6次産業化だからこそ味わえる、一貫したモノづくりの醍醐味があります。
地域の方々からのダイレクトな感謝 「先祖代々の畑を荒らさずに済んで本当によかった」「あの懐かしい味をまた作ってくれてありがとう」という、地域住民からの温かい言葉と笑顔が日々の糧になります。
地域に眠る「おいしい」を、一緒に未来の仕事にしませんか?
「食べることが好き」「地域の食文化を残したい」「地元の素材を使った商品を作ってみたい」「商品開発や販売に挑戦してみたい」——そんな思いを持つ方を歓迎します。最初から専門的な知識や経験がなくても大丈夫。地域の作り手から学び、地域の人たちと関係を築きながら、椎葉ならではの特産品を未来につなぐ活動に取り組んでみませんか? 先人たちが自然と共生してきたこの村には、都市では得られない豊かな時間と、心を通わせあえる暮らしがあります。村の移住支援や住宅サポート体制も整っていますので、Uターン・Iターンを検討されている方も安心して飛び込んできてください。
椎葉の山々に刻まれた農地は、先人たちが私たちに残してくれた大切な財産です。 過酷な歴史を切り拓いた先人たちのバトンを受け取り、新しい形で未来へ繋ぐ挑戦を、あなたと一緒に始めたいと思っています。ご応募を心よりお待ちしております。
◯応募フロー 1. こちらの記事の「応募したい」ボタンからご連絡ください。 2. オンライン面談を実施し、お互いの認識のすり合わせなどを行います。 3. お互いにミスマッチを防ぐため、「おためし地域おこし協力隊」制度を活用して、応募前に一度来村されることを強くお薦めします。 4. 第1次選考:書類選考の上、結果を応募者全員に通知します。 5. 第2次選考:最終web面接、試験(令和8年12月中旬) 6. 着任:2027年4月予定
募集要項
※募集者 / 主催者に連絡を取りたい場合、まずは「応募したい」ボタンを押してメッセージを送ってください。
⚫︎1年目【修行と発掘】技術の習得・現状把握
村内の生産者を訪ね、途絶えかけている特産品や伝統食などを発掘。製造方法や技術を学びながら、生産者や関係機関とのつながりを築く。
⚫︎2年目【改良と検証】商品化・販路のテスト
継承した特産品の品質や製造方法を見直し、パッケージやブランドづくりに取り組む。村内外で試験販売を行い、消費者の反応を確かめながら、地域商社の設立に向けた事業計画を検討する。
⚫︎3年目【自立と展開】地域商社の設立・販路拡大
地域商社を立ち上げ、特産品の製造・販売や販路の拡大を進める。地元の若い世代や次の担い手への技術継承にも取り組み、持続的に特産品を生産・販売できる仕組みをつくる。
・普通自動車運転免許 村内で暮らすために、自動車が必須になります。 ・PCがある程度使えること 業務に必要な書類作成や、連絡用のチャットツール「Slack」などで使用します
・食品製造・加工、調理などの経験 ・商品開発や企画、ブランディング ・商品の販売、営業、ECサイト運営など ・SNSやWebを活用した情報発信・PR ・地域の人や事業者と連携して活動
※いずれも必須ではありません。これまでの経験を生かしながら、新しいことに前向きに挑戦できる方を歓迎します。
◯給与月額200,709円 ※2年目および3年目は若干の昇給があります
◯雇用形態 椎葉村役場の会計年度任用職員として雇用し、地域おこし協力隊として委嘱します。 役場職員になるため、公務員としての振る舞いが求められます。
◯勤務日程 ・週5日勤務 ・基本8:30~16:30ですが、業務内容により変動することがあります
◯任期 1年更新 最長3年
住所
連絡先
◯業務について 上記に記載した業務内容の他、地域おこし協力隊として必要な報告書の提出や、定例会議への出席などがあります。
◯社会保険等 厚生年金、雇用保険等に加入します
◯休日等 土日祝 休日に活動した場合は代休を取得 有給休暇 初年度最大10日
◯住居 椎葉村がご用意します。 家賃は村で負担します。
◯副業 副業OKです。推奨しています。
◯椎葉村地域おこし協力隊 平成27年から現在まで累計52名、2025年10月時点で現役20名の地域おこし協力隊が着任しています。OBOGを含むネットワークがあり気軽に相談することができます。
【主催】椎葉村役場地域振興課 【運営】合同会社ミミスマス
このプロジェクトの地域
椎葉村
人口 0.22万人
合同会社ミミスマスが紹介する椎葉村ってこんなところ!
日本三大秘境の一つ、椎葉村。 広大な村の面積の94%が森林地帯、残りの斜面を家や田畑として利用してきた村の人々。山で生きる知恵と相互扶助の文化が暮らしに色濃く残る地域です。 自然の恵みを活かしながら、暮らしと仕事を成り立たせてきた椎葉の人は、たくましく賢く、器が大きいです。都会では感じにくい、「人に支えられていること」を日々実感できるのが、椎葉での暮らしです。
このプロジェクトの作成者
・地域おこし協力隊の活動支援 ・コミュニティビジネスの設立支援 「里を楽しむ人を増やす」をミッションに宮崎県椎葉村で活動しています。地域おこし協力隊のOBOGが集まった会社です。