働く場所は地域にも。図書館司書としてまちの人や暮らしとつながろう。

働く場所は地域にも。図書館司書としてまちの人や暮らしとつながろう。

深刻な読書離れが取沙汰される中、いま地域では「図書館」を舞台にしたさまざまな取り組みがはじまっています。

図書の貸し出しやリクエストの受付、読書案内、レファレンスサービスなど従来図書館が担ってきた業務に加え、書店やカフェを併設したり、独自の配架を採用した図書館の開設など、誰もが新しい切り口で気軽に本に触れられるハード面の整備がひとつ。これに加え、地域住民が運営に関わることで地域の中での人のつながりを形成したり、地域の暮らしに役立つサービスを提供するほか、子どもたちを対象にした探究学習活動の場としての活用などが期待されています。

希望者に対し求人が少なめな図書館司書のお仕事ですが、「地域の図書館で働く」という道も選択肢に入れてみませんか。

■ 地域の図書館で働くにあたり、図書館司書の資格は必要でしょうか。

求人によって要件は異なりますが、応募時の司書資格や図書館勤務経験を不問としていたり、 宮崎県椎葉村のように、着任後の資格取得サポート制度を設けている地域もあります。働きながら司書資格の取得を目標にできるほか、図書館での勤務経験がないことで、既存の価値観に捉われない図書館運営を担う存在として期待されるケースも増えています。

■ 実際に地域の図書館で展開されている地域の暮らしに役立つサービスの例を教えてください。

兵庫県豊岡市のように、地域の中で日常的に人々とつながり、暮らしと健康に寄り添うコミュニティナースや、孤立した人と地域とをつなぐリンクワーカーが図書館の運営にあたるケースがあげられます。 本を借りたり、手に取った本を片手にお茶を飲みながらスタッフとコミュニケーションを図ることによりヒトとヒト、ヒトとコミュニティをつなげる役割が期待されています。

■ 地域の図書館での活動に加え、副業をすることはできるのでしょうか。

地域おこし協力隊としての採用などの場合、副業を認めているケースもあります。詳しくは各地域のプロジェクトページをチェックしてみてください。

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