図書館特集!子どもも大人も楽しめる工夫が揃うこだわりの図書館を紹介します!

人口2万1千人の愛荘町内には、「秦荘図書館」と「愛知川図書館・愛知川びんてまりの館」の2つがあり、地域の方をはじめとした老若男女が集う憩いの場となっています。どちらも郷土資料をはじめ、雑誌や絵本、小説、漫画などバリエーション豊かな本やCD、DVDが揃う魅力溢れる場所です。

今回は、図書館の三浦館長さんに町外の方も参加できるイベントや1日ゆったりと過ごせる施設の楽しみ方を伺いました。

図書館の近くには子育て支援センターや近江上布伝統産業会館もあるので、親子での利用や観光がてらに訪れてみてくださいね!

ただ本を読む・借りるだけじゃない楽しみ方とは?

地域の人に役立つ情報やくらしを支える本、楽しく心豊かになる本を取り揃える愛荘町の図書館。2009年に愛荘町議会により「愛荘町まちじゅう読書の宣言」が議決されたことで、読書を楽む拠点としてとさまざまな工夫が施されています。

町内2つの図書館には、地域の方はもちろん町外からも多くの方が日々訪れています。年間10万7千人を超える来館者数があり、本の貸し出し利用率も高いという愛荘町の図書館。それぞれの施設の特徴をご紹介します。

▼2つの図書館を利用している人の特徴
どちらもキッズスペースが館内にありますが、「秦荘図書館」は、子育て支援センターに隣接していることもあり、子育て支援センターの利用後にお子さんと一緒に訪れる人が多いように見受けられます。ベビーベッドやローテーブルもあり、乳幼児と一緒に利用される人もいらっしゃいますね。また、施設規模で言うと愛知川図書館よりもコンパクトなため、本探しから本を借りるまでの一連の流れをスマートにできるのも「秦荘図書館」の特徴です。

約4キロ離れたところにある「愛知川図書館」には、伝統工芸品・びん細工手まりを展示している「愛知川びんてまりの館」が隣接しています。親子での利用はもちろん、観光で訪れる人や移住されてきた人も比較的訪れやすい印象です。1日中本を読んでゆったりと過ごし、中には、屋外に広場もあるためピクニックを楽しむ人も。
秦荘図書館に比べると2倍ほどの広さになるので、地域の情報を収集した資料の取り扱いをはじめ、本や写真集などの蔵書量が豊富なのも魅力の一つですね。

また、どちらの図書館にも医療や健康に関する本が並んでいる棚があります。町の健康推進課と連携して、病気の予防はもちろん、少し専門的な本や、患者となられた方の闘病記も取り揃えています。

必ずどちらかの図書館が開いているようにと、休館日をずらしています。町内に在住・在勤・在学する人であれば、本や雑誌であれば上限なしで最大3週間借りていただけるのも愛荘町ならではの特徴です。

読むだけであればどなたでも利用していただけますし、町外在住の方が借りたい場合は、ふるさと納税の返礼品として、貸出ができる図書館カード(ふるさと納税カード)を発行しています。1日ゆったりと過ごせるような空間が広がっているので、ぜひお気に入りの一冊を見つけてみてください。

▶ふるさと納税(ふるさと納税カード)について
https://www.town.aisho.shiga.jp/toshokan/goannai/4437.html

小さなお子さんでも絵本を選びやすく、広げて読みやすいテーブルとチェアがあります。(秦荘図書館)

小さなお子さんでも絵本を選びやすく、広げて読みやすいテーブルとチェアがあります。(秦荘図書館)

靴を脱いで子どもと一緒に紙芝居や絵本を読めるスペースがあります。(愛知川図書館)

靴を脱いで子どもと一緒に紙芝居や絵本を読めるスペースがあります。(愛知川図書館)

地元の方から愛される図書館づくりを目指しています!

地元の子どもから「まるで本屋さんみたい」と言われている秦荘図書館と愛知川図書館。大人から子どもまで、幅広い年齢層の方に楽しんでもらえるようにと、日々工夫を欠かしません。

三浦館長さんに愛される図書館でいられるように心掛けている秘訣を伺いました。

▼日頃からのリサーチと地元の魅力発信や地域との関わりを大切にしている
話題の本から専門的な本まで、多岐にわたる本のチョイスは司書資格を持つ当館の職員のセンスです。図書館のカウンターで、どのような本が利用されているのか、よく借りられているジャンルは何かなどをいつもリサーチしています。一方で、あまり利用がないけれどもおすすめの本を展示することもあります。こうした日々の積み重ねもあり、地域の方々から図書館に親しみを持ち続けてもらえているのではないかと考えています。

図書館では、絵本作家や写真家の作品展示会や、や地域おこし協力隊の皆さんが作成したパネル、愛荘いろはカルなど、さまざまな企画展を行っています。また、小学生や中学生の作品を展示したことも。どちらの図書館も入り口付近では各字(あざ)の自治会広報紙も掲示しているため、移住前に町のことを知ることができるスポットです。

その他、おはなし会や、あたまいきいき音読教室、子文書を読む会など図書館ごとにイベントを開催しています。詳細は公式ホームページをご覧ください。

図書館のホームページ:https://www.town.aisho.shiga.jp/toshokan/index.html
※イベント情報などの詳細は公式ホームページをご確認ください。

愛荘町の図書館は「町の何でも情報相談屋さん」のようになっているのもおもしろいポイントです。
子育て中の親御さんや学生さん、移住希望者さんなどが情報収集のために訪れてます。本のことなら司書さんに気軽に相談できるので、困ったことがあればカウンターでお気軽にお尋ねください。私たちはこれからも、こういう図書館のある愛荘町に住んでみたい、住んでいて良かったと感じてもらえる、愛される図書館となりたいと考えています。

図書館に行ってみたい、愛荘町の施設や地域の方々についてもっと知りたいと思った人は、ぜひ「興味ある」ボタンを押してくださいね。質問も受け付けています!

最後までご覧いただきありがとうございました。次回の投稿までは、これまでに紹介した愛荘町の他の記事をご覧になってお待ちください!

▶希少な伝統工芸品「びんてまり」の幾何学な世界!462点ものアイテムが集うイベントも開催!
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▶地域の麻素材を活かした新たなブランドの創出! 職人が集まる町で夢を形にしてみませんか?
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▶【愛荘町で募集中!】地域資源を活かして起業したい人材(地域おこし協力隊)を求めています
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一般図書のブースと離れた独立した空間になっている児童図書のコーナー。小さなお子様と一緒に気兼ねなく利用できます。(愛知川図書館)

一般図書のブースと離れた独立した空間になっている児童図書のコーナー。小さなお子様と一緒に気兼ねなく利用できます。(愛知川図書館)

どちらの図書館もエントランスに自治会広報が掲示されています。移住案内をする際には地域の取り組みを知るツールとしても紹介しています。

どちらの図書館もエントランスに自治会広報が掲示されています。移住案内をする際には地域の取り組みを知るツールとしても紹介しています。

施設情報

◆秦荘図書館
開館時間:10時〜18時
休館日:木曜日、金曜日、祝日、毎月第1水曜日、年末年始、蔵書点検期間
住所:〒529-1234
滋賀県愛知郡愛荘町安孫子822番地

◆愛知川図書館・愛知川びんてまりの館
開館時間:10時〜18時
休館日:月曜日、火曜日、祝日、毎月最終水曜日、年末年始、蔵書点検期間
住所:〒529-1313
滋賀県愛知郡愛荘町市1673番地

図書館のホームページ:https://www.town.aisho.shiga.jp/toshokan/index.html
※イベント情報などの詳細は公式ホームページをご確認ください。

◆秦荘図書館 至る所に椅子が置いてあるので管内でもゆっくり本を楽しめます

◆秦荘図書館 至る所に椅子が置いてあるので管内でもゆっくり本を楽しめます

愛知川図書館・愛知川びんてまりの館企画展「昭和のおもいで~秦荘有線放送シングルレコード コレクション」2023年3月

愛知川図書館・愛知川びんてまりの館企画展「昭和のおもいで~秦荘有線放送シングルレコード コレクション」2023年3月

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愛荘町
愛荘町役場が紹介する愛荘町ってこんなところ!

平成18年に2つの町が合併してできた現在の愛荘町は、今年で19年目を迎えます。琵琶湖に流れる川の上流・湖東地域に位置しており、鈴鹿山系からの豊かな清水と自然に恵まれ、古くから水との関わりが深いまちとして知られてきました。

町の東側には、聖武天皇の勅願で行基が開山した湖東三山の一つである金剛輪寺があります。昔から四季折々の雰囲気を楽しめるスポットとして地元の方々をはじめ多くの人に愛され続けている場所です。また、近世には中山道65番目の宿場として愛知川宿が栄え、後の明治には郡役所や警察などの官公署が置かれ、近江鉄道が開通するなど、古くから地方の中心としても発展してきました。

国の伝統的工芸品に指定されている「近江上布」を中心とした麻織物や、瓶のなかにてまりが入った不思議で美しい滋賀県の伝統的工芸品「愛知川びん細工手まり」など、愛荘町でしか見られない手仕事ならではの「ワザ」が光る工芸品を見られるのも特徴です。

【アクセス】
・高速道路を利用すれば、京都まで1時間、名古屋まで2時間弱。
・近江鉄道を利用すれば、彦根や八日市には約15分。
・琵琶湖までは車で約25分!

【愛荘町移住・定住ポータルサイト】
https://www.town.aisho.shiga.jp/iju/index.html

愛荘町は2町が合併して今年で17年目を迎えます。琵琶湖までは車で約25分。軟水の湧き出る水の美味しい町です。

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