地域の麻素材を活かした新たなブランドの創出! 職人が集まる町で夢を形にしてみませんか?

お仕事
公開:2023/11/30 ~ 終了:2026/03/30

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「興味ある」が押されました!

2025/02/20

「興味ある」が押されました!

2025/02/03

室町時代より受け継がれてきた伝統工芸品・近江上布(おうみじょうふ)は、愛荘町周辺で糸から作られている最上級の麻織物です。古くから着物を織る際に用いられてきましたが、今では職人が減り、未来へと受け継ぐ者はごくわずか。

そこで伝統を大切にしつつも“近江の麻”として新たなスタイルの開拓、柔軟な思考でビジネスを創出できる地域おこし協力隊員を募集したいと考えました。

初回の「まるく繋がる愛荘町リレートーク」では、近江上布をこよなく愛する役場職員の寺田さんと、現役で地域おこし協力隊として活動している綿谷さんに、このプロジェクトにかける想いを伺います。

「歴史ある伝統」が廃れないように、現代ならではの新たな形で復興させたい

愛荘町は近江上布を次の世代につなげる必要があると考えています。なぜなら、ただの麻ではなく、室町時代より受け継がれてきたという伝統的背景があるからです。 しかし現在、近江上布の職人は数名ほどにまで減少しました。伝統を継承しようと試みていますが、後世へと残していくために必要な課題はまだまだ残っています。

そこで近江の麻業界に新たな風を巻き起こしてくれる人を募集したいと考えました。役場職員の寺田さんと、現役地域おこし協力隊の綿谷さんは以下のように想いを語ります。

役場職員寺田さん 「近江の麻には可能性があります。着物(近江上布)に限らずとも、“地元の素材を活かした何か”は生み出せると信じています。地域おこし協力隊として来た方には、このプロジェクトを通して柔軟な発想でモノづくりを行ってほしいです!」

地域おこし協力隊の綿谷さん 「プロジェクトへの参加が決まった際は、愛荘町役場さんと我々地域おこし協力隊員が地元の方々と繋がるきっかけをたくさん作ります!現代ならではのアイテムやファッションに目を向けられる、近江の麻を使ったワクワクするアイテムやブランドを生み出してほしいです!」

適度な湿度を保ちながら、シャトル織機を使い麻布を製織しています。
適度な湿度を保ちながら、シャトル織機を使い麻布を製織しています。
上質な広幅の麻生地を使ったオリジナルの洋服
上質な広幅の麻生地を使ったオリジナルの洋服

あなたの想いを全力でバックアップ!安心して飛び込んできてください!

愛荘町はこのプロジェクトに参加してくださる方が、自由な発想で活動できるように全力でバックアップを行います!

地域おこし協力隊に入った後の3年間は、自分のライフプランを実現できるように行動しながら、愛荘町に馴染むためにも「人との関わり」を重視していただきます。そうすることで、町民の方々にどんなことをしている人なのか、今後どう活動していきたい人なのかをアピールできるので、より“繋がり”を深く、自分の夢を実現しやすくなるのではないでしょうか。

地域おこし協力隊の綿谷さん 「移住=起業が全てではありませんが、国が認めた伝統工芸品・近江上布を守ってきた人々と繋がれるように意識していただけると嬉しいです!また、副業やライフワークバランスを気にされる人は気軽に相談してください」

愛荘町役場で働く寺田さん 「お困りの際は、愛荘町役場のみらい創生課と現役の地域おこし協力隊がいつでも相談に乗ります!地元で活躍している人物と繋ぐことで、不安要素を解決いたします。まるく繋がりましょう!」 「例えば『いい会計士を探している』『近江の麻についてもっと教えてほしい』『商工会議所の人の意見を聞きたい』といった事業計画を練るうえでの悩みや不安は付きものです。」 「初めて住む地で自分の想い描く未来を心地よくブランディングしてもらうためにも、愛荘町が一丸となってサポートします。麻の糸が一本ずつ紡がれるように、私たちも想いを繋いでいきましょう!」

【地域おこし協力隊員への参加がおすすめな人】 ◆麻の素材を使ったブランドを作りたい人 ◆衣類関係のブランディングができる人 ◆パタンナーやテイラーとして活躍していた人 ◆ファッションデザイナーとしての経験を活かしたい人 ◆アパレルメーカー経験があり、起業したいと考えている人 

などなど… “近江の麻を活かした何か”を生み出せる人を募集します。

【移住希望者への前向きなサポート体制】 全国に拠点を構える中間支援団体(一社 Next Commons Lab、NCL愛荘事務局(※))と連携を取り、迅速かつ丁寧にに寄り添えるよう心がけています。

※一社 Next Commons Labとは…詳細ページをチェック! https://project.nextcommonslab.jp/place/aisho/ ※NCL愛荘事務局とは…まちのコーディネーターとして、4月から活動している3名の地域おこし協力隊の運営チームです。

愛荘町には上質な麻生地を購入できるショップもあります。
愛荘町には上質な麻生地を購入できるショップもあります。
まちのコーディネーターとして活動している3名の地域おこし協力隊(着任2年目)
まちのコーディネーターとして活動している3名の地域おこし協力隊(着任2年目)

【プロジェクト・募集の詳細】

◆業務概要 地域に馴染むための関係性づくりと、自身の起業アイデアを実現するための小さなトライ&エラーを繰り返して、卒隊後に小さくても自走できる事業化・起業へ繋げることを目標に、様々な活動を行っていただきます。 1) 地域資源である「麻」をキーワードに、起業に向けた幅広い業務。 例:地元企業や関係者との良好な関係作り、事業・資金計画を含む事務や企画、資金管理・運営等 2) 地域活動への参加や、地域課題解決に向けた取り組み。 例:イベントの企画や運営、地域の草刈りやイベントへの参加等 3) 役場や他のメンバー、地域の人との協業や協力。   例:役場事業との連携やミーティング、他メンバー主催のイベント参加等 ※役場とのミーティングは月1回、場合によって月に複数回あります。

◆募集人数:1名~最大4名 ※チームや複数人でのチャレンジを希望の方はご相談ください。 ※同時に他のテーマでも募集をしています。

◆勤務地:滋賀県 愛荘町

◆勤務時間:月150時間以上は活動を行ってください(平均:1日7.5時間 月20日~)

◆契約形態:業務委託契約  ※委託契約ですが、指定フォーマットへ活動日報(必須)を記載いただきます。 ※協力隊業務に支障がない範囲でダブルワーク可。事前にご相談ください。

◆期間:原則1年毎に、プロジェクトの取り組み状況、成果を勘案し、最大3年まで延長可

◆活動支援金 ※地域おこし協力隊制度の運用に則り変動する場合があります。 ①報償費 毎月最大233,000円      ※ただし、活動時間及び活動状況により判断します。      ※プロジェクトを通して起業、もしくは共同創業し、協力隊在籍期間中であっても収益を得ることができます。      ※昇給、賞与、退職手当、通勤手当、有給休暇の制度はありません。 ②活動費(経費に充当するものに限る) 年間最大2,000,000円 ※経費不可の判断は町のルールに基づいて行います。

◆応募資格 本プロジェクトは地域おこし協力隊制度を活用するため、以下の条件を満たす必要があります。 ・3大都市圏内・外に限らず、都市地域および政令指定都市に現在お住まい(住民票を移している)の方。 (全部条件不利地域*の方は対象となりません。また、一部条件不利地域にお住まいの方は区域によって異なります) ・採用後は、町内の該当地域に住民票を異動していただける方 *特別交付税措置に係る地域要件確認表 https://www.soumu.go.jp/main_content/000847999.pdf

◆その他  1) 国民年金、健康保険にはご自身で加入してください。 2) 転居に掛る費用、光熱水費は自己負担です。(家賃は活動経費対応可能)

少しでも興味や気になることがある方は、まずは「興味ある」を押してください。 応募したい方は、まずこのページの「応募したい」を押してください! そのうえで、詳細については愛荘町 移住ポータルサイトをご確認ください。 https://www.town.aisho.shiga.jp/iju/index.html

最後までご覧いただきありがとうございました。 「まるく繋がる愛荘町リレートーク」では、滋賀県愛荘町の〝ものづくり〟にフォーカスして、それに関わる方々のお話を聞く、連続のトーク企画です。興味のある方は、愛荘町の他の記事もぜひ御覧ください。少しでも愛荘町に魅力があるなと思った人は、ぜひ「興味ある」「応募したい」ボタンを押してくださいね!

次回は、愛荘町の伝統工芸品「びんてまり」を、後世に残していくために活動する保存会の方々を紹介します。

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愛荘町役場みらい創生課

このプロジェクトの経過レポート

このプロジェクトの地域

滋賀県

愛荘町

人口 2.14万人

愛荘町

愛荘町役場が紹介する愛荘町ってこんなところ!

平成18年に2つの町が合併してできた現在の愛荘町は、今年で17年目を迎えます。琵琶湖に流れる川の上流・湖東地域に位置しており、鈴鹿山系からの豊かな清水と自然に恵まれ、古くから水との関わりが深いまちとして知られてきました。

町の東側には、聖武天皇の勅願で行基が開山した湖東三山の一つである金剛輪寺があります。昔から四季折々の雰囲気を楽しめるスポットとして地元の方々をはじめ多くの人に愛され続けている場所です。また、近世には中山道65番目の宿場として愛知川宿が栄え、後の明治には郡役所や警察などの官公署が置かれ、近江鉄道が開通するなど、古くから地方の中心としても発展してきました。

国の伝統的工芸品に指定されている「近江上布」を中心とした麻織物や、瓶のなかにてまりが入った不思議で美しい滋賀県の伝統的工芸品「愛知川びん細工手まり」など、愛荘町でしか見られない手仕事ならではの「ワザ」が光る工芸品を見られるのも特徴です。

【アクセス】 ・高速道路を利用すれば、京都まで1時間、名古屋まで2時間弱。 ・近江鉄道を利用すれば、彦根や八日市には約15分。 ・琵琶湖までは車で約25分!

【愛荘町移住・定住ポータルサイト】 https://www.town.aisho.shiga.jp/iju/index.html

このプロジェクトの作成者

プロフィール画像

愛荘町は2町が合併して今年で19年目を迎えます。琵琶湖までは車で約25分。軟水の湧き出る水の美味しい町です。

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