【協力隊/1名】「つなぐ・魅せる・広げる」。900人の山村での挑戦を「右腕」としてサポートする、PR/コミュニティマネージャー募集
募集終了

小さな山村で数々生まれている個性的な挑戦を、さらに発展させるためのサポート担う「"右腕的"コミュニティマネージャー」を1名募集します。

長野県根羽村は長野県の最南端の村で愛知県・岐阜県との県境にあります。村の9割の面積を占める森と源流を活かした独自の取り組みにより2022年度にはSDGs未来都市認定・過疎地域優良事例等を受賞、2年連続社会増を記録するなど移住者も増加し活気が生まれている山村です。

そして地域の発展に伴い新たなプレイヤーも増加し、民間主体や役場との連携を通じて、古民家宿・コミュニティスペース・公営塾・自然体験事業・パン屋などがここ4~5年で誕生しています。

これらの状況を踏まえ、村としてはプレイヤーが各々で厳しい条件の中で孤立活動をするのではなく、小さい山村のメリットを活かしてお互いの強みを活かしあったり、集中すべき活動に専念できるサポート体制を構築していくことが望ましいと考えます。

未経験の方でも応募可能ですので興味ある方は詳細をご覧ください。

2年連続社会増。点と点をつなぎ、線や面をつくりだす新たなフェーズに突入。

 根羽村はこれまでも「独自性」に注目して、チャレンジをしてきた村です。

かつては3,000人近くの人々が暮らしていたこの村は、他地域と同様に衰退が進み人口は900人前後にまで減ってきました。しかし、そのような厳しい状況の中でも打破するための挑戦は常に行ってきており、主幹産業である林業では森林組合ながら6次産業に挑んだり、教育大学との連携を通じて木のおもちゃを開発して木育活動を展開するなど試みてきました。

他にも農業分野で70代のおばあちゃんたちが農業法人を立ち上げ、Uターンで水耕栽培のトマト農園が立ち上がり、信州大学農学部との連携を通じて根羽村ならではの農村のあり方を追求するなど、さまざまな手法を用いて挑戦が行われつづけてきました。

そうして地元の人々が外部と連携しながら独自の魅力づくりを続ける中で、ここ4,5年でPRや情報発信のテコ入れを行った結果、新たな挑戦の場として根羽村を選んで移住してくる人が一気に増えました。ここ2年は人口が社会増を記録し、事業面でも古民家宿・コミュニティスペース・公営塾・自然体験事業・パン屋・観光協会のリニューアルなど新たな事業が民間主体や官民連携を通じて次々と誕生しています。

根羽村にはまたとない発展のチャンスが今、訪れています。その中で、このチャンスを活かすためにコミュニティマネージャー人材を、今回募集します。

愛知教育大学と開発した木育おもちゃ"neiro"

愛知教育大学と開発した木育おもちゃ"neiro"

70歳のおばあちゃんたちで起業した農業法人は、地元に大人気の惣菜を月2回提供。

70歳のおばあちゃんたちで起業した農業法人は、地元に大人気の惣菜を月2回提供。

求めるのは村民目線で伴走し、「つなぐ、魅せる、広げる」ができる人

 今、村の状況を踏まえ必要なサポート機能は「つなぐ、魅せる、広げる」です。今回出会うひとはこの3つの手法を通じて、様々の村民のプレイヤーをサポートできる人材を募集します。

「つなぐ」は小さな村でのメリットを活かすための施策です。プレイヤーが個々で孤立するのではなく、ジャンルを超えた「横でのつながりによるシナジー効果」をつくることは、独自化に欠かせません。また、村にないリソースが必要になった場合は外部との連携をつくっていくハブ機能を担うことも重要となります。

「魅せる」は実際に村で起きている活動を見える化させ、外に発信することです。多くのプレイヤーたちは実行に対してのスキルは高いですが、実行したことを外に伝えることに関しては苦手な人々が多いです。客観目線で魅力を切り抜き、村内外の人々に伝わるような発信をサポートすることが重要となります。

「広げる」は、プレイヤーの活動の規模の拡大をサポートすることです。プレイヤーが持続的に活動できるためには、"やりがい”と"経済性"を両立させることが必須条件となります。その双方を支援するためにも、発信を通じた外部評価を作っていくことと、活動を通じて適切な利益をプレイヤーたちが得られるための構造を作っていくことが大事です。

プレイヤーでの活動ではなく、プレイヤーを支援する"右腕"や"サポーター "の役割にやりがいを感じられる人にオススメです。

また、実行にあたっては2019年より村のPR担当を担ってきた一般社団法人ねばのもりの代表・杉山がノウハウの提供、および実行の伴走を担う予定で、アウトプットに関しては村内在住の映像クリエイターやデザイナーとの連携も可能となります。

現場の人の声をヒアリングしながら、必要なサポートを提供します

現場の人の声をヒアリングしながら、必要なサポートを提供します

村全体として魅せていくための手法は様々。イベントを立案することも。

村全体として魅せていくための手法は様々。イベントを立案することも。

募集要項

「村のPR/コミュニティマネージャー」 1名

・活動内容
「つなぐ・魅せる・広げる」
-村民同志が繋がれる場やきっかけの創出
-村で起きている活動をとりまとめ、情報発信
-プレイヤーの活動を加速させるための、必要なサポートや企画立案

・給与
1年目は280万円/年
2・3年目は330万円/年

※社会保険、雇用保険、厚生年金に加入します(本人負担分は給与から差し引かれます)
※お住まいに関しては、家賃2-3万円の村営住宅や単身向けシェアハウスの紹介可能(家賃・光熱水費等は個人負担です)
※活動に要する経費は予算の範囲内において負担します
※活動に必要なPC・タブレット・車は活動費内にて支給いたします
※副業可能

・応募資格:
 1.運転免許を持っている方
 2.協力隊の応募要項を満たしている方
 3.根羽村に拠点を移し、活動ができる人  

<応募の流れ>
1.「興味がある」、または「応募したい」を押していただければ担当者よりご連絡いたします
2. オンラインフォームによる応募
3 オンラインでの担当者との面談
4. 最終面談は現地にて実施予定

根羽村役場/一般社団法人ねばのもり
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根羽村
杉山 泰彦が紹介する根羽村ってこんなところ!

根羽村は今、新しいフェーズを迎えはじめています。

林業・教育・森林利活用・食などさまざまなジャンルでそれぞれ活動するプレイヤーが増えており、村としての独自性が少しずつ生また結果、2020年には19世帯、46名の方が新たに村に移住。20年度、21年度は2年連続で社会増を達成しました。

そうした中で向き合うべきテーマは「いかに人を誘致するか」ではなく「活動している人たちの活動が成果につながるためにどうサポートできるか」にシフトしてきています。

小さな村だからこそ、1つ1つの取り組みが分散してしまっては成果にはつながりません。お互いがほどよく連動しあいながら、それぞれの強みが活かされあうことで共存・共栄できる内容になっていくことがとても大事です。また、村内のみならず、他地域の人たちとの連携を通じた共栄のかたちも、どんどん作っていくことが大事となります。

現場で1人で頑張るのではなく、頑張る人たちをサポートしていくような立ち回り方が好きな人は、今の根羽村のフェーズにとてもぴったりかもしれません。

「まずは現場を見てみたい」「直接話を聞いてみたい」「根羽村の空気を吸いたい」「村民の話が聞きたい」などなど、気になる方はぜひご連絡ください。

移住コーディネート 窓口
一般社団法人 ねばのもり
杉山 泰彦

杉山 泰彦
長野県根羽村/一般社団法人 ねばのもり
<一般社団法人 ねばのもり> 2020年8月より根羽村で設立。「村ごこちを高める」をテーマに、根羽村役場と連携しながら地域のコミュニティスペースの運営、放課後子ども教室事業、自然体験教育事業、移住定住窓口業務を手掛ける。自社事業として古民家宿の営業や、森林資源を活かした企画運営等も行う。 <担当:杉山泰彦> 1991年生まれ。累計20地域にて地方創生事業にて企画営業から納品まで行なった後、2018年12月に根羽村に移住。地域おこし企業人として、村全体のPRブランドづくり、地域資源を活用した事業づくりを担当している。2020年8月、一般社団法人ねばのもりを設立。
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