【熊本市西区】地域おこし協力隊募集  山と海、そして人が織りなすまちづくりを共に!
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公開日:2023/06/01
終了日:2023/06/30

【熊本市西区】地域おこし協力隊募集  山と海、そして人が織りなすまちづくりを共に!

東は自然豊かな山々に囲まれ、西には日本最大の干潟で知られる有明海を望む熊本市西区河内町(河内・芳野校区)。みかん栽培や海苔の養殖など、海の恵みを享受する暮らしが古くから営まれてきた地域です。政令指定都市である熊本市の中にありながら、人口減少や高齢化率の上昇、継承者不足といった課題に直面しており、かねてより、地域課題について地域住民・行政職員で話し合い、活動を行ってきました。

昨年度には地域おこし協力隊インターン制度を活用し、地域外から初めてインターンを受入れました。すぐにも本格的な地域おこし協力隊の制度を利用しなかったのは、まずは地域の受け入れマインドの醸成が不可欠と考えたからです。

今回、地域おこし協力隊を募集するにあたり、地域が一丸となって受け皿づくりにも取り組みました。ぜひ、私たちの地域であなたのスキルや思いを活かしてみませんか?

★6月22日(木)~24日(土)には、「お試し地域おこし協力隊ツアー」も開催します!  
「応募したい」ボタンよりお問い合わせください。

「地域おこし協力隊の受け入れ」という地域住民の選択

熊本市西区 河内・芳野校区で地域おこし協力隊に関する話題がのぼるようになったのは、一昨年のこと。人口約5,300人の熊本市西区河内町(河内・芳野校区)は、熊本市の中でも人口減少が著しく、高齢化率が40%を超えるなどいわゆる「限界集落」に近づきつつあり、これにより様々な地域課題を抱えています。

そこで地域外から人材を積極的に誘致し、地域の受入れ態勢を整えるため、地域住民の有志で構成される「河内・芳野校区地域おこし協力隊推進委員会」を設置。昨年度2ヵ月間に渡り「地域おこし協力隊インターン」を受入れました。活動にあたり、地域住民が設定したプログラム(課題)は以下の4点でした。

①空き家の増加
②地域の魅力の発信力強化
③地域住民の意識の希薄化
④耕作放棄地の増加

2ヵ月間のインターンを体験したのは、関東在住の3名。200軒あまりの空き家調査や50名を超える地域住民との交流を通じて、河内・芳野校区の暮らしに触れました。活動期間中は、住民と行政職員も一緒に空き家の調査を行い、インターン期間終了時の活動報告会には多くの住民が参加。地域住民の関心度の高さも伺えました。インターンの3名からは、「人柄があたたかい」「いい形で協働できる環境がある」「第二の故郷のように感じた」「夕日が美しくて感動」といった感想が寄せられました。

インターンの活動から約1年。地域住民と行政職員が話し合い、今回満を持して、本格的な地域おこし協力隊の募集を行います!!

昨年度一緒に活動したインターンの3名

昨年度一緒に活動したインターンの3名

協力隊OB・OGからなるくまもと地域おこし協力隊ネットワーク

協力隊OB・OGからなるくまもと地域おこし協力隊ネットワーク

私たちと一緒に、河内・芳野の暮らしを楽しもう!

段階を経て、「地域おこし協力隊を募集しよう!」という機運が高まった河内・芳野校区。
私たちは、「地域おこし協力隊にやってもらうのではなく、『一緒に』楽しんでいきたい」と考えています。

私たちはこんな人を求めています!
・起業にチャレンジしてみたいひと
・自分のアイデアを活かしてみたいひと
・人とコミュニケーションを取るのが好きなひと
・農林水産業に興味があるひと
・自分のスキルや経験を活かしたいひと

活動にあたっては、専門的知見から、地域おこし協力隊OB・OGで組織する「くまもと地域おこし協力隊ネットワーク」が継続的に隊員の活動を支援しますので、安心して応募ください!!

募集条件

▼募集対象(定員2名)
(1)令和5年4月1日現在で満18歳以上の方 
(2)任用後速やかに生活拠点を都市地域から活動地域へ移し、住民票を異動出来る方
(3)本市と地域が求める地域の活性化や地方創生の推進に理解を有し、地域の方と積極
   的に交流しながら、活動支援や移住促進、地域の魅力の魅力発信等に意欲的に取り
   組める方
(4)隊員活動期間終了後も活動地域に定住し、起業・就業または継業する意欲のある方
(5)パソコン、インターネットの一般的な操作ができる方
(6)心身ともに健康で誠実に活動ができる方。
(7)普通自動車免許(AT可)をお持ちの方。※業務上、自動車の運転は必須です。
(8)応募時点において、熊本市を除く政令指定都市もしくは三大都市圏※1(条件不利地
   域を除く※2)に住民登録がある方。
   ※1 三大都市圏:埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、三重
      県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県の区域全部
   ※2 条件不利地域:次のいずれかに該当する地域。
       ➀過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法 ②山村振興法 
       ③離島振興法 ④半島振興法 ⑤奄美群島振興開発特別措置法 
       ⑥小笠原諸島振興開発特別措置法 ⑦沖縄振興特別措置法

▼形態・活動地域
 熊本市西区河内・芳野校区地域おこし協力隊として委嘱。
 熊本市西区河内町(河内校区・芳野校区)で活動。
 ※委嘱のため、市と雇用関係は結びません。雇用契約はないため、業務遂行の支障になら 
  ない範囲での副業を認めます。

▼活動期間・活動時間
 令和5年8月1日から令和6年3月31日まで
  ※勤務状況等を踏まえ毎年度末に再度任用予定(最長で令和8年7月31日まで)。
  ※隊員としてふさわしくないと判断した場合には、任用を取り消す場合がある。
 月16日(週4日)8時30分~17時15分勤務が基本

▼謝礼等
(1)謝礼として月額230,000円(賞与なし)
   ※健康保険料等の本人負担分及び所得税が差し引かれます。
(2)健康保険・国民年金等は個人で加入
   ※雇用保険、労災保険はありません。

▼地域住民と考えた活動内容例
 地域住民や行政職員とともに、次の活動からひとつ以上を選んで業務に取組みます。
(1)空き家対策業務(移住定住コンシェルジュ)
   ・空き家の実態把握
   ・空き家の有効活用策の検討、提案
   ・熊本市空き家バンクへの登録促進
(2)地域の魅力の発信力強化(地域情報発信プランナー)
   ・SNS等を活用した地域の特産物や名所等の観光資源の情報発信
   ・地域の魅力の掘り起し
   ・特産品を使用した商品開発、提案
(3)地域の活動支援(地域コミュニティマネージャー)
   ・地域の担い手として伝統文化や地域活動の継続への補助
   ・地域行事の手伝いやコミュニティの活性化に繋がるイベントの提案などのコミュニ
    ティ開発
(4)農業・漁業等の活動支援(農山漁村プランナー)
   ・耕作放棄地の実態調査
   ・後継者離れを食い止めるための仕組み、仕掛けの提案
   ・就農者を促進するための仕組み、仕掛けづくり
(5)その他
   ・地域の活性化に資する活動  
   ・個人のスキル・経験を活かした活動

▼応募方法
 本ページの「応募したい」をクリックしてご応募ください。個別メッセージにて応募の詳 
 細やお試し地域おこし協力隊ツアーの情報をお送りいたします。

夕方にはみかん色に染まる河内校区

夕方にはみかん色に染まる河内校区

青々とした棚田が広がる芳野校区

青々とした棚田が広がる芳野校区

熊本市河内まちづくりセンター
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熊本市
熊本市河内まちづくりセンターが紹介する熊本市ってこんなところ!

河内・芳野校区は熊本市西区の北西に位置し、玉名市との境界にある金峰山の外輪山二ノ岳や三ノ岳などの山々に囲まれ、金峰山系の河内山(363.2m)などの山々が海岸部まで迫っており、平地が少ない地域です。

主な産業は農水産業の第一次産業であり、全国的に有名な「河内みかん」をはじめ、「河内晩柑」や「デコポン」などが栽培され、その他、県内でも荒尾市や氷川町と並び有数の梨生産地でもあります。また、海苔の生産日本一の有明海の中部に位置し、遠くは阿蘇山、近くは熊本市のシンボル金峰山や河内みかんの段々畑から海苔の生育に必要な栄養豊富な伏流水が注ぎ込まれ良質の海苔が生産されており、河内漁協は熊本県第一位の海苔の生産量で、その品質の良さも評価されています。

熊本市では地域コミュニティ活性化のために、平成29年4月に市内17ヵ所にまちづくりセンターを設置。地域に積極的に飛び込んで、住民と一緒になってまちづくりに取り組む「地域担当職員」を配置しています。

各まちづくりセンターでは地域担当職員を通じて、より行政と地域が近い距離でまちづくりに関する支援や、窓口の相談を行っており、河内まちづくりセンターには、河内、芳野校区の地域担当職員3名が配置されています。

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