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- ヒノジン.001 田中宏明さん
第1回の「ヒノジン」では、酢屋忠本店6代目/HINO BREWING株式会社代表取締役の田中宏明さんにお話しを伺いました。
全文は町の公式noteに公開しています。
ぜひ、ご覧ください。
https://shiga-hino-town.note.jp/n/n23488b07e096?sub_rt=share_b
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プロフィール
田中宏明(たなかひろあき)さん。1983年生まれ。日野町出身。日野町大窪にある「酢屋忠本店(すやちゅうほんてん)」の6代目。
HINO BREWING株式会社 代表取締役。
ー 現在日野で取り組んでいることについて教えてください。
クラフトビールの醸造所をしています。
仕事を通じて日野祭を日野町外の人に知ってもらって、日野祭を手伝ってもらったりしています。
いずれは移住してもらったりとか、そういうふうな形になれば良いなと思っています。
最近では、日野に来てくれた友達で、日野に引っ越してきたいと言ってくれる人がいるので、一緒に物件を探したりもしています。
ー 他の地域と比べて日野らしい、日野独特と感じる点を教えてください。
町の規模感が、小さいというか、そんなに大きい町じゃないので、誰が誰と認識できるというか顔とか名前とかぐらい、どこどこの誰々さんというのがわかる規模感の町っていうのは、やっぱり京都とか、大阪に住んでると、ないことかなと思います。まあ、良い部分も悪い部分もあると思いますけど。
別に友達とか知り合いじゃなくても、なんか存在は知ってるぐらいにはわかるような距離感は日野だからだなと。
ー 日野のここが好きというところを教えてください
良くも悪くも時間がゆっくり流れている部分はあるなと思っていて。
よく仕事で僕は町外に出て、東京とか、大阪に行くことがあるんですけど、
ゆっくりなんかこう、スピード感とか含めて落ち着ける部分がありますよね。
僕はお祭りに関わることが多いので、そういう話になっちゃうんですけど、多分こう地域活動というか、地域のお祭り行事も比較的多い地域だと思うんですけど。
それをやっていると、僕みたいにその親も日野で生まれ育ったみたいな世代だと、個人のつながりだけじゃなくて、親のつながりが僕のつながりになったりもするので、「お前の父ちゃんにはいついつこんな形で世話になってな〜」みたいな感じで、逆に今、僕のことを手伝ってくれて助けてくれたりとか。アドバイスをいただいたりとか。
そういうこともあるので、世代を越えたつながりを長く住んでいると受けることができるところがいいところかなと。
ヒノジンロゴ
田中宏明さん
ー 町内、地域との関わり方を教えてください
祭のことは一から十まで、あとは公民館の地区役員、僕は体育委員をしています。
代わる人がいないので、もう10年以上やっています。笑
まぁでもそういう、当て役というのが住んでいると出てくるので。
町内にそもそも振り分けられた役があるじゃないですか。どこかに入らなきゃいけなくなるんですけど。
それをこう、どのレベルでやるかは、その人それぞれのとこですね。強制なわけじゃないし結構その町内とか区によって、そのカラーがあると思うんですよ。
うちの町内は比較的みんな距離感が上手な人たちが多いので、そんなに普段の生活でめちゃめちゃ関わるわけでもないし、ただでも行事があったら一緒にするしっていう。なんかいい距離感で。
−−−−
祭のある地域のなかでも、田中さんのおられる南大窪町は特に盛り上がっているように感じています。田中さんが戻って来られたり、一緒にHINO BREWINGをされているトム・ヴィンセントさんが入ってこられたりして、勢いが出てきたというか、活気づいておられるんだろうなという印象を受けていますがいかがでしょうか?
−−−−
何ですかね?ちょっとこうみんな感覚が若くなったような。
挑戦したりとか、なんか一回やってみようみたいなのに、抵抗が無くなっていったので。よく最初は曳山のことでもなんかいろいろ新しいことをしようとすると、ハレーションをいただいたんですよ。僕も。
「なんでこんなことするねん」「何がしたいの」みたいなことをよく言われてたんですけど、「こうすることで、こんな風にしたいんやけど」みたいな話合いを、よくしてたんですけど。
ある方が、「若い奴がやりたいって言うから一回やらせたりいな。で、みんなで見てみて。それでやっぱりこれはアカンと思ったら元に戻したらいいやんか。一回若いやつらのやりたいようにやらしてあげよう。」と言ってくれて。
そこから流れが変わって、とりあえず一回やってみようとなって。
宵山の日に上鍛冶町まで曳山を持って行ってみようとか。
最初は怒られるかと思っていたけど、どんどんみんなも「いけいけ!」となってきて。
そこで周りの町から「南大窪町は元気やな」と言ってもらえたのが町内に良い影響を与えたんだと思いますね。
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日野町は、滋賀県の南東部、鈴鹿の山麓から西に広がる湖東平野に位置する町です。伝統ある歴史と豊かな自然の中に、近江日野商人の三方よしの精神と進取の気風が息づいています。
滋賀県の南東部、鈴鹿山系の西麓に位置する東西14.5km、南北12.3km、総面積117.60平方kmの町です。霊峰・綿向山を東に望む日野町は、町の花である「ほんしゃくなげ」が咲き誇る、無限の大地が育んだ自然環境に恵まれた町です。
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