滋賀県長浜市で暮らし始めました! <先輩移住者にインタビュー②>
働く・住む
公開日:2024/05/20
終了日:2025/12/31

滋賀県長浜市で暮らし始めました! <先輩移住者にインタビュー②>

今回は女性の単身移住のケースを紹介します。
「なんとかなる」と持ち前の前向き思考で、山間地の古民家への移住を決めた荒井さえこさん。
好きな風景とものに囲まれて暮らす日々について伺いました。

★★荒井さえこさん★★
2019年に愛知県から長浜市西村町へ移住
水彩画をたしなみ、自宅などで絵手紙を教えている。敷地内にある土蔵をギャラリーへ改修し、自作などの展示も。

好きな場所で好きなことを

◯古いものが好き
【荒井】移住前から滋賀県へは絵を描きによく来ていたんです。古いものが好きで、自然のなかに茅葺き屋根の古民家や土蔵などの建物が残っているのに惹かれて。こんなところで暮らしたいとの思いを募らせていたとき、長浜市の空き家バンクの物件のなかに以前自分が描いた蔵付きの建物が登録されていて、購入へと至りました。
自分の絵を展示するギャラリーをもつのが、長年の夢だったんです。だから蔵付きの物件を探していて。ここの蔵は母屋の前に立地しているでしょう。お客さんに見つけてもらいやすいよう、家の裏手ではなく表の目立つところにあったのが決め手になりました。

◯居場所を探して
【荒井】子どもたちが独り立ちし自分は定年間際となり、改めて自分の居場所について考えました。「好きなところで好きなことをしていこう!」と、長浜を選んだ形です。
今は、月に1度ギャラリーを開け、自宅と愛知で絵手紙を教えています。雨の日は古い着物をほどいて洋服にリメイクして過ごしていますね。
こんな生活をしていると経済的な余裕があっていいねなんて言われるのですが、そんなことまったくありませんよ。移住はスリリングな決断でした。
けれどこれまでいつだって「なんとかなる」と思って行動してきて、結果的になんとかなっています。だからなんとかなるでしょう(笑)
とはいっても、移住前からこの地域の歴史や文化について勉強はしてきました。自分が住もうと思う土地について深掘りしておくことって大事だと思うんです。

緑に囲まれた広々とした敷地

緑に囲まれた広々とした敷地

ギャラリー内に展示する荒井さんの絵手紙作品。元の所有者が蔵に残した道具類を活用し、アート空間に蘇らせた

ギャラリー内に展示する荒井さんの絵手紙作品。元の所有者が蔵に残した道具類を活用し、アート空間に蘇らせた

移住者だからこそ

◯知らないことだらけ
【荒井】このあたりは長浜市でも比較的雪が多いエリアですが、香川出身で愛知で暮らしてきた私にとっては、雪のときどうすればいいのかすらわかりませでした。山手だから村の中をサルが歩いていますしね。環境を含め、神事ごとや地域の習わしも知らないことだらけでした。
さらに自治会のことも含めさまざまな行事があるなかで、自分の身の丈に合わせてできる範囲で参加しています。

◯しがらみのなさ
【荒井】実は、「上草野応援隊」なるものを作っています。(※注 一帯は草野川という一級河川の沿いに集落が点在、上流域を上草野と呼ぶ)この地域での楽しみ方を勝手に広報している自主活動みたいなものです。ご近所の仲間と一緒にホタルを見に行くこともありますしね、この間は隊でジャンパーを作っちゃいました。
こういうのは地域にしがらみのない移住者ゆえの特権みたいなものだと思うんです。周りの住民さんも「なんかやってるな」と寛容に受け止めてくださる。そういう立ち位置として、地域に見守られているような形です。

移住に関係なく、たとえどんなところで暮らそうが「合わない人」や「イヤな人」というのはいるものです。だから私は自分が所属するコミュニティの中で「いい人」でありたいと思うのです。誰かにとってのイヤな人にはならないように。
「こういう地域でこういうことがしたい」という明確なビジョンをもったうえで、その地域社会において人との関わり方を意識していくと良いのではないでしょうか。

★ギャラリー「ECO」は毎月4日〜10日に開廊
所在地 滋賀県長浜市西村町

上草野応援隊のフライヤー。荒井さんの手書き文字が味わいに

上草野応援隊のフライヤー。荒井さんの手書き文字が味わいに

サルたちから野菜を守る手作り案山子はチャーリーとケトルと名付けた

サルたちから野菜を守る手作り案山子はチャーリーとケトルと名付けた

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長浜市
いざない湖北 が紹介する長浜市ってこんなところ!

滋賀県内で有数の観光地である長浜。
羽柴秀吉が初めての城持ち大名となって開いた城下町で、戦国の三英傑が駆け抜けた足跡が数多く残る戦国ロマンあふれるまちです。
歴史だけでなくユネスコ無形文化遺産である長浜曳山祭りや黒壁スクエアなど市民が中心となって作り上げた新旧の文化が交差しています。
古くから交通の要衝であり、総合病院もあり、暮らしに不便を感じることはほとんどありません。
次の文化をつくるために、リモートワークや起業、副業・兼業も促進しています。
そんな長浜市の空き家情報はこちらで公開中。
https://www.nagahama-capital.net/
もしお好みの物件が見つからなかった場合はこちらもご覧ください。
高島市
https://move-takashima.jp/sumai
米原市
https://koisuru-akiya.com/akiyabank/
彦根市
https://www.hikone-akiya.com/

いざない湖北
長浜市移住定住促進協議会

びわ湖の東北部に位置する滋賀県長浜市です。
羽柴秀吉が初めての城持ち大名となって開いた城下町です。
豊かな歴史と自然に恵まれながら、新しい文化もはぐくむ長浜で、やりたかったことにチャレンジしてみませんか?
移住だけでなく、リモートワークや起業、副業・兼業と新しい働き方も支援します。

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