【地域おこし協力隊募集】温泉・人・森を繋ぎ、黒川温泉の魅力を発信する|手形広報プロジェクト

◇熊本県有数の温泉観光地 黒川温泉で、温泉・人・森を繋ぎ、黒川温泉の魅力や文化を発信する『入湯手形広報プロジェクト』に携わる地域おこし協力隊を募集します!◇

熊本県・北阿蘇エリアの自然豊かな山間地に、三十軒の旅館が集う人気の温泉地「黒川温泉」。この地域では『黒川温泉 2030年ビジョン』を掲げ、地域×観光宿泊業を次の時代へとつなげるための様々な取り組みを行っています。

▷黒川温泉公式サイト
https://www.kurokawaonsen.or.jp/
▷黒川温泉 2030年ビジョン
https://www.kurokawaonsen.or.jp/vision2030/

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このプロジェクトのキーテーマとなるのは「黒川温泉入湯手形」。現在まで37年間、この入湯手形を介して、黒川温泉を訪れた多くの観光旅行客に“湯めぐり”を楽しんでもらっています。
浴衣姿に入湯手形を首に下げて温泉街を散策する人々、地蔵堂の境内に掛けられた入湯手形の様などは、黒川温泉の大切な風景・文化の一つであり、私たちが今後も繋いでいくべきものだと考えています。
また、黒川温泉の入湯手形づくりは、地域の森づくりと深く関わっており、入湯手形の材料として間伐材を利用することで健全な森林を育む一助となってきました。

今回の募集は、これらを背景として、入湯手形にまつわる黒川温泉の魅力や文化を発信するために、

・作り手側のサポート(入湯手形製作)
・入湯手形や湯めぐりに関する広報発信
・入湯手形に関するイベントや体験型コンテンツ(ツアー・研修)の企画実施

などの業務を、入湯手形に関係する現場や関係者を繋ぐ「懸け橋」として、黒川温泉(広報部・研修部・事務局)や入湯手形を製作する工房を縦断して活動していただきます。

『黒川温泉一旅館』の想いが込められた入湯手形の価値を、より多くの人に知ってもらえるように

現在では黒川温泉のシンボルとなっている入湯手形。その始まりは販促ありきではなく、地域内の助け合いの気持ちから生まれたものでした。
1986年に始まった入湯手形の販売。「共同看板の設置」「植樹活動の実施」と併せて、今の黒川温泉を築いた三大施策として、黒川温泉で働くスタッフ達は学びます。

当時、黒川温泉の各旅館は、露天風呂を作り黒川温泉の魅力を打ち出そうとしていましたが、16件ある旅館のうち2件の旅館が立地の関係で露天風呂を作れずにいました。
その2件の旅館を、他の旅館の露天風呂をシェアすることで救おうと生まれたのが、この入湯手形なのです。

また、入湯手形は、この地域の森づくりとも深く関わっています。入湯手形の材料として使用されるのは、健全な森林を育むために間伐される小径木。この間伐材を使い、木口切りにしても割れることのない製法を、今まで一人の職人が守ってきました。
現在では、これまでの地域おこし協力隊の活動により、入湯手形作りの技術やノウハウが整備され、一人の職人の技術を複数人の手で製作できるようになりました。

これらの入湯手形の背景にある歴史や文化、製作に関する技術・取り組みを次の世代に引き継ぐことも、このプロジェクトの大切なミッションです。

そして黒川温泉では、入湯手形誕生40年記念を視野に、利用者に日本の温泉文化への理解を深めてもらうとともに、入湯手形がもたらす様々な価値を知っていただけるよう入湯手形のブランディング強化を考えており、現在、魅力発掘や情報発信を担う人財を求めています。

黒川温泉に訪れる方々に、より入湯手形のストーリーを感じていただくとともに、このプロジェクトを通して入湯手形に関するイベントや研修、「手形の森ツアー」などの体験型コンテンツなど、今後様々な形に広がっていくことを期待しています。

黒川温泉のシンボルでもある「黒川温泉入湯手形」

黒川温泉のシンボルでもある「黒川温泉入湯手形」

入湯手形製作(釜茹で・皮剥き)を体験する南小国町・高橋町長

入湯手形製作(釜茹で・皮剥き)を体験する南小国町・高橋町長

黒川温泉と入湯手形づくりとの“懸け橋”となる、地域のマルチワーカー(人財)として

このプロジェクトで募集するのは、「黒川温泉と入湯手形づくり」「温泉・人・森」の懸け橋となる人。
黒川温泉(広報部・研修部・事務局)や入湯手形づくりを行う工房など、地域の様々な拠点を縦断して活動をするため、まずは地域の方々とのコミュニケーションを通して価値を創ることにやりがいや楽しみを感じられる人に来てほしいです。

写真にあるように、この地域で活躍する人たちが、それぞれのセクションでしっかりと活動のサポートをしていきますので、安心して応募をしていただけたらと思います。

工房での手形づくり、ツアー・ワークショップ・研修事業の企画実施、黒川温泉での観光旅行客との交流を通した広報活動、利用者が入湯手形のストーリーを知れるようなパンフレットの制作など、入湯手形に関する様々業務に携わることができますが、手形づくり(ものづくり)に興味がある・企画広報にウエイトを置きたいなど、自身の特性に合わせて、2年目以降は担当コーディネーター達とも話し合いながら、柔軟に活動をしていただきたいと考えています。

黒川温泉のシンボルである入湯手形に深く関わり、この地域の新しい魅力を発信していくプロジェクト。
入湯手形を首から下げて楽しそうに黒川温泉を歩く観光旅行客を見て、「その手形、私たちが手がけているんですよ!」と、喜びを感じられる方にぜひ来ていただきたいです。

入湯手形製作に携わる、テガタワークス代表・當房こず枝さん

入湯手形製作に携わる、テガタワークス代表・當房こず枝さん

黒川温泉観光旅館協同組合・理事(広報部)の漣祐子さん

黒川温泉観光旅館協同組合・理事(広報部)の漣祐子さん

入湯手形を通して黒川温泉の価値を創るプロジェクト 皆さんのご応募をお待ちしています!

【活動内容】

〔1年目〕
テーマ:「学ぶ・つくる」
黒川温泉の観光情報・全体の活動内容、入湯手形づくりの背景・技術、森林と入湯手形づくりとの関わりを学びながら、入湯手形づくりにウエイトを置き活動をする。
また、積極的に地域の人たちと交流し、地域への理解と繋がりを作っていく。

〔2年目〕
テーマ:「伝える・発信する」
黒川温泉SNS等での広報、手形づくりに関するイベント・ワークショップ・ツアーなどの企画実施を通して、入湯手形に関する価値を発信していく。

〔3年目〕
テーマ:「広げる・展開する」
黒川温泉外での広報・イベントの企画実施、入湯手形に関するパンフレット等の制作などを通して、プランディングを意識しながら入湯手形の価値を広める活動を展開していく。

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【特徴】

・総務省の「地域おこし協力隊」制度を活用し、自治体の委嘱を受けて、最大3年間の任期で活動します。
・南小国町が近年主に採用している「起業型・新規事業型地域おこし協力隊」は、協力隊が地域の企業や団体の新規事業を主体的に推進しながら、新規事業を通じて地域貢献となる成果を出すことを目的としています。

【募集要項】
(1)雇用形態・期間
 ・自治体から地域おこし協力隊としての委嘱を受けるため雇用関係は無し
 ・任期は最長3年間で1年ごとの更新

(2)給与・賃金等
 ー報酬
 ・任期1年目:230,000円(月額)
 ・任期2年目:245,000円(月額)
 ・任期3年目:250,000円(月額)

 ー活動支援金
 ・400,000円(年間)

(3)待遇・福利厚生
 ・源泉徴収:有り
 ・確定申告:必要有り
 ・健康保険:国民健康保険に加入
 ・雇用保険:個人で加入
 ・年金:国民年金に加入
 ・災害補償:個人で加入
 ・副業兼業:制限無し
 ・その他:町が定める地域おこし協力隊設置要綱や委託契約等の規定に準ずる。
 ・移住支援:現地コーディネーターによるサポート有り

(4)勤務地・勤務時間
 ・勤務地:熊本県阿蘇郡南小国町
 ・勤務時間および休日:自己管理のため地域パートナーと相談の上で決定する。

(5)応募資格
 ・南小国町内の企業または団体の新規事業に取り組みたい方
 ・普通自動車運転免許(AT限定可)

(6)採用予定人数
 ・1名程度

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【採用の流れ】
SMOUTの<応募したい>ボタンからエントリーしてください。担当者より詳細のご連絡を差し上げます。

応募・エントリー
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書類選考
 ↓
1次面接(オンライン)
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2次面接(現地で実施する2泊3日の採用選考プログラムに参加)
※11月8日〜10日に南小国町にお越しいただけることが応募の条件になります。
 ↓
採用

・取得した個人情報は、採用選考にのみ使用します。
・選考プロセスは変更になる可能性があります。
・不採用理由についての問い合わせにはお答えできませんのでご了承ください。
・選考の状況に応じて、募集掲載を期間満了せずに早期終了することがあります。

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私たちとともに、地域の関係各所と協力をしながら、入湯手形・黒川温泉・地域観光の新しい価値を創っていきましょう!

皆様のご応募、お待ちしています!!

入湯手形をテーマとした黒川温泉の次世代リーダー育成研修

入湯手形をテーマとした黒川温泉の次世代リーダー育成研修

黒川温泉で行われる入湯手形イベントの様子

黒川温泉で行われる入湯手形イベントの様子

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南小国町
黒川温泉観光旅館協同組合・研修部が紹介する南小国町ってこんなところ!

南小国町は、黒川温泉をはじめ人気の温泉地が多く、瀬の本高原などの自然景観等、「日本で最も美しい村」として多くの観光客が訪れています。
地形は阿蘇外輪山、九重連山の標高430mから945mにありまして起伏が激しく、一部は阿蘇くじゅう国立公園に属します。その中を筑後川の源流として大小7つの川が北へ流れます。
総面積115.90平方kmの85%が山林原野で占められ、緑と水のきれいな観光と農林業を主産業とする人口約4,000人の純農村です。

「黒川温泉で働く、暮らす。」をスローガンに、自然豊かな地域で働くことの魅力や、地域×観光×宿泊業を通して築けるキャリアなど、皆さんに知っていただく機会を発信・提供していきます。

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