高校と地域と役場をつないで対話の場をつくる「コンソーシアム運営マネージャー(見習い)」募集

お仕事
公開:2024/12/12 ~ 終了:2025/01/14

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2024/12/18

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高校と地域と役場をつないで対話の場を作る「教育魅力化コンソーシアム」の面白さとは? (佐賀県玄海町地域おこし協力隊募集 トークイベント&説明会) 日時:令和6年12月14日(土)19時~20時30分 場所:オンライン(ZOOM) 内容:第1部 トークイベント>地域みらい留学と教育魅力化コンソーシアム    第2部 説明会>玄海町の紹介と地域おこし協力隊の業務内容 ※参加したい方はまずこのページの「興味ある」または「応募したい」ボタンを押してください!  申し込みはこちらから http://peatix.com/event/4227630

 佐賀県玄海町は、地域おこし協力隊の募集を開始します。その名も、高校と地域と役場をつないで対話の場をつくる「コンソーシアム運営マネージャー(見習い)」。きっと、この記事を見つけてくれた皆さんにとって、あまり聞きなれない言葉ではないでしょうか。コンソーシアムとは?高校と地域と役場をつなぐとは?

では、言葉と仕事とその思いを紐解いてみましょう。

高校と地域と役場をつないで対話の場をつくる「コンソーシアム運営マネージャー(見習い)」

佐賀県玄海町は、佐賀県の北西部に位置し、人口は約4,900人ののどかな田園風景や美しい海岸線で彩られた小さな町です。  低い山が波状的に起伏する上場台地では、稲作、玉ねぎやみかん、いちごなどの農作物のほか、人口を上回る数の牛を肥育するほど畜産業も盛んで、佐賀牛として出荷しています。西には玄界灘に面していることから、昔から漁業も営まれ、波が穏やかな湾内では鯛やはまち、カキなどの養殖を行っています。町の産業は第一次産業が主となりますが、北部には玄海原子力発電所があり第三次産業も盛んです。

 春は、町花であるさくらが町のいたるところで咲き、ゴールデンウィークの時期には各地で田植えが行われ、“恋人の聖地”に認定される「浜野浦の棚田」は海に面して広がっていることから、夕日が海面と水田を茜色に染める幻想的な景色は観光スポットとなっています。夏から秋にかけては稲刈りや頭上に上がる花火を寝ころびながら見れる花火大会、冬は棚田を彩るペットボタルなど四季折々のまちの姿を楽しむことができます。

玄海町の現状  玄海町は全国の地域同様、人口減少は歯止めがかからず、とくに地域の未来を担う若者の町外への流出は、喫緊の課題といえる状況に。町内唯一の高校・佐賀県立唐津青翔高校(以下、青翔高)では、多くの生徒が進学や就職を機に、町外へ出ていってしまいます。  そんな中、青翔高は2023年「地域みらい留学」をスタートしました。全国各地の公立高校に進学できる取組みへの参画。これは、生徒数の確保と交流人口の創出をねらったもので、玄海町の地域資源を活かしたカリキュラムを実践しています。農作物の収穫体験や地域で行われるイベントへの参加、まちづくりのワークショップなどを通して、高校生と地域の新しい関係性が生まれ始めました。 

 これまで玄海町役場は、県立である青翔高に対して、積極的な連携ができていませんでした。どこにでもある垣根が、このまちにもあったのです。しかし、県立だからといって役場が何もしないのではなくて、まちを一緒に盛り上げていくチームとして、役場だからできることがあるはずです。例えば、企業と高校をつなぐことで、町内で就職する高校生を増やすなど。高校と地域と役場が連携することで、高校生がまちの産業や仕事に触れ、町民と交流するチャンスを創出していく。そうした体験を経て、玄海町の魅力に気づいてもらいたい。やがて、その魅力が町内外の大勢の人に届けられるように。

 こうして、玄海町で三者連携コンソーシアムの設立が決まりました。立場が異なる三者のまとめ役の運営マネージャーとして、先入観なく携わることのできる地域おこし協力隊が適任となり、今回の募集へと至るわけです。

〔まとめ・玄海町の三者連携コンソーシアムとは〕 高校・地域・役場が関わりの機会を持ち、高校と地域住民や事業者が連携して地域活動を一緒に行ったり、地元の仕事を高校生に教えたり、卒業後に町内に就職できる環境を整えることによって、町の日常に高校生が溶け込み、相互に助け合い応援しあえる組織。地域を代表して「一般社団法人玄海町みんなの地域商社」にコアメンバーとして参画していただきます。

地域の立役者「玄海町民なの地域商社」
舞台「唐津青翔高校」の生徒と先生、協力者

コンソーシアム運営マネージャー(見習い)のお仕事

① コンソーシアムの管理・運営 メインの仕事は、コンソーシアムの管理・運営です。具体的には、目的や参加者が異なる複数の会議をセッティングし、実施にあたって資料など必要な準備を整えます。会議では進行役を務めたり議事録を作成したりしながら、議論や合意形成をサポートしてください。前提として、今回の地域おこし協力隊は「見習い」からスタートします。コンソーシアムの運営は、玄海町が初めて取り組む新しい仕事。勉強しながらコツコツがんばっていける人なら、経験がなくても構いません。はじめは職員と一緒に管理・運営していきます。加えて、玄海町では3年間をかけて隊員の方が成長できる環境を用意しているので、安心してください。 〔会議の種類〕 ・事務局ミーティング(月2回)の管理・運営 (参加者:役場、高校の担当主任・事務長、地域商社マネージャー、教育委員会の指導主事など) ・役員会ミーティング(年3回)の準備・運営 (参加者:副町長、教育長、商社代表理事、校長など) ・課内ミーティング(月1回)の準備・運営 (参加者:担当課長、担当者など) ・担当者ミーティング(週1回)の準備・運営 (参加者:担当者)

②地域の方々との交流

コンソーシアムにおける協働活動に関わるメンバーを取材し、プロフィールシート(名簿)をSNS上にて作成します。(月2回) ※2年目以降の頻度は適宜相談して決めます。 ・「私のまちの○○さん」のような形で、SNS(Instagramを想定)で発信。 ・高校生や新たにコンソーシアムに関わるコアな人たちが地域活動をする際の情報源にする。 ・2年目以降に、コンソーシアムに関わってもらえそうな人を紹介するなど。

③情報発信(スポット) ・高校生の活動内容や協働活動の様子を発信  SNS(月1回)広報紙(年4回)

④事務作業 報告書作成、月報作成 など

成長のために①\ 協働コーディネーターによる伴走支援があります / 〔協働コーディネーターとは〕 玄海町が青翔高と連携して実施中の「地域と高校の魅力化」に携わっている、プロのコーディネーターさんです。

定期的にミーティングを行いますので、仕事の進め方や困りごとなどを相談できます。資料作成や議事録作成など、運営業務に必要なスキルも習得可能です。1年目は協働コーディネーターの指導やサポートを受けながら管理・運営業務を進めていき、2年目から少しずつ主体的に実施していきましょう。

成長のために② \ 研修や視察に行けます/ スキルアップのため研修に参加したり事例の視察に行ったり。例えば、社会教育士を目指したい方は積極的に応援します。 いきなり知らないまちに来て、企業や団体の役員が参加する会議を取りまとめるのは、とても難しいこと。でも、まずは「見習い」ですから、気負わずにトライしてみてください。

お仕事のイメージ ○1日の流れ   08:30~12:00   ↳出勤、朝礼、担当職員との打ち合わせ、関係者との連絡・調整 など   12:00~13:00   ↳休憩(ランチ)   13:00~16:00   ↳町内の関係者を訪問・打ち合わせ(高校、地域商社など)、プロフィールシート作成のための発掘・取材   16:00~16:30   ↳役場で事務作業、報告書作成 など   16:30   ↳退勤

○1週間の流れ  (月曜日)   担当者との週1ミーティング、関係者への連絡、関係者訪問  (火曜日)   外部サポーターとのミーティング、関係者訪問  (水曜日)   資料作成・印刷  (木曜日)   事務局ミーティング  (金曜日)   議事録まとめ・共有

○3年間の流れ   <1年目>   協働コーディネーターのサポートを受けながら、見習いとして取り組む   <2年目>   継続してサポートを受けながら、主体的に取り組む   <3年目>   主体として運営する、後任のサポート、定住・自立の準備

○退任後のイメージ   個人事業主として独立し、コーディネーター業務を継続(もし希望される場合は、コンソーシアムを法人化し、事務局を担っていただくなどの可能性もあり)

〔事業の将来性〕  玄海町では、コンソーシアムの運営および高校生を核とした地域の魅力化を、重点的な事業と位置付けています。会計年度(1年間)単位ではなく、今後数年間をかけて取り組んでいく予定です。地域おこし協力隊の退任後も、できれば継続して事業に関わっていただけたら。今回の募集は中期的な計画の第1弾で、地域を巻き込んだ分科会の設立など、未来のまちのロードマップを一緒に描いていきましょう。

働く場所
協働コーディネーター

高校と地域と役場をつないで対話の場をつくる「コンソーシアム運営マネージャー(見習い)」

<募集対象> 次の(1)~(10)のすべてを満たす方。 (1)三大都市圏、政令指定都市、県庁所在地、中核市等(過疎・山村・離島・半島地域以外の都市地域)に住民票がある方で、玄海町地域おこし協力隊として任用後、生活の拠点を本町に移し、本町の住民基本台帳に記載されることができる方

 ※地域要件の詳細について、総務省「地域おこし協力隊」の Web ページに掲載されている「特別交付税措置に係る地域要件確認表」をご確認ください。   https://www.soumu.go.jp/main_content/000847999.pdf

(2)原則として満20歳以上(令和7年4月1日時点) (3)心身ともに健康で誠実に職務を行うことができる方 (4)退任後も玄海町のコンソーシアム運営に携わる意欲のある方 (5)普通自動車運転免許証(AT限定可)を取得している方 (6)パソコン操作(ワード、エクセル、パワーポイントなど)ができる方 (7)SNS等を利用し情報発信を行うことができる方 (8)暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第2条第2号   に規定する暴力団その他反社会的団体又はそれらの構成員に該当しない方 (9)地方公務員法第 16 条に規定する欠格条項に該当しない方、税金等滞納のない方

〇その他、求める人物像 ・人の話をしっかり聞くことができる方 ・初対面でも自ら声をかけることができる方 ・教育に興味関心がある方 ○歓迎スキル ・傾聴の心構えがあり、多様な人とコミュニケーションをとることが苦ではない ・会話をしながら、相手が何を伝えようとしている整理することが得意 ・相手の立場や意見を尊重し理解しようとする。 ・チームでプロジェクトを動かした(仲介した)経験あり ・周りと調和しながら話ができる

<募集人数>1名 <勤務地(主な活動場所)> 玄海町役場、玄海町みんなの地域商社、佐賀県立唐津青翔高校、玄海町内(全域)(作業デスクは役場内におく) <勤務時間> (1)勤 務 日:週休 2 日制/週 35 時間勤務(7 時間勤務/日)     ※土日勤務の可能性あり。その場合は勤務日を振り替え (2)勤務時間:午前 8 時 30 分~午後 4 時 30 分の 1 日 7 時間(休憩 1 時間) (3)有給休暇:町の規定により付与(半年後に10日付与) <雇用形態> (1)身  分:玄海町会計年度任用職員(パートタイム会計年度任用職員) (2)任用期間:2025年4月任用予定(任期は年度ごとに更新)         着任時期は4月と考えていますが、相談に応じます。 (3)その他  活動状況・実績等を勘案し、最長3年まで延長します。ただし、協力隊員として相応しくないと判断した場合は、任用期間中であっても任用を取り消すことができるものとします。 <給与・賃金等> (1)報  酬:月額251,187円(昇給あり)   ※時間外勤務を命じた場合、規定に基づいて支給します   ※食費、光熱水費、通信費、生活必需品、区費等は自己負担   ※税、社会保険料、雇用保険料等の本人負担分が上記金額から差し引かれます (2)賞  与:期末・勤勉手当あり(6月・12月に支給) (3)そ の 他   ①着後手当支給あり(53,500円)   ②移転料は距離に応じて支給(例:福岡市123,000円) <待遇福利厚生> (1)社会保険等:健康保険・厚生年金・雇用保険に加入 (2)そ の 他   ①住居は町営住宅又は民間住宅等を町が用意し、町が家賃を負担します。   ②活動に必要な車両(公用車)やパソコン等は町が準備します(私生活で使用できません)。   ③活動に係る経費(活動費)は町が支出。ただし、予算の範囲内で町が認めた場合。   ④兼業、副業は、業務に支障のないと認められた場合は可能。事前にご相談ください。

玄海町役場 企画商工課
唐津青翔高校の先生方

募集要項

開催日程
1

2024/12/13 15:00 〜 2024/12/13 15:00

所要時間
1時間30分
費用
無料
集合場所
ZOOM(オンライン)
その他
・最小催行人数:1名 ・スケジュール: 高校と地域と役場をつないで対話の場を作る「教育魅力化コンソーシアム」の面白さとは? (佐賀県玄海町地域おこし協力隊募集 トークイベント&説明会) 日時:令和6年12月14日(土)19時~20時30分 場所:オンライン(ZOOM) 内容:第1部 トークイベント>地域みらい留学と教育魅力化コンソーシアム    第2部 説明会>玄海町の紹介と地域おこし協力隊の業務内容 ※参加したい方はまずこのページの「興味ある」または「応募したい」ボタンを押してください! 申し込みはこちらから http://peatix.com/event/4227630

玄海町役場 企画商工課

このプロジェクトの経過レポート

このプロジェクトの地域

佐賀県

玄海町

人口 0.56万人

玄海町が紹介する玄海町ってこんなところ!

佐賀県玄海町は、佐賀県の北西部に位置し、人口は約4,900人ののどかな田園風景や美しい海岸線で彩られた小さな町です。 低い山が波状的に起伏する上場台地では、稲作、玉ねぎやみかん、いちごなどの農作物のほか、人口より多い牛を肥育する畜産業では佐賀牛として出荷しています。西には玄界灘に面していることから、漁業も営まれ、波が穏やかな湾内では鯛やはまち、カキなどの養殖を行っています。町の北部には玄海原子力発電所があり第三次産業も盛んです。 春は、町花であるさくらが町のいたるところで咲き、ゴールデンウィークには各地で田植えが行われ、“恋人の聖地”に認定される「浜野浦の棚田」は海に面して広がっていることから、夕日が海面と水田を茜色に染める幻想的な自然の景色を作っています。夏から秋にかけては頭上に上がる花火を寝ころびながら見れる花火大会、冬は棚田を彩るペットボタルなど四季折々のまちを楽しむことができます。

このプロジェクトの作成者

佐賀県玄海町は、佐賀県の北西部に位置し、人口は約4,900人ののどかな田園風景や美しい海岸線で彩られた小さな町です。低い山が波状的に起伏する上場台地では、稲作、玉ねぎやみかん、いちごなどの農作物のほか、人口を上回る数の牛を肥育するほど畜産業も盛んで、佐賀牛として出荷しています。西には玄界灘に面していることから、昔から漁業も営まれ、波が穏やかな湾内では鯛やはまち、カキなどの養殖を行っています。町の産業は第一次産業が主となりますが、北部には玄海原子力発電所があり第三次産業も盛んです。  春は、町花であるさくらが町のいたるところで咲き、ゴールデンウィークの時期には各地で田植えが行われ、“恋人の聖地”に認定される「浜野浦の棚田」は海に面して広がっていることから、夕日が海面と水田を茜色に染める幻想的な景色は観光スポットとなっています。夏から秋にかけては稲刈りや頭上に上がる花火を寝ころびながら見れる花火大会、冬は棚田を彩るペットボタルなど四季折々のまちの姿を楽しむことができます。