【協力隊募集】岩手大学と共に挑ㇺ!「教育×水産」で地域を共に盛り上げる仲間を大募集!

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「興味ある」が押されました!

2025/01/12

「興味ある」が押されました!

2025/01/10

岩手大学三陸水産研究センターは、岩手大学の釜石キャンパスに在籍している学生の教育機関としての側面のみならず、三陸沿岸の地域の振興を目的に水産業の高度化・水産物のブランド化の研究開発などに取り組む高等教育研究機関です。今回は、釜石の水産業や海洋環境保全などに関わる取り組みを岩手大学と共に盛り上げる仲間を募集します!

三陸を起点に「水産」をテーマに盛り上げる!

■地域と共にある岩手大学釜石キャンパス 岩手大学三陸水産研究センターは、2013年に「海や水産に関わる専門人材の育成及び研究」をミッションとし、立ち上がった教育機関です。 岩手大学農学部水産システム学コースの3.4年生が通い、海の町、水産業の現場に身を置きながら高度な専門性と生きた学びを習得する、釜石唯一の大学です。

■変化する三陸を取り巻く海洋環境

近年、地球温暖化などの影響で三陸の海の状態は大きく変化しています。 例えば、ホタテなどの貝類。海洋環境の変化により貝毒が発生し、出荷ができなくなり、例年と比べて流通量が大きく減少しています。 地域の名産だった海産物が獲れなくなり、獲れるはずのなかった南の方の魚が三陸で獲れるなど海の状況は大きく変化しています。 海の現場ではそのような信じられない環境変化が起きていますが、産地であっても消費や生活の場ではそのような海の変化やそれによる課題に対して関心を持つ人は決して多くありません。岩手大学三陸水産センターは、地域の子どもから大人まで、様々な人に海や水産に関心を持ってもらいたいと考えています。 https://www.youtube.com/watch?v=VPh9BKXKCqY

■教育機関との連携

岩手大学三陸水産センターがこれまで、そしてこれから更に取り組んでいきたいことの一つに、地域住民の海に関する関心度をあげていくことがあります。 数年前から市内の保育園や小学校などの教育機関と連携し、新巻鮭づくりといった食育の活動、地元の食文化を継承する活動を行っています。 鮭を一緒にさばくことから始まり、その過程の中で、三陸を取り巻く環境の変化にも触れることで海を自分事として考えるきっかけになればと考えています。 https://www.iwate-np.co.jp/article/2024/11/27/174685

このようなイベントを開催するにあたり、幼・小中高校などの教育機関や漁業関係者の間に立って調整役としてコーディネートを行うことは、教育機関であり、海洋・水産の研究機関である岩手大学だからこそ可能なことです。連携する教育機関や、新規の連携先となりうる地域の活動団体、漁業関係者それぞれと、一つひとつ丁寧にヒアリングを行い、現場に通い、一緒に場を組み立てていきます。

地域に根差した大学として「教育×水産」「教育×漁業」を地域振興や次世代育成に繋げていくために、私たちと一緒に活動しませんか?

岩手大学三陸水産研究センター(外観)
岩手大学三陸水産研究センター(外観)
こども園との新巻鮭づくりの様子
こども園との新巻鮭づくりの様子

出会いたい方はこんな人!

岩手大学が求めるのは、海や魚に対しての愛着を持ち、地元住民、教育機関等と連携して活動できる方です! (とは言いつつ、当てはまるか自信のない方でもお気軽にご相談ください◎)

●大学のビジョンに共感し・アイディアを一緒に考え、行動できる方 ●自分の役割を見つけ、地域の方々、漁業関係者、教育関係者等様々なステイクホルダーとコミュニケーションを取れる方 ●水産や海に関する知見や強い関心がある方

■具体的な活動内容

地域おこし協力隊として以下の活動に取り組んでいただきます。活動内容は相談しながら決めていきましょう!

①教育機関と連携した「海」に関わる取り組みの企画・設計

教育機関と連携し、次世代に向けて「海」や「水産」をテーマにした取り組みを企画してもらいたいと考えています。 既に実施している連携先に対しては、これまで通りの取り組みがスムーズにいくようなコーディネートを、 新規の連携先に関しては、ヒアリングを実施した上で、一緒に企画をしていく伴走支援を行ってもらいます。

②学生と地域を繋ぐコーディネート 地域の事業者、教育機関の間に入って、学生の取り組み内容に合わせて、地域内外で活動しやすいようコーディネートをしてもらいたいと考えています。 また、その他に学生の取り組みを地域内外に発信していくことで、地域に開かれた教育機関としてのPRも行ってもらいたいです。

■プロジェクトの特徴 ①あなたのこれまでのキャリアを活かせる(地域に還元できる)こと これまでのあなたのキャリアを最大限プロジェクトに活かしていただきたいと考えています。 教育に関する経験の有無は問いません。これまでのご経験から、ビジョンを共にし、企画遂行、アイデアの具現化等、今回のプロジェクトで必要とされる経験に当てはまるのではないか?と思う項目があれば、ぜひチャレンジしませんか?!

②「海」「水産」を起点に地域と学校をつなぐコーディネート、企画実行、調整力といったビジネス経験を得られること 今回のプロジェクトは、教育機関の現場から、地域とのつながりによって学びの機会を作るコーディネーターとして自発的に考え、提案し、実行する力や、一方で学校内だけに留まらない多くの水産関係者等の合意形成を取りながらチームで進めていく調整力も求められます。 地域に根差し、自分自身を含む目の前の人を笑顔にする仕事は、きっとあなたのキャリアの幅を広げることに繋がります。

【メッセージ】 地域と学生とをつなぐ架け橋として、あなたの経験や力が必要です! 水産×教育を地域で広げていくため、共に取り組んでくれる仲間を募集します!

小学生との新巻鮭づくりの様子
小学生との新巻鮭づくりの様子
大学院生による水産の出前授業
大学院生による水産の出前授業

【地域おこし協力隊】募集要項

<職  種> 地域おこし協力隊

<雇用形態> 個人事業主 ※釜石市 地域おこし協力隊としての委嘱

<着任希望時期> 2025年4月1日~ ※応相談

<報 酬> ・年間 320万円上限  (内訳:月266,600円×活動月数 ※月額は活動時間による)   (この他に活動推進費、旅費交通費、研修費等として年50万円を支給) ・年度毎に更新、最大3年間 ・起業に係る経費について、1人あたり100万円を上限に補助金制度あり

<勤務地> 釜石市内受入先企業

<勤務時間> 1日につき6時間を目安に、月16日以上の活動(月の活動総時間は96時間以上)を行います。 副業可(ただし、時間や割合等は定める範囲内で相談の上決定)

<休  暇> 原則月16日以上勤務の上で調整(業務により変動)

<選考方法> 説明会⇛現地訪問⇛面接⇛採用 ※詳細まずは説明会、個別相談でお話できればと思います。お気軽にお問い合わせください!

<待遇・福利厚生> ・車両提供制度あり ・市営住宅の紹介  ・その他 学びの機会提供、地域団体や地域の取り組みへのつなぎ等 (移住コーディネーターが丁寧にサポートします。) ・個人事業主のため、健康保険及び国民年金はご自身で加入していただきます。

<応募資格> (1)3大都市圏または政令指定都市などに居住している方※詳しくはご相談ください (2)委嘱後に住民票を釜石市に異動し、1年以上居住できる方 (3)普通自動車運転免許(AT限定可)所持又は着任までに取得可能な方 (4)以下に該当しない方 ア.成年被後見人又は被保佐人、被補助人である方 イ.禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わるまで又はその執行を受けることがなくなるまでの方 ウ.日本国憲法又はその下に成立した政府を武力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し、又はこれに加入した方 エ.反社会的勢力の構成員または脱退して5年以内の方

<採用予定人数> 1名

釜石市/(株)パソナ東北創生

このプロジェクトの地域

岩手県

釜石市

人口 3.21万人

釜石市

釜石市オープンシティ・プロモーション室が紹介する釜石市ってこんなところ!

釜石市は岩手県の南東部に位置し、太平洋に面した人口約3万人の街です。 海洋の影響と地理的条件から岩手県の中では四季を通じて温暖な気候に恵まれています。 釜石市は製鉄業の発展とともに、市内外の方との交流が盛んな地域であり、多様な外部人材(=ヨソモノ)を受け入れる土壌や文化があることが特徴的です。 東日本大震災を経験した後も、復興まちづくりの過程でたくさんの”ヨソモノ”が釜石を支援するために訪れ、移住し、現在も様々な活動で中心的な役割を担っています。

このプロジェクトの作成者

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釜石市では常に開かれたまち「オープンシティ釜石」をキーワードに、多様な企業・団体・人材と協働することで、課題解決により地域への新たな可能性を生み、人口が減少しても地域の活力が維持され続けるまちを目指しています。