彦根市市民ライター「彦根の魅力ここにあり!」#2

読みもの

公開日:2024/12/27 01:22

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彦根市には、「もっと彦根が好きになる」を合言葉に活動する、 彦根市シティプロモーション戦略推進委員会があり、官民協働で推進しています。この委員会は、市内外に向けて人の魅力や彦根をよくする取り組みを発信して、彦根をもっと好きになってもらい、彦根に憧れをいだいてもらうことを目的に、様々な取り組みを行っています。

その活動の一つとして、市民の目線で彦根の魅力を発信する「市民ライター講座」を毎年開催しており、その講座を受けた市民ライターさんたちが、「彦根の根っこが、明日を育む」をテーマに、noteにおいていろんな彦根のいい根!(いいね!)を投稿✨しています。

この読み物では、彦根のファンを作る活動をしている、市民ライターさんの記事を転載し、彦根をもっと好きになっていただくお手伝いをいたします。 ぜひ「興味ある」を押して、彦根市シティプロモーション戦略推進委員会の活動を応援してください◎ よろしくお願いいたします。

大学生がゆるりと運営「ギャラリー喫茶おとくら」

古民家の活用を考えていた持ち主さんからの依頼がはじまり。

滋賀県立大学の学生が活用のアイデア出しから改修まで行い、オープンされた「ギャラリー喫茶おとくら」。 「高宮に新しい風をふかせる」をスローガンに、学生たちが「おとくらプロジェクト」と称し、世代交代を繰り返しながら10年にわたって続けてきました。

場所は高宮町に通る中山道にあります。 道筋に沿って商店街がある中のひとつのお店で、「宿駅 座・楽庵」と書かれた木でできた看板が目印。

元々は「布惣」と呼ばれる、高宮布を扱っていた建物の跡地でした。 レトロを感じるお店の佇まいで、まちあるきをする人や地元の人たちが立ち寄れるコミュニティスペースにしたいという思いがあります。 玄関に面しているスペースがカフェ、右手にある和室がギャラリースペースになっています。

お店のこだわりや運営について、現学生代表の嶋田彩花さんに聞いてみました。

「看板メニューは、手作りのワッフルです!甘すぎない味わいで、米粉をいれているので、噛んだ時にもちっとした食感がでるのが特徴です。」

カフェに興味があっておとくらプロジェクトに入った嶋田さん。

「メニューの新作も学生が中心になってつくります!みんなで集まって、候補を出して、実際に試作して、、、。どうしても凝ったものは造れないのですが、どれもシンプルで美味しいです!スコーンもおすすめです。」

利用するお客さんは、地元の人もいれば、ハイキングの途中で立ち寄った人もいます。 また、音楽ライブ・落語の会場になったり、老人会のうちあわせ場所としても利用されるそうです。

ギャラリーも、ホームページやSNSを通じた県内外の依頼者から、同じく滋賀県立大学の学生までさまざまです。 ある時は、メンバーのお姉さんが東京の美術系大学に通っておられ、作品をかざる場所をさがしていたら、ここにたどりついたなんてことも。

「大学生だけでの運営で、店番をするシフトの調整や食材の管理など、大変なところ、まだまだなところはあります。だけど、高宮でのお祭りの出店やお店などの活動を通して、メンバーといっしょに企画したり、地域のおとな・子どもと関わりを持てたりすることが楽しいです。

地域のお年寄りの方に「若い人としゃべる機会が少ないから嬉しいわ~」と言っていただくこともあります!

プロジェクトとして、お店の継続・イベントの企画などはもちろん、関わってくれている同じ学生のメンバーがやりがいや楽しさを持って取り組んでもらいたいなと思います。」

歴史が残るお店は、新しい風を運ぶ拠点であり、学生たちやギャラリーの「手作り感」がお客さんをほっこりさせてくれます。

古民家の素朴さの中に、人のあたたかさを感じました。 ぜひ一度おとずれてみてください。

(写真・文:坂井勇太)

公開日 2020年3月19日 転載元 note「彦根市シティプロモーション戦略推進委員会」 元URL⇒https://note.com/goodroots_hikone/n/n439539b7dda2

「宿駅 座・楽庵」の看板がおとくらの目印。
ギャラリーの様子

このプロジェクトの地域

滋賀県

彦根市

人口 11.36万人

彦根市企画課が紹介する彦根市ってこんなところ!

南北に長いひこね。城下町エリアは程よく町だったり、新興住宅が並ぶ地域もありますが、南部は田んぼが広がるのどかな風景になります。江戸時代からの町屋や昭和レトロな建物が混じりつつ、自分に合った暮らし方が見つかるかと思います。最近ではファミリー層の移住者も多く、テレワークしながら働いている方も見られるようになりました。

人付き合いもお互い丁度よい距離感で接するため、地域ごとに異なりますが田舎ならではの付き合いがしたい人には少し物足りないかもしれません。ですが ”いいおせっかい”を焼いてくれる人や、地域活動に励む人など、町に出ると、いろいろな人に出会えます。のんびり暮らせる「程よい田舎暮らし」をしたい人におススメです。

このプロジェクトの作成者

ランドマーク・彦根城と共にひこにゃんでお馴染み!の彦根市です。 中心市街地は今も江戸時代の面影があちこちにあり、新旧織り交ざった独特のまちなみをしていますが、南部の方では田んぼが広がるのどかな風景も。最近では移住者も増え、町中に新しいお店ができたりと、まちの雰囲気も変わってきています。 交通の要所でもあり、西へ東へ、遊びに働きに行くのも便利です。 都会の便利さとなんでもは揃っていませんが、「ほどよく田舎、ほどよく町」な暮らしができます。