伝統食品「凍み豆腐」を次世代へ!東京からのアクセス◎

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「興味ある」が押されました!

2025/01/07

経過レポートが追加されました!「【1.26(日)@東京交通会館】福島県地域おこし協力隊合同募集説明会に出展します」

2025/01/06

今回のプロジェクトの舞台「立子山地区」は福島駅から車でおよそ30分の本市東南の阿武隈高原につながる起伏の大きい山間地帯で、山あいに宅地や田、畑などの土地利用が行われています。 今より300余年前が起源といわれる「凍み豆腐」は、当地の冬季間の天日と寒風を利用して作られる当地域の特産品です。今、温暖化の影響でこの「凍み豆腐」がピンチ! 福島市では福島大学と共同で気候変動に適応した特産品づくりの共同研究がスタートします。

少しでも興味をもっていただけた方はぜひ「興味ある」を押して最後までお読みいただけると嬉しいです。

そもそも「凍み豆腐」とは…?

 江戸時代初期に信夫郡大森村(現福島市大森)の曹洞宗円通寺の住職が、昔の天日乾燥の風景京都方面に修行に出かけた際に精進料理(高野豆腐)に出合い、その後高野豆腐(凍み豆腐)を地元に持ち帰り、福島の気候に合わせた製法を編み出して地元の人々に伝えたことが始まりだとされています。  立子山地区の特産品となったのは大正時代。地元の農業者管野總治郎氏が、地域の農業経済に光をと凍み豆腐の研究を始め、立子山の気候が凍み豆腐の生産に非常に適していることを見抜きました。  そして300年前の製法を元にして研究を重ね、立子山凍み豆腐の製法を確立。その結果、地域の農閑期の重要な収入源として発展し、立子山の特産品になりました。  最盛期には60軒ほどで生産されていたものの徐々に減り、現在は4軒で生産されています。

立子山地区では、少子高齢化の影響により地域の賑わいが無く、また伝統食品である「凍み豆腐」が気候変動により安定した製造が出来ないことが問題です。

この問題を解消するために、今回募集する地域おこし協力隊の方には以下の活動をしていただきます! ・福島大学に共同研究員として、凍み豆腐の調査・研究を支援 →主に大学と凍み豆腐生産者の連絡調整等、調査・研究の補佐的な役割です。 →このほかに地域振興にかかる研究テーマを持っていただき、大学の支援のもと研究していただきます。

・地区内の新たな特産品の発掘と開発 →地域に積極的に足を運び地域の名物、特産品、名所を巡る →マルシェの企画・運営 など

・地域イベントや立子山地区のブランディングを後押しする活動を企画する →地区内でのイベント等を企画し賑わいをつくる →SNS等を活用し、立子山地区の魅力を発信する など

凍み豆腐は冬季の乾燥や寒さを活かした天日干しでつくります。
凍み豆腐は冬季の乾燥や寒さを活かした天日干しでつくります。
手作業で一つずつ凍み豆腐を藁でくくります。
手作業で一つずつ凍み豆腐を藁でくくります。

熱意のある方大歓迎!

熱意があればどなたでも大歓迎ですが、特に以下の条件に該当する方と出会いたいです。

・伝統食品に興味がある ・SNSについて一般的な知識がある ・農業や自然が好き

また、実際に「立子山地区」を担当職員がご案内することも可能ですので、興味がある方はお気軽にお問い合わせください!

詳しい募集要項や申込書は福島市のHPからダウンロードできます。 →https://www.city.fukushima.fukushima.jp/chiki-kyoudou-chiki/chiikiokoshitatsugoyamabosyu.html

「凍み豆腐」はお正月の雑煮で食べられることが多いです
「凍み豆腐」はお正月の雑煮で食べられることが多いです
凍み豆腐だけではなく、雄大な自然があります!
凍み豆腐だけではなく、雄大な自然があります!

募集要項

業務内容
3年間の活動目標は以下のとおりです。 1年目 ①福島大学地域未来デザインセンター共同研究員として「凍み豆腐」について学ぶ ②地域の名物(人やこと)・特産品を知り、名所を巡り、その可能性を探る ③立子山地区の情報発信 2年目 ①福島大学地域未来デザインセンター共同研究員として、地域の生産者との連携を図り、調査研究の支援を行う ②地域活性化の新たな特産品やイベント等の企画・運営を担う ③卒隊後を見据えて、自身がやりたい事や実現できる事を立案し、動き始める 3年目 ①凍み豆腐研究成果のまとめを支援 ②2年間で得た知識と経験・人脈を基に、自身が楽しみながら続けることができ、生活の糧ともなる事業を興す準備を固める
必須経験やスキル
・地域おこし活動や福島市での定住に意欲があり、地域住民、関係団体とともに積極的に活動できる方。 ・普通自動車免許取得者で、自動車を所有しており、運転して業務に従事できる方。 ・パソコン(ワード、エクセル、インターネット、Eメール)の基本操作ができる方。 ・X(旧Twitter)やInstagramなどのSNSアカウントを作成し操作できる方。 ・地方公務員法第16条に規定する欠格条項に該当しない方。 ①禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わるまで又はその執行を受けることがなくなるまでの者 ②福島市職員として懲戒免職の処分を受け、当該処分の日から2年を経過しない者 ③日本国憲法施行の日以後において、日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し、又はこれに加入した者
給与
月額190,900円(ほか期末・勤勉手当あり) 参考:年収320万円程度 ※令和7年4月1日より給与改定する予定です。 ※他に、市による家賃負担(上限6万円ただし予算の範囲内)など活動支援(最大200万円)あり。
雇用形態・勤務時間
福島市の会計年度任用職員 ①勤務日数・時間 勤務日数は週5日とし、勤務時間は実働7時間45分とする(休憩1時間)。 ②休日・休暇 休日は4週あたり8休とする。休日に勤務した場合は、平日の勤務に振り替えるものとする。休暇については市の規定により付与するものとする。
その他
①社会保険については、健康保険(協会けんぽ)、厚生年金、雇用保険に加入します。なお、勤務実績によって共済組合に加入する場合があります。 ②月額報酬に加え地域おこし協力隊活動に要する経費に対し、市から予算の範囲内で支援します。 ③活動期間中の災害補償等は、当初の任用から1年間については、「市町村議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例(昭和54年福島県市町村総合事務組合条例第16条)」の定めにより補償し、当初の任用から1年を超えた時点から地方公務員災害補償法(昭和42年法律第121号)の定めにより補償いたします。 ④隊員は原則として立子山地区に居住しなければなりません、賃料等は月額60,000円を上限(予算の範囲内)として市が負担します(光熱水費等生活に必要な費用は隊員負担となります)。 ⑤活動に使用するパソコンを貸与いたします。 ⑥その他、活動には隊員所有の自家用車を使用しますが、ガソリン代は活動旅費、活動に要する消耗品及び隊員の研修費用等については予算の範囲内で支給いたします。 ⑦引っ越しに必要な経費は隊員の負担とします。 ⑧生活備品等は各自でご持参ください。

福島市立子山支所・福島大学及び立子山地区 文責:福島市地域おこし協力隊

このプロジェクトの経過レポート

このプロジェクトの地域

福島県

福島市

人口 28.27万人

福島市

福島市地域おこし協力隊 担当が紹介する福島市ってこんなところ!

福島市は、東北の玄関口である福島県の北部に位置する人口約28万人の県庁所在地です。 春の花見山から市内を四季折々の花が彩り、さくらんぼ・桃・梨・ぶどう・りんごとフルーツに恵まれ、飯坂・土湯・高湯温泉が楽しめる『実湧満彩』の街です!

このプロジェクトの作成者

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福島市は、東北の玄関口である福島県の北部に位置する人口約28万人の県庁所在地です。 春の花見山から市内を四季折々の花が彩り、さくらんぼ・桃・梨・ぶどう・りんごとフルーツに恵まれ、飯坂・土湯・高湯温泉が楽しめる『実湧満彩』の街です!