【地域おこし協力隊】釜石の資源を活かす新たなビジネスモデルを創る右腕、大募集!
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2025/01/20「興味ある」が押されました!
2025/01/14一般社団法人ゴジョるは2017年から、地域の高齢者や、課題や生きづらさを抱えた人(困窮・障がい・若年無業者等)と一緒に「薪の製造販売」を行っています。 今回、このゴジョ(互助)の仕組み×薪ビジネスの新たな展開を目指す”右腕”を募集します!
ゴジョるのこれまでと、地域の福祉に関して
■助けてもらう側から地域経済の担い手へ
代表の菊池さんは、地域社会が抱える複合多問題の解決を促すには生活者の行動変容と「互助」の力が必要と感じ、2017年に一般社団法人ゴジョるを創業しました。 一般企業で働くことは難しいけれど、社会で役割を持つことで生きがいを得る。生きがいを得るだけでなく収入も得ることで、地域の経済循環の担い手になる。このような考え方で社会的弱者、マイノリティと言われる方々と共に持続可能な地域づくりを行っています。
今までケアをされる側だった人が、ゴショるが地域にあることで(規模は小さいですが)経済を回す側に変わり始めています。地域では少子高齢化が顕著で産業の担い手不足が加速する一方、それに比例するように高齢化や生活困窮者等、福祉の支援が必要な人が多いことが深刻な問題です。 そのような中でゴジョるが担っているのは、産業と福祉の間の埋める役割です。人材を福祉側から経済活動側へ転換することで、地域の産業の担い手を増やし、地域社会を支えています。 ※『ゴジョる』は、互助を動詞にした造語で、互いの助け合いの新しいカタチを地域で作るというビジョンから来ています。
また、地域・社会の課題、環境問題を解決するとてもユニークな取り組みは、2022年環境省「第10回グッドライフアワード」環境大臣賞(地域コミュニティ部門)を受賞するなど全国的にも注目を集めています。
■地域は、ほとんど木でできている
薪の原料となる木材は地元の森林組合から間伐材や支障木を仕入れています。釜石の土地の約89%が森林(ちなみにスギが多いです)。地域には林地残材や間伐材等の未利用資源が多くあります。地域で見過ごされてきた資源を地域内で循環させることを通じて、地域住民の生活安定、地域社会の担い手増加、地域最大の未活用資源の地産地消を実現しています。
■ゴジョるのこれから
ゴジョるは、2024年現在で、釜石市内で50名近くの登録者が毎日作業を行い、月80~90トンの大ロットで薪の生産・加工を行っています。延べ3,000人が事業へ参加するソーシャルビジネスへと成長しました。2025年にかけて、同様の事業所を雫石町や石巻市でも展開する予定です。地域の資源や特性を生かし、小さなビジネスを地域ごとにつくることで、ゴジョるの考える豊かな地域社会を広げていきます。
「薪づくりは目的ではなく、一つの手段でしかない。」 代表の菊池さんはそういいます。 「薪づくりを行う上での端材をエネルギーに変えて観光農園をするとか、全く新しいビジネスモデルを考えたっていい。」 今回募集する右腕と一緒に取り組みたいのは、薪ビジネスそのものの拡大ではなく、「福祉→担い手モデル」の新たな展開です。 地域資源に真摯に向き合い、互助の力で地域、社会課題の解決を推進し、持続可能な未来を共に作り上げていくパートナーをお待ちしています!
■ゴジョるの活動を詳しく知りたい方は以下も御覧ください ・SUNTORY「シン・みらいチャレンジプログラム」https://www.suntory.co.jp/company/csr/support/shin-mirai/grant_d/iwate.html ・岩手県先進企業取材レポート:https://www.aiina.jp/site/environment/11442.html ・環境省グッドライフアワード:https://www.env.go.jp/policy/kihon_keikaku/goodlifeaward/report2022-10.html
出会いたい方はこんな人!
ゴジョるが今回の地域おこし協力隊で求めるのは、菊池さんの「右腕」として共に動き、夜には焚き火をしながら地域の未来を語り合えるような仲間です。 (とは言いつつ、当てはまるか自信のない方でもお気軽にご相談ください◎)
●主体的に前向きに取り組む力がある方 ●ゴジョるの考え方に共感し、何度でもPDCAを回し続けることができる方 ●自然が好きで地方との共生するツーリズム開発に興味のある方
■具体的な活動内容
地域おこし協力隊として一般社団法人ゴジョるで以下の活動に取り組んでいただきます。
①環境×観光の取り組みの推進 ゴジョるが今、特に力を入れているのが、環境保全と観光を融合させたサステナブルツーリズムの推進です。隊員になる皆さんには、取り組みを進める一員として、地域資源を活かし、産業のさらなる発展を支援してもらいたいと考えています。 具体的には、バイオマスコンソーシアムやラベンダーコンソーシアムといったプロジェクトに参画し、地域資源を生かした新たな価値創造に取り組んでもらいます。
②新たなビジネスモデルの創出 新たに加わる皆さんは、協力隊員であり、ゴジョるの一員です。隊員期間中は、ゴジョるのリソースを最大限活かして小さくても新しいビジネスモデルやプロジェクトを立ち上げてもらいたいと考えています。あなたのアイデアで、地域に新しい風を吹き込み、持続可能な社会づくりを一緒に目指していきましょう。
■プロジェクトの特徴
①あなたのこれまでのキャリアを活かせる(地域に還元できる)こと これまでのあなたのキャリアを最大限プロジェクトに活かしていただきたいと考えています。 福祉、環境領域での経験有無は問いません。これまでの経験から、ビジョンを共にし、企画立案や実行において今回のプロジェクト推進に活かせることがあるのではないか?と思う項目があれば、ぜひチャレンジしませんか?!
②地域資源を活用したビジネス経験を得られること 今回のプロジェクトでは、地域社会の一員として、地元の方々や企業や外部の専門家等幅広い方と協働する経験が得られます。現場に根差し、自分自身を含む目の前の人を笑顔にする仕事は、きっとあなたのキャリアの幅を広げることに繋がります。
【メッセージ】 私たちが求めているのは、単にサポート役ではなく、共に地域の未来を築く右腕となる存在です。釜石市の豊かな自然や文化を守りながら、持続可能なビジネスを展開するために、あなたの力が必要です。私たちと一緒に、地域の未来を切り開いていきましょう!
募集要項
釜石市役所/(株)パソナ東北創生
このプロジェクトの地域
釜石市
人口 3.21万人
釜石市オープンシティ・プロモーション室が紹介する釜石市ってこんなところ!
釜石市は岩手県の南東部に位置し、太平洋に面した人口約3万人の街です。 海洋の影響と地理的条件から岩手県の中では四季を通じて温暖な気候に恵まれています。 釜石市は製鉄業の発展とともに、市内外の方との交流が盛んな地域であり、多様な外部人材(=ヨソモノ)を受け入れる土壌や文化があることが特徴的です。 東日本大震災を経験した後も、復興まちづくりの過程でたくさんの”ヨソモノ”が釜石を支援するために訪れ、移住し、現在も様々な活動で中心的な役割を担っています。
このプロジェクトの作成者
釜石市では常に開かれたまち「オープンシティ釜石」をキーワードに、多様な企業・団体・人材と協働することで、課題解決により地域への新たな可能性を生み、人口が減少しても地域の活力が維持され続けるまちを目指しています。