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2月5日は「近江日野商人の日」

江戸時代、日野町は日野椀(ひのわん)・日野合薬(ひのごうやく)の産地として産業が栄えました。人々は特産品を携えて北関東や東海地方を行商し、蓄財すると行商先に出店を構え近江日野商人として大成し、日野町発展の礎を築きました。

私たちの先達は、「陰徳善事(いんとくぜんじ)」「三方よし」の商業哲学を編み出し、勤勉・質素倹約・社会貢献を大切にする気風は今も町に根付いています。また、近江日野商人は「日野大当番仲間(ひのおおとうばんなかま)」と呼ばれる商人組合を組織し、組合員が安心して商売できる先進的なシステムを作り上げました。

町の誇りである近江日野商人を顕彰し、彼らが築き上げた商人文化を未来へ継承するとともに、その価値と魅力を日野町から世界へ発信するため、2月5日を「近江日野商人の日」として日本記念日協会に登録されました。

日付の由来

「日野大当番仲間」は、業種を超え地縁で結ばれた組合で、組合員であれば誰もが利用できる指定の旅籠や流通業者網を整備し、組合員の商業を互いに支えあいました。 毎年2月5日を「大寄り合い」の日とし、約200年にわたり、組合員は羽織袴を着して町内の寺院に集まり、情報共有や課題・要望の協議を行いました。 このことから、大寄り合いが開催された2月5日を「近江日野商人の日」と定めます。

記念日登録証(一部)
記念日登録証(一部)

近江日野商人の日記念シンポジウムを開催!

開催日時:令和7年2月5日(水) 17時~19時頃

開催場所:町民会館わたむきホール虹ふれあいホール(滋賀県蒲生郡日野町松尾1661)

シンポジウム内容 ⚪︎基調講演  「近江商人の概要と日野商人」末永 國紀 氏(同志社大学名誉教授) ⚪︎パネルディスカッション 「近江商人の商人道とその現代的意義」 登壇者  ・堀江 和博 (日野町長)  ・満田 良順 (近江日野商人館 館長)  ・社 信之 氏(綿向神社 宮司)

参加費:無料 ※懇親会に参加される場合別途実費を徴収します。

申し込み方法:近江日野商人の日記念シンポジウム開催チラシに記載している二次元コードもしくは下記URLからお申込みください。 申し込みURL→https://x.gd/b0tcz

詳しくは下記チラシをご覧ください! ※ぜひ「興味ある」ボタンも押してください!

チラシ1/2
チラシ1/2
チラシ2/2
チラシ2/2

このプロジェクトの地域

滋賀県

日野町

人口 2.00万人

滋賀県日野町役場が紹介する日野町ってこんなところ!

日野町は、滋賀県の南東部、鈴鹿の山麓から西に広がる湖東平野に位置する町です。伝統ある歴史と豊かな自然の中に、近江日野商人の三方よしの精神と進取の気風が息づいています。

このプロジェクトの作成者

プロフィール画像

滋賀県の南東部、鈴鹿山系の西麓に位置する東西14.5km、南北12.3km、総面積117.60平方kmの町です。霊峰・綿向山を東に望む日野町は、町の花である「ほんしゃくなげ」が咲き誇る、無限の大地が育んだ自然環境に恵まれた町です。

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