自然とともにみんなで生きる「地球のこども學舎」事業の事業部長、現場リーダーを募集！

NPO法人地球のしごと大學と株式会社アースカラーは、これまで約15年間にわたり、農山漁村でのサステナブルな仕事を学ぶ社会人向け講座「地球のしごと大學」を提供し、農林水産業からエネルギー、福祉、ものづくり、教育など多岐にわたる分野で100名以上の移住者を輩出してきました。こうした活動を通じて、都市と農山漁村をつなぐ「地域に開かれた学びの場」を育んできたと自負しています。

そして2021年には、岩手県唯一の森のようちえん（認可外保育園）「つちのこ保育園」を普代村に開園し、子どもたちの自然体験と自主性を大切にした保育を実践。地域資源を活かし、都会では廃れてきた地域一体での保育・教育の実現を可能にする場として、地域の保護者や行政とも連携しながら挑戦をしています。

岩手県唯一の常時預かり型森のようちえん認可外保育所「つちのこ保育園」 https://www.instagram.com/tsuchinokodomo/　

この度、つちのこ保育園のこれまでの運営経験を土台に、「地球のこども學舎」事業として、森のようちえんを含めた幼児・小学生向けの学びの場づくりを行っていきます。立ち上げにあたりまして、事業責任者と現場リーダーを同時募集します。

また2024年からは、実験的に小学生向けに放課後や休日のプログラムを提供してきました。この活動を広げて、プレイパークを作ったり、探究学習のカリキュラムをシリーズで用意したり、新たに建設中の普代村立の小中一貫校（義務教育校、R9年開校）「普代学園」と連携した取り組みなどを作り上げていくことを今回の業務として想定しています。

また、密に連携している株式会社アースカラーは、普代村のみならず広域で地方創生事業に取り組んでおり、様々な業種とのコラボレーションが期待できます。例えば、農業（お米、養鶏、野菜）、水産加工（極寒燻製）、林産物加工（経木）、そしてコミュニティカフェやゲストハウスなどを小規模ながら展開しています。将来はホースセラピー、牧羊なども視野に入れています。北三陸エリアの志ある事業者様たちとのネットワークもあり、連携する探究学習コンテンツのネタには欠きません。

一方で、普代村は人口約2200人という小さな村であり、少子化の影響を大きく受けてきました。一地域の子どもたちだけで学校や保育園を維持していくことが難しくなってきており、未来の教育のあり方を模索する必要に迫られています。そこで私たちは、二地域居住制度（二か所目の住民票取得ができるふるさと住民制度）を背景に、都市部の親子を対象として、教育移住を受け入れることを考えています。内容としては、数日から数か月の体験から始まる、1年単位の親子留村プログラムを提供する予定です。

このような背景のもと、私たちはこれから「地球のこども學舎」という新たな学びの場を本格的に立ち上げていきたいと思っています。普代村ですでに起こっている取り組みやコミュニティを活かしつつ、価値観の異なる都市部からの移住親子も新たな刺激として融合させ、農山漁村での「地域に開かれた学校」というコンセプトを実現するべくあなたの力を貸してください。

・自然の中で子どもたちと一緒に遊び、学び、成長したい方 ・地域に根ざしたナリワイや文化を教材にした探究学習を一緒につくってみたい方 ・保育士、教員、放課後児童支援員、学童保育、野外体験指導などの経験を活かしたい方 ・子ども主体の教育や地域共育に関心がある方 ・アウトドアやサバイバル活動が好きな方、自然体験活動を仕事にしたい方 ・地域と都市の架け橋となるような仕事にチャレンジしたい方 ・地方創生や二拠点居住、教育移住などの分野に関心がある方