家族とともに育むふるさと ~瀬戸内からびわ湖へ、未来に繋ぐ滋賀暮らし~

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2025/08/03

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2025/07/01

約8年前に奥様とともに滋賀県に移住された愛媛県出身の末竹哲也さん(以下|末竹さん)に、SMOUTライター橋本がお話を伺いました。移住後は瀬田エリアに2年、現在は大津市におの浜(※1)に住居をおかれ、7歳と2歳のお子様と4人でびわ湖を望むマンションに暮らしながら、本業のエンジニア職と副業のコーチング業を両立する日々を送っておられます。愛媛・愛知・大阪・京都と各地を経て、滋賀を「家族のふるさと」として選んだ末竹さん。ご自身の経験から、子どもたちにとって”心の拠り所”となる場所を持ってほしいという強い願いを抱き、滋賀での暮らしを決意されたとおっしゃっていました。移住に至ったきっかけ、現在の生活、そしてこれからの夢について、お話を伺いました。

※1におの浜: 滋賀県大津市にある湖岸エリア。JR大津駅や膳所駅から近く、びわ湖を望むロケーションと利便性を兼ね備えた人気の住宅地。

”ふるさと”を求めて選んだ滋賀県

–––––橋本:滋賀県への移住を決めた背景を教えてください。 末竹さん:私自身、出身地の愛媛を「ふるさと」として強く感じることがあまりなかったんです。もちろん故郷ではあるのですが、愛媛以外の各地に住んでいた時期も長かったので、心の拠り所としてはどこか寂しさを感じていて…。だからこそ、自分の子どもたちには、心から「ここがふるさとだ」と思える場所を持って育ってほしいという想いが強くありました。 今住んでいる、におの浜のマンションからは、びわ湖が一望できるんですよ。びわ湖って愛媛の瀬戸内海にもどこか景色が似ていて、京都の会社で働き「次に住む場所」として初めて滋賀県に訪れた時から、とても親しみを感じていました。それに自然が豊かで、ふっと力を抜ける場所がたくさんある。今では愛媛からの帰省後に大津インターを降りると、「帰ってきたな」という感覚になるんです。

–––––橋本:自然豊かなだけではなく、利便性も高いエリアですよね。 末竹さん:そうなんです。大阪にも京都にもアクセスしやすい。だから、仕事を続けながらも家族との時間をしっかりとれる。実際に、私も毎日京都へ通勤しています。自然と利便性、その両方を兼ね備えた滋賀は、僕たち家族にとって理想の場所でした。子どもたちも、びわ湖が大好きで元気いっぱいに走り回っています。こんな環境の中で成長できるって、すごく幸せなことだなと感じています。

「ここに帰ってくるとホッとする」家族の時間が流れる暮らしの拠点
「ここに帰ってくるとホッとする」家族の時間が流れる暮らしの拠点
観光地ではなく”生活の一部”になったびわ湖
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自然とともに子育てを楽しむ日々

–––––橋本:実際に滋賀での暮らしが始まって、どのような日々を送っていますか? 末竹さん:自分の時間と家族の時間を両立する日々を楽しんでいます。例えば、におの浜の自宅からびわ湖までは徒歩5分ほど。仕事帰りにそのままふらっと、一人でびわ湖沿いを散歩することもよくあります。また子育て世代に助かる公園が充実していて、私の自宅周辺にある馬場児童公園や遊びの森SL公園には、毎週のように家族で出かけています。 また、びわ湖のエンターテイメントクルーズ船「ミシガンクルーズ」も有名ですね。 道もフラットで、ベビーカー移動もしやすいですし、病院や幼稚園も近くにたくさんあるので、安心して子育てできる環境が整っています。 個人的には、びわ湖周辺のお散歩は愛媛の海辺を思い出させてくれて、懐かしくほっとできる時間です。子どもたちとたくさんの思い出を作れるこの場所に、本当に感謝しています。

–––––橋本:食の面でも、滋賀の魅力を感じていらっしゃると伺いました。 末竹さん:はい、スーパーには「滋賀県地産地消コーナー」があって、安くて新鮮なお野菜が並んでいます。ほうれん草や葱、茄子など、どれを選んでも外れがないんですよ。 滋賀のケーキ屋さん「パレット(※2)」もお気に入りで、家族みんなが大好きなお店です。

※2パレット: 滋賀県内に5店舗展開し、25年以上地元で親しまれている洋菓子店。地元産のフルーツを使ったスイーツのほか、卵不使用のスポンジケーキなどアレルギー対応メニューも充実。

–––––橋本:ここまでお話を伺っていると、滋賀での暮らしはメリットばかりのように感じます。逆にデメリットを感じることはないのでしょうか? 末竹さん:実は、よく聞かれるのですが……ないんです。強いて言えば雪が積もるとちょっと大変かな、くらいでしょうか。でもそれも風物詩のようなもので、不便と感じるほどではありません。家族でのびのびと過ごせる今の暮らしが本当にありがたくて、デメリットという感覚は正直持ったことがないですね。

丁寧に暮らしながら、仕事にもしっかり向き合える日々が心地よい
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家族4人で楽しむミシガンクルーズは、特別な思い出に
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”人と科学”を繋ぐ夢を滋賀から

–––––橋本:これから、滋賀県でどのような未来を描いていますか? 末竹さん:まずは今の暮らしを大切に続けながら、子どもたちに「ここがふるさとだ」と胸を張って言ってもらえるような思い出を、たくさん作っていきたいです。この先、親の介護や転勤転職などで少しこの地を離れる時がきたとしても、いずれまた滋賀に戻ってきて暮らしていきたいと考えています。 また、個人的な目標として「コミュニケーションを科学技術で分析し、よりよい社会づくりに役立てたい」という夢を持っています。エンジニアとして働く中で、単なる技術力だけでなく、人と人との繋がりの大切さを痛感してきました。副業で始めたコーチング業もその一環です。実際にマルシェやワークショップなどの機会も増えてきて、少しずつですが、自分なりに夢に近づいている手応えを感じています。

–––––橋本:科学技術と人を繋ぐ活動、まさにこれからの時代に必要な取り組みですね。 末竹さん:はい。滋賀という、自然豊かで温かな人たちがいるこの土地だからこそ、じっくりと自分らしい歩みを進められる気がしています。これからも家族とともに、滋賀でしか描けない未来を一歩ずつ形にしていきたいです。

–––––橋本:におの浜でご家族とともに滋賀の魅力を満喫されている末竹さん。滋賀を「自分たちのふるさと」としてお子様にも感じてもらいたいという想いが、インタビューを通してひしひしと伝わってきました。びわ湖をはじめとした豊かな自然環境、子育て環境の充実など「滋賀ならではの豊かさ」の中で日々を大切に紡がれていらっしゃいます。科学技術とコミュニケーションを掛け合わせた未来を見据え、日々挑戦し続ける末竹さんの姿勢からは、滋賀の地で根を張り、さらなる成長を目指す力強さを感じました。

スーパーの一角には、旬の新鮮なお野菜がたっぷり並んでいます
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のびのびとした滋賀での暮らしの中で、自分らしい働き方も少しずつ実現中
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このプロジェクトの地域

滋賀県

大津市

人口 34.06万人

大津市

大津市企画調整課が紹介する大津市ってこんなところ!

ローカルライター 橋本 愛梨 愛知県出身。千葉県で10年間会社員を経験後、結婚をきっかけに滋賀県大津市・湖西エリアへ移住。住んでみて初めて知った、びわ湖×朝日/夕日の絶景、あたたかく迎えてくださる人々、山と湖に抱かれた豊かな自然、そしておしゃれなカフェや美容院との出逢い。歩くたびに発見があり、心からリフレッシュできるこの場所にすっかり魅了されています。滋賀県の「知らなかった魅力」をひとりでも多くの方に知っていただけるよう、心を込めて発信していきます。

【8/3(日)開催@東京】都会?田舎?住むのにちょうどいいまち「おおつdeくらす2025」滋賀暮らしセミナーで、先輩移住者としてゲスト出演予定です。詳細は、関連プロジェクトをご確認ください。

このプロジェクトの作成者

プロフィール画像

滋賀県大津市は、転入者数が転出者数を上回る社会増を続ける“選ばれているまち”です。 都会派、田舎派どちらのくらしも叶えられるのが滋賀県大津市です。 【大津市を示すデータ】 ・2016年から社会増を続けています。 ・最も多い転入者は、子育て世帯 【大津市が選ばれる理由】 ・抜群の利便性 (JR京都駅に9分、JR大阪駅に40分) ・住宅が取得しやすい ・びわ湖と山のいやしを感じるくらし

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