「燕三条唯一の酒蔵で、“福顔”を届ける酒造り。」酒造りの仲間も募集中

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「興味ある」が押されました!

2025/10/10

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2025/09/18

新潟県の燕三条にある「福顔酒造株式会社」は、明治30年創業、 120年を超える歴史を誇る老舗酒蔵です。

その名の由来は「うちのお酒を飲んだ方の顔が、福顔になってほしい」という初代の想い。 恵比寿様の笑顔をシンボルに掲げ、「顔の見える酒造り」を大切にしてきました。

かつて燕三条には複数の酒蔵が存在していましたが、今では福顔酒造が唯一の蔵元。 その重責を背負いながらも、伝統を守るだけでなく、 個性あふれる日本酒を次々と生み出し続けています。

今回は、そんな福顔酒造で働く3名のスタッフにお話をうかがい、 仕事の魅力や会社の雰囲気について深掘りしました。

燕三条唯一の蔵元、福顔酒造で働く魅力とは。

ーーまずは、みなさんのこれまでのご経歴について教えてください。

横山さん(醸造スタッフ・新潟県三条市出身)

「大学卒業後、長岡の酒蔵で営業をしていました。その後、上京し、クラフトビールのブルワリーパブに入ったんですが、やっぱり自分には“作るほう”が合ってるなと思って福顔酒造に来ました。」

石崎さん(醸造スタッフ・新潟県村上市出身)

「舞台照明の会社で働いていたのですが、焼酎に興味を持ち、鹿児島の蔵で5年間働きました。コロナ禍で新潟に戻ることを決意し、酒蔵を探していたときに福顔酒造に出会いました。地元からは少し遠いので、知らない土地の会社の方が先入観なく働けるかなと思って選んだんです。」

神保さん(新潟県三条市出身)

「私は子育てがひと段落したタイミングで働き始めました。私は福顔酒造が実家でして、ここ生まれ育ちましたが、小さい頃、蔵には“入っちゃダメ”と言われていて(笑)、中のことは働くまで知りませんでした。今は出荷や雑務、イベントのお手伝いなど、いろいろなことをしています。」

ーー福顔酒造で働く魅力は、どんなところにありますか?

石崎さん

「やっぱり“人”ですね。職場の人たちがとにかく優しいんです。質問もしやすくて、何度同じことを聞いても嫌な顔をされない。実際に同じ作業でも、久しぶりにやると忘れちゃって、前に教えた人に教えてもらう、みたいなこともよくあります。(笑)」

神保さん

「本当にそう。私も最初はまったくの素人で、何もできなかったんですけど、周りの人に助けられてなんとかやってこれました。“みんなで助け合う”が自然とできている職場です。」

横山さん

「小さな酒蔵なので、一人ひとりの役割が大きい分、なんでも挑戦できます。仕込みもあれば、試飲会への参加、瓶詰め、出荷まで、全部に関われる。イベントで自分がつくったお酒をお客さんが飲んで、『美味しかった』と言ってくれる。その瞬間が何より嬉しいですね。」

左から、横山さん、石崎さん、神保さん
左から、横山さん、石崎さん、神保さん
恵比寿様の笑顔のシンボルは創業以来受け継がれてきた初代の想いが詰まって
恵比寿様の笑顔のシンボルは創業以来受け継がれてきた初代の想いが詰まって

新潟の蔵元で酒造りって一体どんなお仕事?

ーー業務内容についてもう少し詳しく教えていただけますか?

横山さん

「冬場(11月〜3月)は酒造りが中心です。朝から洗米して、仕込みして、蔵の掃除して。終わったら瓶詰めに移行します。春から秋は主に瓶詰め作業が中心ですね。」

石崎さん

「瓶詰めといっても、ただ詰めるだけの仕事じゃないんですよ。味を確認して、炭を入れて香りや色を整えて、ろ過して、度数を調整して…最終的な“味”を決める重要な工程です。自分の手で商品の仕上げをする感覚があります。」

神保さん

「瓶詰めの後はラベル貼りや出荷の準備など、日によっていろんな仕事があります。決まった担当があるわけじゃなく、みんなで助け合って進める感じです。」

ーー職場の雰囲気はどうですか?社員同士の関係性について教えてください。

神保さん

「酒蔵って家族経営っぽい雰囲気ではありますが、外から入った社員も多く、オープンな職場です。みんなが飲み会好きってわけじゃないけど、作りが始まる前の“ご祈祷”後に飲んだり、終わった後に“お疲れ様会”を開いたり、自然に距離が縮まる場面があります。」

横山さん

「朝礼で他社のお酒をみんなでテイスティングして、“こんなお酒もいいね”とか“もっとこういう味を出したい”って話をすることもあります。お酒のことを自由に話せるのは楽しいです。」

石崎さん

「燕三条という地域自体も、人があたたかいと感じます。イベントも多くて、近くの商店街ともつながりがある。移住してきても退屈しないし、地域に溶け込みやすいと思いますよ。」

ーー今後、福顔酒造として取り組んでいきたいことや目指している姿はありますか?

横山さん

「うちは“変わったお酒”が多いんです。超甘口もあれば、ウイスキー樽やバーボン樽で貯蔵した日本酒まで。社長が新しいもの好きで、新商品もどんどん出します。これからも、“ちょっと変わったけど、ちゃんと美味しい”お酒を出していきたいですね。」

石崎さん

「一方で、既存の銘柄ももっと知ってもらいたい気持ちもあります。すでにいいお酒がたくさんあるので、それをしっかり磨いていくことも大事かなと。」

神保さん

「個人的には、イベントでワークショップみたいなこともやってみたいなって思ってます。蔵の見学はお断りにしているんですが、何かしら体験できる機会があったら面白いですよね。」

朝から洗米して、仕込みして、蔵の掃除して。
朝から洗米して、仕込みして、蔵の掃除して。
「新商品もどんどん出します。一方で、既存の銘柄ももっと知ってもらいたい。」
「新商品もどんどん出します。一方で、既存の銘柄ももっと知ってもらいたい。」

「一緒に“福顔”を届けませんか?」

福顔酒造の魅力は、長い歴史に裏打ちされた確かな技術と、挑戦を恐れない柔軟さ。 そして何より、社員一人ひとりの人柄にあります。 「みんなが優しい」「ちゃんと教えてくれる」「何度でも聞ける空気がある」 ──そんな声が自然と出てくる職場です。

決して大きな会社ではありませんが、だからこそ任される範囲が広く、 自分の仕事が商品に直結するやりがいがあります。 蔵に響く笑い声と、お酒への真剣なまなざし。 その両方があるところが福顔酒造の魅力。

「一緒に“福顔”を届けませんか?」

福顔酒造では現在、【瓶詰めスタッフ】を募集しています。

瓶詰めの仕事といっても、ただ詰めるだけではありません。 味の確認から、度数の調整まで、細かな工程を経て初めて商品になります。 その最終判断を担う責任と面白さが詰まった仕事です。

「日本酒に関わる仕事がしてみたい」「地域に貢献できる職場で働きたい」 ──そんなあなたを、燕三条は歓迎します。

日本酒の知識や経験がなくても大丈夫。 優しい仲間たちが、あなたの挑戦をしっかりサポートします。

まずは話を聞いてみてたい、という方も大歓迎。 こちらの記事へ『興味ある』を押してくださった方に移住コンシェルジュからメッセージさせていただきます!

現在福顔酒造を支える三人の作り手。和気藹々とした雰囲気が印象的。
現在福顔酒造を支える三人の作り手。和気藹々とした雰囲気が印象的。
初代の想いと共に、代々受け継がれる街の宴の味。
初代の想いと共に、代々受け継がれる街の宴の味。

このプロジェクトの地域

新潟県

三条市

人口 9.12万人

三条市

三条市移住コンシェルジュが紹介する三条市ってこんなところ!

ちょうどいい田舎、三条市。 新潟県三条市は、新潟県のちょうど真ん中に位置するものづくりのまち。 東京から2時間と上越新幹線が止まる燕三条駅や高速道路のインターチェンジがあり、アクセス抜群の地域です。人口は約10万人の都市で、中心市街地にいけばスーパーやコンビニがそろっており少し車を走らせると山や自然が豊かな下田地域にもいける都会と田舎の側面を持つ地域。 ものづくりの技術は世界から認められており、 いくつかのアウトドア用品の有名ブランドも実は三条市が本社だったりします。 幻の西洋梨ル・レクチエやシャインマスカットを始めとした豊かな自然が育む高品質な農産物も魅力です。 三条市をもっと知りたい方は、こちらの記事もご覧ください! https://sanjo-city.note.jp/

このプロジェクトの作成者

プロフィール画像

2023年度から三条市移住コンシェルジュとして活動をしている、きら星株式会社という移住サポートをするチームメンバーにて運営しております。

スタッフ1 【三浦佑太郎】 茨城県出身、27歳。前職・エンジニア。 好きなものはサウナとビールと野球と麻雀。 ひとの話をきくのが大好き、好奇心強め。 「いつかは地方へ」と思っていて、面白い場所へ流れていったら三条市へ流れ着きました。

スタッフ2 【本間翔太】 新潟県新潟市出身。 きら星に所属しながらも、三条市内でコーヒースタンドを営んでいます。妻、息子、7匹の猫に囲まれながらおだやかな生活を送っています。

スタッフ3 【神 友里】 地元新潟と湘南の2拠点生活実践中! 夫&息子と、都会的くらしの魅力と、ローカルの魅力、双方を満喫しています。やりたいことが実はローカルで叶った!そういう場面に立ち会えたらと思っております。

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