
「食×地域おこし」町の特産品を使ったスイーツやお惣菜の開発に挑戦【地域おこし協力隊 募集】
最新情報
プロジェクトの募集が終了しました。
2025/11/30「興味ある」が押されました!
2025/11/27ぽっかりと穴が空いているような、少し変わった形をしている長崎県には、大村湾があります。
県のちょうど中央に位置する東彼杵(ひがしそのぎ)町は、その湾に沿って栄えた町。気持ちいい風の吹く早朝に岸辺を散歩したり、退勤時には車から見える夕日に思わずうっとりしてしまう。「海の近くに住んでみたい」という方にとってぴったりな場所ではないでしょうか。この町に移住してくる方は、その美しさが決め手となった、と言う人も少なくないです。
「超便利な田舎」。町民の方はこの町のことをそう表現します。それもその通り、人口7400人あまりの小さな町ですが、県内の市やとなりの佐賀県へつながる高速インターがあり、どこへいくにも交通のアクセスが良いのが特徴です。しかも、長崎空港まで車で20分ほど!
そんな町には、地元民にとっての生活の一部となっている、道の駅「彼杵の荘(そのぎのしょう)」があります。
野菜やくだもの、魚加工品、お味噌、お惣菜、アイスクリーム、お土産など、”この町ならでは”の特産品がずらり。その数の多さから、町の賑わいが伝わってきます。訪れる人は、家族で食材を買いに来たり、お友達どうしでお茶したり。「観光客向け」というイメージの強い道の駅ですが、町に住む方にとっても欠かせない存在のようです。
道の駅の【みせ】記事はこちらから。https://kujiranohige.com/shop/9951/
今回は、そんな道の駅を一緒に守り続けてくれる「地域おこし協力隊」を募集します。地域との結びつきの強いこの場所だからこそ、町おこし事業に関わりたい方にとっては魅力的だと思います。ミッションはずばり、スイーツやお惣菜などの新商品を開発して、この町の「色」を引き出し、発信していくこと。
これまでたくさんの方に親しまれてきた彼杵の荘を大切に守り、この先何十年も続いていく道の駅を一緒に形作っていくメンバーを探しています。欲しいスキルは、お菓子づくり。「専門学校を出てパティシエとしての実務経験があります!」という方はもちろんですが、そこまでの経験がなくても大丈夫。趣味がお菓子づくりで、町おこしにも興味がある、そんな方はぜひこの先も読み進めてみてください。
型に囚われない、自由な発想で
今回、彼杵の荘で募集する協力隊の主なミッションは、スイーツやお惣菜など、”彼杵の荘オリジナル商品の開発”です。
これまで彼杵の荘では、この町の特産品「そのぎ茶」をアピールしようと、抹茶を使ったスイーツを開発してきました。はちみつを入れた生地に、そのぎ茶を練り込ませた白あんがぎっしり入った「茶ちゃ焼き」や、生クリームと抹茶入りの白あんを求肥(ぎゅうひ)で包んで抹茶をまぶした、そのぎ茶づくしの贅沢な大福「茶ちゃ福」など。
というのもこの町は、県全体の約6割のお茶をこの小さな町で生産しており、お茶が町の産業の大部分を占めています。蒸し製玉緑茶(むしせいたまりょくちゃ)という、町に根付いた独自の製法で作られるお茶は、品質もピカイチ。「全国茶品評会」では、過去に日本一を何度も受賞したほどです。
他にも東彼杵町には、イチゴやみかんなどの特産品もあります。町の食を支えてくれている生産者さんと触れ合いながら、どんなことができるか、ぜひあなたの自由なアイデアを膨らませてください。洋菓子でも和菓子でも、焼き菓子でもパフェでも、型にとらわれない自由な発想で。
また、最近は生産者さんの人手不足かつ高齢化のせいで、出品が途絶えてしまったスイーツもあるそうです。町の方と協力して、商品の復活やリニューアルなど、できることはいろいろありそう。
協力隊として活動するうえで一番重要だと言えるのは、「町とのつながり」。どんなことがこのまちに必要なのか、どんなことが求められているのか、どんな可能性を秘めているのか。生産者さんや出品者の方々と話をしたり、いち町民として、町のイベントやボランティアに参加したりするのも、活動のヒントにつながるかもしれません。
▼3年間の活動イメージ ◯1年目:地元理解と試作品開発 ・そのぎ茶や地域食文化への理解を深め、信頼関係を構築。 ・加工所を活用し、試作品の開発&テストマーケティングを実施。
◯2年目:商品化と市場投入 ・試作品を正式商品化し、道の駅やイベントで販売開始。 ・若年層向けプロモーションや集客戦略を実行。
◯3年目:事業基盤の安定・拡大 ・商品の品質向上や安定供給体制を整え、収益モデルを確立。 ・新商品開発や販路拡大にもチャレンジ。


整った環境で、ものづくり事業を一通り経験してみたいという方
商品開発の場は、今年3月に新設された加工場です。必要な設備は全て揃っているので、整った環境で調理に集中することができます。また、年間約80万人が訪れるこの道の駅は、新商品のテスト販売やPRにぴったり。商品が売れたかどうかが一目で確認できるため、改善点や戦略も見えやすいのではないでしょうか。
このミッションの魅力は、ものづくりの事業を一通り経験できるところ。試作品づくりから、商品を安定して供給できるような体制を整え、さらに販路拡大のためのプロモーションまで。これまでに経験がない事でも、まずはやってみよう!と挑戦できる前向きな気持ちのある方に来てほしいといいます。
協力隊は任期が3年ですが、その後は独立も可能とのことです。「将来自分のお店を持ちたいけど、まずは力試しをしたい。」という方もウェルカム。もちろん、そのまま社員として就職も可能です。設備、材料、販路全て整っている環境で、商売について一から学んでみませんか。
代表・岡崎好史さん「町のための活動であれば、私は応援したいと思っています。やりたいことは率先してやってほしいです。挑戦したいという気持ちのある方や、仕事を楽しんでやれる方に来ていただきたいですね。」
試作品づくりから、商品を安定して供給できるような体制を整え、さらに販路拡大のためのプロモーションまで。仲間にやり方を教えてもらいながら、事業を一通り経験できるのもこのミッションの魅力です。経験がなくても、まずはやってみよう!と挑戦できる、前向きな気持ちのある方に来てほしいといいます。
「よく『企業は30年が節目』だと聞きますが、創業してから30年目を迎える会社は、実は1%にも満たないと言われています。」
創業26年目の彼杵の荘も、もうすぐその節目を迎えます。これからも生き残っていけるような道の駅に必要なのは、目の前のお客さまを大切にしていくことと、もう一つ。この町でしかできない、彼杵の荘でしかできない取り組みを続け、発信していくこと。
まちの人々の声に耳を傾けることのできる方。これまで築き上げてこられた礎をもとに、新たないとなみを作り出していける方。自分の考えを人に伝え、形にする行動力のある方。そんな方と一緒に、道の駅「彼杵の荘」を盛り上げていきたいです。


募集要項
※募集者 / 主催者に連絡を取りたい場合、まずは「応募したい」ボタンを押してメッセージを送ってください。
1)地元理解と試作品開発 ・そのぎ茶や地域食文化への理解を深め、信頼関係を構築。 ・加工所を活用し、試作品の開発&テストマーケティングを実施。
2)商品化と市場投入 ・試作品を正式商品化し、道の駅やイベントで販売開始。 ・プロモーションや集客戦略を実行。
3)事業基盤の安定・拡大 ・商品の品質向上や安定供給体制を整え、収益モデルを確立。 ・新商品開発や販路拡大にもチャレンジ。
※地域おこし協力隊制度を活用し着任していただきます。応募条件は下記となります。 (1) 生活の拠点を、3大都市圏をはじめとする都市地域等(過疎地域などの法指定地域を除く)から東彼杵町内に移し、住民票を異動させる者 (2) 町内に1年以上の滞在を予定している者 (3) 心身が健康で、かつ、地域協力活動に意欲と情熱を持っていると認められる者 (4) 普通自動車免許を有している者
◯こんな方に来てほしい! ・趣味がお菓子作りで、普段からお菓子作りをしている方 ・喫茶店やカフェなどでのスイーツ開発の経験がある方 ・製菓学校の卒業者
スイーツ開発の経験(喫茶店やカフェなど)、専門学校等で身につけた製菓に関する知識
月額198,709円(賞与あり/2年目以降昇給あり) 活動経費:活動に必要な経費は予算の範囲内で株式会社 彼杵の荘が支出します。(通信費,消耗品費,備品購入費,活動旅費など地域おこし協力隊推進要綱に基づいて町が適正と認めたもの。家賃補助と車両リース料など役場が直接支払う項目分は差し引かれます)
・雇用形態:【企業派遣型】東彼杵町地域おこし協力隊(雇用先:株式会社 彼杵の荘) ※地域おこし協力隊の業務に差支えない範囲で兼業、副業を行うことができます ・稼働時間:9:00~17:00の7時間×週5日 ・任期:1年単位で更新し、最長3年 ・ 福利厚生:各種社会保険完備,支援活動に必要と認められる車両・物品等の貸与
住所
連絡先
■申込受付期間 令和7年10月1日(水)〜令和7年11月30日(日)
■選考の流れ (1)第1次選考【書類選考】 下記提出書類を受付期間内に問い合わせ先の記載メールアドレスまでメールにてお送りください。 <提出書類> ・エントリーフォーム ・住民票(スキャンデータ等をPDFにしてお送り頂きます)
(2)第2次選考【面接】 第1次選考合格者については、面接による第2次選考を「東彼杵町役場」にて実施します。
日時:11月中旬~12月上旬 ※日程調整は書類選考通過者と事務局にて調整の上、決定致します。 場所:東彼杵町役場
(3)その他 ※選考経過及び結果等に関するお問合わせにはお答えできません。 ※応募に係る経費(書類申請費用及び面接時の交通費など)はすべて応募者の自己負担となります。 ※選考の流れや手法等については変更される可能性がありますのでご了承ください。
■応募方法 応募希望者の方は上記メールアドレスに名前・ふりがな・現在の居住地(現在、 住民票がある場所)を記載の上、メールをお送りください。事務局にて確認次第、 エントリーフォームを事務局よりお送りします。
長崎県東彼杵町役場 総務課 企画係 「地域おこし協力隊」募集事務局
このプロジェクトの地域

東彼杵町
人口 0.72万人

長崎県東彼杵町が紹介する東彼杵町ってこんなところ!
【まちの概要】 ・長崎県のほぼ中央。県内どこへ行くにも便利 ・長崎空港までは車で約30分、高速道路ICやJRの駅などアクセスの良さも自慢 ・年間の平均気温は17度前後。温暖な気候に恵まれ、災害の少ない地域 ・日本一に選ばれた「そのぎ茶」のほか、いちごやアスパラ、米など豊かな農産品
【暮らし】 ・町づくりに積極的な地域団体も活躍! 移住者の参入もウェルカム ・大村湾を望む海岸線やキャンプができる山など、遊べる自然が充実 ・道の駅やフォトスポットとして人気の「千綿駅」など観光コンテンツもあり ・町内全域に光回線を整備。リモートワークも楽々 ・コミュニティスクールを全校に設置!子育てに積極的な町
【運営より】 プロジェクトの相談だけでなく、暮らしや生活面でのサポート、住民との橋渡しなど、少しでもお力になれれば幸いです。一緒に頑張っていきましょう!!
このプロジェクトの作成者
東彼杵町は、波穏やかな大村湾と豊かな緑の茶畑に囲まれたゆったりとした町です。長崎県の中央部に位置し、古くから交通の要衝として栄えた宿場町でもあります。現在もICを備え、長崎空港へのアクセスも抜群。「便利な田舎」として田舎暮らしに憧れる多くの移住者に選ばれています。 特産品の「そのぎ茶」は品質、おいしさともに日本一を受賞したおいしいお茶です。 東彼杵町で、ほっと一息ついてみませんか。


















