募集終了

【住居あり・副業OK】北海道でワイン用ぶどうを育てませんか。正社員登用・冬季長期休暇あり

お仕事
公開:2025/10/19 ~ 終了:2026/04/29

最新情報

プロジェクトの募集が終了しました。

2025/12/01

「興味ある」が押されました!

2025/11/25

北海道の岩見沢市と余市町で、ワインぶどうを育てながら、季節に寄り添う暮らしを共にする仲間を募集します。

私たちの働き方は、季節のリズムそのもの。 春から秋は畑で汗を流し、冬は約2ヶ月の長期休暇。その時間をどう過ごすかは、あなた次第です。

自然相手の仕事は楽ではありませんが、都市にも近い「ちょうど良い田舎」で、地に足の着いた手触りのある毎日がここにあります。この働き方に興味が湧いたら、ぜひ一度オンラインでお話ししましょう

▼まずは話を聞いてみたい方へ▼ 採用に関係なく、現場スタッフと気軽にお話できる オンライン面談 の機会を用意しています。"興味ある"または"応募したい"ボタンを押していただいた方に詳細をお送りしますので、気軽にどうぞ🍇(情報をご覧いただいた上で、オンライン面談を申し込まなくても大丈夫です)

次の10年を、共に創る仲間を探しています。

🚩なぜ、私たちはここでぶどうを育てるのか

私たちの目的は、ただぶどうを作ることではありません。 その先にある 「いいワインのために、この土地と向き合う」 こと。そして、その営みを 「共に長く、楽しく」 続けていくこと。

その想いに共感し、次の10年を一緒に創ってくれる仲間と出会いたい。 それが、今回私たちが募集を行う背景です。

🧑‍🌾農作業であり、事業であり、探究でもある

ワイン用ぶどう栽培は、単なる農作業ではありません。ひとつの「事業」であり、ぶどう樹と共に過ごす営みでもあります。少人数のチームで圃場全体の運営を主体的に担っていきます。

  • 栽培実務 日々の剪定・誘引・収穫といった栽培実務が仕事の核となります。自分の身体を動かした分だけ、目の前の景色が変わっていく。そんな手触り感のある毎日です。
  • 知的探究 気候や土壌の分析、より良い栽培方法の研究、国内外の論文からヒントを得るなど、机に向かう時間も重要な業務です。自然という答えのない問いに向き合う、知的な面白さがあります。
  • チーム運営 資材の発注や繁忙期のアルバイト人材の確保などのも含め、各圃場内のチームで協力し、ワイナリーや圃場間での情報共有もしながら、ワインのためにより良いぶどうを効率的に栽培する方法を常に模索し、実践していきます。
  • 地域で生きる 私たちの圃場があるのは都市部ではなく地域であり、そこにある地域社会や人間関係とも無関係ではいられません。近隣の農家さんとモノや労働力のやり取りをしたり、地域行事へ参加したり、つながりのある暮らしが自然に存在しています。

🍷そしてワインへ

私たちの仕事は、40年以上の歴史を持つ栃木県の「ココ・ファーム・ワイナリー」の新しい挑戦の舞台でもあります。

地球温暖化や就農人口の減少など、農業を取り巻く環境が変わる中で「これまでにない日本ワインを」と栃木県外に開かれた新しい圃場が、私たちの現場です。

日々の地道な作業からワインを生み出し、人に届け、自分たちでも楽しむ。 何より、畑で飲む一杯は格別です。 SNSでは伝えられない、この実感に満ちた生活をぜひ味わってほしいです。

農業未経験、北海道外からのスタッフも第一線で働いています
農業未経験、北海道外からのスタッフも第一線で働いています
誰かの「おいしい」に繋がる、実感に満ちた仕事です
誰かの「おいしい」に繋がる、実感に満ちた仕事です

私たちの働き方:季節のリズムと、暮らしのリアル

移住には、期待と同じくらい不安もあるはずです。 ここでは、私たちの働き方と、そこから生まれる「暮らしのリアル」をお伝えします。

  • 季節に寄り添う、大きな時間の流れ 私たちの働き方は、季節のサイクルそのものです。春から秋にかけては畑で汗を流し、畑が雪に覆われる冬(1月〜3月中旬)には、約2ヶ月の長期休暇があります。この「余白」の時間をどう使うかは、あなた次第。副業でスキルを磨いたり、趣味に没頭したり、暖かい場所へ旅に出たりと、メンバーは思い思いの冬を過ごしています。私たちは、業務以外も含めた暮らしが豊かであってほしいと願っています。

  • 住まいのこと:選択肢と、正直なところ 移住のハードルを少しでも下げるため、圃場内の住居も選択肢の一つとして用意しています。ただし、昔ながらの民家のため、外装や内装に痛みがあったり、快適とは言えない部分もあります。都市部のアパートを借りる選択肢も含め、そうした現実もしっかりお伝えした上で、あなたに合った暮らし方を一緒に考えたいと思っています。

  • この土地の魅力:オンとオフのバランス 畑は自然豊かな場所にありますが、岩見沢は札幌まで特急で25分、余市は小樽まで車で約30分と、都市部へのアクセスも良好です。 「平日は自然の中で静かに仕事に集中し、休日は気になるお店を巡ったり、友人と会ったりする」 そんな、都市と自然の“いいとこ取り”も可能です。

📮圃場スタッフからのメッセージ

最後に、圃場スタッフのメッセージをお送りします。 ご興味持たれた方は"興味ある"または"応募したい"ボタンを押してください。現場スタッフから気軽に話が聞けるオンライン面談の情報をお送りします🍇 オンライン面談を申し込まなくても大丈夫ですので、お気軽にどうぞ。

================ 【どなたかに届きますよう】 北海道の栽培スタッフ 川野です。 ワインの葡萄畑で働き始めて、早7年が経ちました。

これまでを振り返れるほど歩めてはいませんが、今日も畑で一歩を踏み出せていることを、本当にありがたく感じます。

とにかく、おもしろいのです。

・手で触れられること ・身体を動かした分だけ目の前の何かが変わること ・自分と同じように歳を重ねていく樹の美しさと、それを容易に毀損してしまう自分の下手さ ・海外や国内の専門書や論文から得られる理論やヒント ・見て、感じて、動いて、考えての繰り返し ・同じ畑で共に働く相手にすらうまく共有できない身体知的な何か ・自分が主体にはなり得ず、あくまで畑の生物らにとって居心地の良い環境づくりしかできないということ ・「明日の作業予定、一年間のブドウ樹の動き、数十年後の温暖化した気象」まで多様な時間軸が渾然一体となって存在していること ・春の芽吹き、熟したブドウの味わい、酒の楽しさ ・必需品ではないものを作って売る不安定さ ・お金と目の前の現実の繋がり、地域社会の濃さ ・畑で飲むワインの美味しさ

頭も体も心も、全身を使って生きていると感じられる。 この時間が、フワフワとした芯のない僕を今日も深く繋留してくれています。

“雇われ農家”としてこんな風に働く僕ですが、この度、所属する会社が北海道の栽培スタッフを募集することになりました。 僕の働く畑と、もう一カ所。この先10年、畑を共に育てていける方を探しています。

このおもしろさを、共に過ごすことができれば幸甚です。

2025年秋 北海道岩見沢市栗沢町 収穫シーズンの畑にて
イベントへの出店や行政との連携など、ワインを核に地域と様々な繋がりが持てます
イベントへの出店や行政との連携など、ワインを核に地域と様々な繋がりが持てます
畑が眠る冬、私たちも長期休暇です
畑が眠る冬、私たちも長期休暇です

募集要項

※募集者 / 主催者に連絡を取りたい場合、まずは「応募したい」ボタンを押してメッセージを送ってください。

就業場所
北海道岩見沢市栗沢町 または 北海道余市町(どちらかの専属で、異動は基本ありません)
業務内容

ワイン用ぶどう栽培を、単なる農作業ではなく、ひとつの「事業」として捉え、圃場全体の運営を主体的に担っていただく仕事です。日々の剪定・誘引・収穫といった栽培実務を核としながら、気候や土壌の分析、栽培方法の研究、資材発注などの栽培を支える業務を同時に進めていきます。

必須経験やスキル
  • 35歳まで。性別不問。社会人経験1年以上で、チームに溶け込める明るく元気な方
  • ワインとブドウ(農業)に関心があり、探究心がある方(現時点での知識・経験は重要視しません。将来的にこの面白さに共感し一緒に働ける方を求めています)
  • 圃場から車で20分圏内に住める方
  • 普通自動車免許(AT限定可)所持
あれば歓迎する経験やスキル

デザイン、ライティング、マーケティング、プログラミングなど、あなたの専門スキルは、冬の長期休暇中の副業として活かすこともできるほか、圃場運営においても役立ちます。

来訪者のために圃場地図をデザインしたり、広報用の文章を書いたり、ワインの販促案を企画したり、業務のDX化を進めたりなど、通常業務に慣れてきたら、楽しみながら取り組めるフィールドも多くあります。

給与

月給20万円〜45万円(年俸240万円~540万円ほど)。経験・能力を考慮の上、決定します。

冬の長期休暇中も月給は変動しません。副業での収入を加えて、あなたらしい生活設計も可能です。

正社員登用後は、実績に応じた固定給+変動給の体系へ移行します。一般的な給与体系と異なりますので、詳細はオンライン面談にてお伝えします。

雇用形態・勤務時間

雇用形態は正社員登用を前提とした一年更新の契約社員となります(3年目から正社員登用を想定)。

勤務時間は、ブドウ生育期間中の3〜12月は8:00〜17:00(休憩60分)週休1.5日が基本です。基本は週末休みですが、天候や作業の進捗状況に合わせて勤務日や時間は柔軟に調整されます。

例えば、9-10月の収穫・仕込みシーズンのような農繁期には個人的な予定を入れることは難しくなる一方で、1-2月の雪が積もって畑に入れなくなる時期には長期間休みを取ることができます。

個人の生活と会社の事業と、うまくバランスの取れる形を目指しており、「絶対に土日は休みたい」などの希望は通りませんが、「この日は子どもの授業参観があるので休みにする」などは、急ぎの作業がなくメンバーの同意が得られていれば柔軟に調整が可能です。

募集者 / 主催者
株式会社こことある
募集者 / 主催者の
住所
北海道岩見沢市栗沢町茂世丑1657
募集者 / 主催者の
連絡先
coco.vineyard@gmail.com
その他

社会保険完備。圃場内の住居も選択肢として用意しています(詳細はオンライン面談にて)。ワインや栽培に関する勉強会への参加支援もあります。

株式会社こことある

このプロジェクトの経過レポート

このプロジェクトの地域

北海道

北海道

人口 501.66万人

北海道

川野寛が紹介する北海道ってこんなところ!

北海道は今、日本ワインの産地として海外からも注目を集めています。中でも私たちの畑がある空知(岩見沢)と後志(余市)は、個性豊かなワイナリーが集まる中心地です。

この地域では、ワインは単なる農産物ではなく、地域を豊かにする「まちづくり」の核の一つとして根付き始めています。ワイナリー巡りを楽しむ観光客が増え、地域のレストランとの連携も生まれ始めています。最近では「一般社団法人空知ワイン協会」が設立されるなど、地域全体で品質向上と魅力発信に取り組む機運も高まっています。

このプロジェクトの作成者

プロフィール画像

はじめまして、川野 寛(かわの ひろし)と申します。 1988年に東京で生まれ、北大農学部を卒業したものの、楽器屋や出版社を転々としていました。

7年前に、縁あってワインぶどうを育てるこの仕事を北海道で始めて、ようやく「全身を使って生きている」という手応えを感じています。

相方と二人の娘と4人家族で、北海道の地方都市で楽しく生活中です。

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