あなたの力を商店街の復興のために貸してください！ 「まちなか復興支援員」募集！！

●受入先の現状と課題 　商店街振興組合には、現在約60軒の会員がいますが、高齢化や能登半島地震の影響もあり、会員が減少し、空き家や空き店舗も増加し、街の記憶の継承が困難になってきています。 そのような中、商店街のビル２棟が能登半島地震で大きな被害を受けたため、公費解体していく方針が決まりました。16世帯の店舗（住居）が対象となり影響も大きいため、これを踏まえて商店街の今後について、検討していく必要が生じています。 　そこで、跡地利用の検討とその後のまちづくりについて、住民の合意形成や大学教授等（東京科学大学真野先生）などの協力者との橋渡しを担い、まちづくりの方針を市や大学とともに考え、つなぎ役になっていただける人材を求めています。

●主な任務 ・公費解体後の跡地利用、まちづくりに関する住民意向の調査と方針の検討 ・震災復興に関する先行事例の調査　 ・住民の話し合いや合意形成のサポート ・震災前の景観の記録収集と保存、家屋等の活用方法検討 （家屋実測、模型作成、古材の再利用促進など）

●３年間の活動イメージ １年目 ・公費解体後の跡地活用に関する住民意向の調査、活用方針検討 ・復興に向けたデータ収集、先進地視察（現状把握、震災前の記録） ・住民の話し合いや合意形成のサポート （ワークショップ、意見聴取、取壊後の追跡調査など） ２年目 ・公費解体跡地の活用方針の関係者での合意 ・住民の話し合いや合意形成のサポート （ワークショップ、意見聴取、取壊後の追跡調査など） ・解体される家屋（古材）を活用した空き店舗のリノベーション設計、DIY工事等の実施 ３年目 ・公費解体跡地の（暫定）利用開始、実証実験等への協力 ・住民の話し合いや合意形成のサポート （ワークショップ、意見聴取、取壊後の追跡調査など） ・解体される家屋（古材）を活用した空き店舗のリノベーション設計、DIY工事等の実施

●３年後までに達成してほしい目標 ・公費解体後の跡地利用に関する長期展望（ビジョン）が作成され、住民・市の合意形成が取れていること。 ・（可能であれば）具体的な事業として、中央町商店街の空き店舗や解体跡地の暫定的な利活用が進んでいること。

●任期終了後のイメージ 中央町商店街において、活動期間中の知見を活かしながら ・空き家等を活用した新規ビジネス ・既存店舗の継業 ・建築設計事務所の起業（建築士資格持ちの場合） などの仕事を生みだしてほしいです。 そのうえで、任期後もまちづくりに地域の一員として携わってもらいたいです。

●１週間の活動イメージ（初年度） 月　連携する大学の研究室及び市役所、関係者とのミーティング 火　ワークショップ開催準備（資料作り） 水　公費解体跡地利活用に関するワークショップの開催 木　ワークショップの記録まとめ、情報発信 金　休み 土　解体家屋（の資材）を活かした設計、他自治体の復興事例調査 日　休み

●１日の流れ（例） 8:30～10:00　復興支援を行う大学の研究室とオンラインミーティング 10:00～12:00　氷見市役所の復興担当とミーティング 12:00～13:00　昼休憩 13:00～15:00　中央町商店街メンバーとワークショップ打ち合わせ 15:00～17:15　ワークショップの資料作成　

●求める人物像 能力・性格 ・地域住民と丁寧にコミュニケーションを取ることができる ・住民の思いを具体的な絵や模型等を用いてまとめることができる ・「まちづくり」への関心と基礎的知識を持っている 経験・資格 ・大学等で建築学を専攻した経験 ・一級建築士もしくは二級建築士の資格 ※あれば望ましいですが、未経験、未資格でも歓迎します。

☆サポート体制 ・商店街組合理事長の竹添が全体のコーディネート、サポートを行いつつ、副理事長の藤田が住まい探しなど、円滑な移住に向けた手続き支援を、もう一人の副理事長の沖島が、地域とのコミュニケーションの取り方など、地域住民との連携をサポートしていきます。 ・現在、商店街と連携している東京科学大学の能作研究室、真野研究室と協力して復興支援に取り組んでいきます。

☆推しポイント ・地域住民と移住者が協力してまちづくりに取り組んでいます。理事長も副理事長の藤田も移住者なので、移住者受け入れに前向きな地域です。 ・商店街の復興に向けて東京科学大学と連携していますので、建築やまちづくりの専門性を高めることができます。（成長できる環境があります。） ・活動の拠点となる中央町商店街周辺は、生活に必要な施設が徒歩圏内にそろっており、暮らしに不便を感じることはほとんどありません。都市部からの移住を検討されている方にも、安心して新生活を始めていただける環境です。 　【スーパーやコンビニまで徒歩約5分　郵便局、銀行、飲食店も徒歩圏内に複数あり 　氷見駅までは約2km（徒歩でもアクセス可能）　高岡方面への直通バスも利用可能】

☆一緒に働く人からのメッセージ 〇氷見市中央町商店街振興組合理事長 竹添さん 　氷見市中央町商店街は、とても魅力的な街です。伝統的な地縁コミュニティ（町内会）と、商売繫盛を目的とする合理的なアソシエーション（商店街組織）が混ざり合う居心地の良さがあります。海も近く豊かな自然環境がありながら、スーパーやコンビニ、銀行や郵便局なども近く、利便性の高さも両立しています。この素敵な街で、震災からの復興を一緒に進めてくれる仲間を求めています。ぜひ一緒に取り組んでいきましょう！

〇氷見市中央町商店街振興組合副理事長 沖島さん 　氷見市中央町は令和６年能登半島地震にて被災して復興に向けて歩み始めております。目指すは「居場所」としての「まちづくり」であり若い人の感性が必要となります。地域住民とのコミュニケーションを通じて「まちづくり」に共に取組みましょう。 様々な問題・課題に突き当たるとは思いますが、共に問題解決に向けて取組むことで、新たな一歩を皆で楽しみながら踏み出していきましょう。お待ちしております。