
【お散歩音声ガイド付き】約800年続く五人百姓 池商店28代目と一緒にまちの歴史を歩く
開催日程:
2025/12/09 15:01 ~ 2026/12/31 14:59
最新情報
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2025/12/10「興味ある」が押されました!
2025/12/10「人生に何度も訪れたくなる琴平へ」
全国から世界からノマドワーカーや街との関わりを楽しむ関係人口が多く集まりつつある香川県琴平町。 琴平町には、長くから全国の人々から信仰されてきた金刀比羅宮があります。 「一生に一度は、こんぴらさん」全国から海を渡り参拝されてきた歴史があります。
その金刀比羅宮の境内で唯一商売を許された5軒の飴屋さんがあります。 それが「五人百姓」です。
先祖代々、何百年もの間、神事のお手伝いを続けてきた功労で境内で唯一商売を許される「五人百姓」は、御利益飴として、こんぴら名物「加美代飴」を販売しています。日本で初めての食べられるお土産とも言われているそうです。長年お土産として親しまれています。
五人百姓の一つ「池商店」は、1245年に天皇から手紙を頂いたという歴史があるようです。 その年を創業年とされています。
琴平町の地域プレイヤーさんのお話を聴きながら歩く「琴平オーディオ散歩」 ナビゲーター 「池商店」28代目 池 龍太郎さん
今回ナビゲートしてくださる池商店28代目となる池 龍太郎さんは、「一生に一度ではなく、人生に何度も訪れたくなる琴平にしたい」という思いから琴平の語り部としても活躍されています。 そんな、池さんに琴平町を「観光ではない、一歩深く楽しめる」お散歩コースをナビゲートしてもらいます!
一生に一度ではなく、何度でも訪れたくなる街へ
「この街では、いい偶然が毎日のように起こるんです」 そう笑顔で語るのは、金刀比羅宮の門前町・琴平で五人百姓のひとつ「池商店」を受け継ぐ28代目、池 龍太郎さん。
千年の歴史を受け継ぐ「五人百姓」の末裔
金刀比羅宮が創建された当時、神様にお供してやって来た一族が「五人百姓」と呼ばれました。 百の仕事をこなす“何でも屋”として神事を支えたその家系に、池家は名を連ねる。池という苗字は、琴平の山にある池の近くに守るように住んでいたことが由来するそうです。
五人百姓池商店の創業は、1245年に天皇陛下から勅命のお手紙をいただいたという記録から創業年とし、今では780年続いている。池龍太郎さんで28代目となります。 神事を支えながら、境内で商売が五人百姓のみ認められ、ご利益を持ち帰る飴「加美代飴」をつくり続けています。 そして、池龍太郎さんは、その歴史を町の子どもから観光客まで歴史を伝える“語り部”として活躍しています。
家業を継いだきっかけは「コロナで助けられなかった悔しさ」
銀行員、行政職を経て、池さんが家業を継いだのは2023年。 小さい頃から参道の商店のじいちゃんばあちゃんに育てられてきた池さんは、近所の鍵を預かり朝シャッターがしまっていると駆けつけたりと助け合ってきました。 しかし、コロナ禍で接触ができなくなっていた時期に、初めて“助けられなかった”人が出たといいます。「コロナ禍にお世話になってきた地域の人々が、人通りがなくなり弱っていく姿をみてこの街を守りたいという思いが強くなりました」。
2021年から池商店の店舗改修を始め、工事は地域のイベントに。 床を剥ぐ日、壁を塗る日を近所の人たちと共有し、笑い合いながら再生した。 「生存確認がしたかった」と笑うが、そこには人と人の絆を再び結び直す想いがあります。
“いい偶然”が生まれるスモールワールド 琴平町は面積わずか8.47平方キロメートル。池さんはこの“ちいささ”の魅力を語ってくれました。 「紹介したい人がいるって話してたら、もうその人が目の前を歩いてくる。そんな偶然が毎日起きるんです」。 それは顔の見える関係が息づく町の証。誰かのゲストが来ると、まちの仲間が「今日行ける人?」と声をかけ合い、自然とおもてなしの輪が広がります。
朝6時、金刀比羅宮の開門を知らせる太鼓が鳴る。背中から昇る朝日と太鼓の響きが、池さんの一日の始まり。 「眠くても目が覚めるほどの音。あの太鼓を聞くたびに“今日もこの町で頑張ろう”って思えるんです」。
観光地から「滞在地」へ――新しい琴平のかたち
「江戸時代、“一生に一度は金比羅参り”と言われていました。でも僕らの時代は“人生に何度でも訪れたくなる街”を目指したい」。 池さんは、観光地から“滞在地”へ進化する琴平を描かれています。 「お土産や観光だけじゃなく、人との出会いを通して“また来たい”“住みたい”と思ってもらえるようにしたい。絶景ではなく“絶人”がいる街にしたいんです」。


ただの観光ではもったいない。琴平を一歩深く楽しむ
池商店をスタートして、琴平駅までご案内します。 琴平の歴史と営みを感じるまち歩きをしてみませんか?
【音声ガイドのコース】 池商店→金丸座→表参道→一ノ橋→JR琴平駅
「一生に一度」から「何度でも訪れたくなる」琴平へ。 五人百姓 池龍太郎さんが、門前の石段や裏参道、日本最古の芝居小屋「金丸座」へとご案内。 階段や名所の“表”だけでなく、暮らしと歴史が交差する“間”の物語を、池さんと一緒にまちを歩きながら体験してください。
【出発場所】 「五人百姓 池商店」 入り口からスタート 香川県仲多度郡琴平町933 オーディオコンテンツのURLを開き、再生してください。
【興味ありボタンを押すと、メッセージでオーディオコンテンツのURLが届きます】 記事内のイベント詳細欄にもURLを記載あります。 お散歩後は、ぜひご感想などいただけたら嬉しいです。


募集要項
※募集者 / 主催者に連絡を取りたい場合、まずは「応募したい」ボタンを押してメッセージを送ってください。
まちがもっと面白くなる お散歩音声ガイド 「約800年続く五人百姓 池商店28代目と一緒にまちの歴史を歩く」
2025/12/09 15:01 〜 2026/12/31 14:59
お散歩の時間50〜90分程度
無料
興味ありを押した方へメッセージで音声コンテンツの下記URLが届きます。 届かない方は、下記のURLよりアクセスください。 https://open.spotify.com/episode/6s4Au3XQjtcZ7DYYACU8CT?si=kOpYCON5Seaig-2gms8KjQ
「五人百姓 池商店」 入り口からスタート 香川県仲多度郡琴平町933
音声コンテンツは、皆さんのペースにあわせて、再生や停止をしながらご活用ください。
スマウト運営事務局
このプロジェクトの地域

琴平町
人口 0.77万人

宮部 誠二郎が紹介する琴平町ってこんなところ!
「一生に一度は、こんぴらさん」。 数百年前から日本中の人々を惹きつけてきた香川県琴平町には、今も毎年約250万人の観光客が訪れます。高速バスや飛行機、瀬戸大橋を経由した車・電車、さらには瀬戸内海を渡る船など、全国からのアクセスも抜群です。
そんな琴平では、“いま”地元の人と外から来た面白い大人・学生たちが混ざり合い、刺激的なイベントや企画が次々と生まれています。最近では、世界中からデジタルノマドが滞在しはじめ、まちの空気がますます面白く変化しています。
ぜひ、それぞれの「関わりしろ」を見つけて、琴平の躍動を体感してみてください。
このプロジェクトの作成者
面白法人カヤック ちいき資本主義事業部 『スマウト』ディレクター
カヤック本社のある鎌倉育ち 学生時代からまちと人の出会いづくりに興味を持って、フリーペーパーやイベントなどをよく手がけておりました。
不動産情報サービス企業で住宅ポータルサイトの運営やWEB広告代理事業を経験。2018年よりカヤックLiving(現・面白法人カヤック)が展開する移住スカウトサービス「スマウト」の立ち上げ時より携わり、マッチングのサポートをしています。 地元鎌倉では、地域プレイヤーとして『鎌人いち場』というコミュニティマーケットの主催もしています。 まちをもっと面白く!みなさんのまちとの出会いを応援しています。
















